- 2023.03.17
ホームページ制作が必要な理由
多くのクライアントはホームページ制作を営業ツールだと考えています。
それだけでも問題はないですが、実はそれだけではなく、解決できる問題は非常に多くあります。
今回は、これまでの経験から、どんな理由が存在するかを紹介します。
ホームページ制作とは
ホームページ制作とは、企業が何かしら目的を持って、インターネットに自社情報を公開できる広告物を作成することを言います。
最近はあまり言われませんが、昔はよく制作したホームページは24時間働く営業マンというフレーズを一度は耳にした経験がある方も多いと思います。
このように、インターネットにアップロードすると、24時間365日稼働してくれ、適切な集客対策を行えば、休むことなく働き続けてくれます。
もちろん、詳細は以下で紹介しますが、単に営業メリットだけではなく、他にもさまざまな目的で作成されます。
実際にこれまでの経験で言えば、この目的こそが非常に大切で、例えば、ライバルサイトが公開されているから自社も作っておかないとなどの曖昧だと成果を得ることはできません。
また、さらには社内体制の構築も重要で、業者に依頼をするにも、誰が窓口になるか、検討はどういう流れで行うかなど明確に定めたうえで発注しましょう。
基本的には、どんな目的で作るか、どういう流れで作業を行うか、この2点をしっかりと把握すれば、必ず御社が期待する以上の効果を発揮できます。
では、どのような目的で作るケースが多いかを紹介します。
ホームページを制作する理由
どんな場合にホームページ制作を行うかを紹介します。
営業
多くの企業が求められるのが営業目的で、インターネットに公開して、新規見込み顧客からの問い合わせの獲得や、ネットショップであれば商品販売になります。
多くの企業が求められるということは、当然インターネットに公開しても、ライバル企業数は非常に多くなります。
そのため、成果を出すと考えると結構難易度が高くなり、ただ公開するだけでは、期待通りの結果は得られません。
そこで大切なのが、戦略と戦術を持って計画やスケジュールに基づく、運用作業になり、確実な実行を行えば、必ずライバルに勝て、期待以上の成果を発揮できます。
ユーザーサポート
業種次第では、ユーザーサポートサイトを構築するケースもあります。
例えば、御社の商品を購入したユーザーからのよくある質問サイトなどを作成しておけば、インターネットでサポートが可能になります。
ここでの目的の多くは、コールセンターなどの利用頻度を抑えて利益率の向上や、さらにはユーザー満足度の向上などがあります。
実際にSEOは不要であるため、営業目的よりは難易度が下がると考えてしまいがちですが、その分、ウェブデザインやユーザーフレンドリーへの意識が必要で、結構大変な労力を伴います。
市場調査
上場企業では少し難易度が高いですが、中小企業なら自社がこれからリリースする商品サイトを作成すれば、ユーザーの興味関心を把握できます。
もちろん、商品企画が決定する前に行った方が良く、ユーザーの興味関心をグーグルアナリティクスなどのアクセス解析を使って確認すれば、内容の最適化が可能になります。
もちろん集客数になるグーグルやヤフージャパン、マイクロソフトビング、ダックダックゴーの日本国内で主要なサーチエンジンからの流入数への意識が必要です。
また、ツイッターやフェイスブック、インスタグラム、リンクトイン、ビジネスプロフィールなどのソーシャルメディア運用も必要です。
当社は経験がありませんが、聞いた話では、リスティング広告へ出向されるケースもあるそうです。
このように市場調査を行うにしても、集客力が不足してしまうと、アクセス解析が示す数値データが役立たないため、人を集める対策をしっかりと行う必要があります。
広告収入
営業目的と似ていますが、広告収入の獲得を狙うケースもあります。
分かりやすい例だと、ポータルサイトを構築し、同じテーマの企業の広告を掲載すれば、月額で売上を立てることが可能です。
また、昨今では、〇〇に強い企業一覧のようなブログ記事が流行っていて、そこに情報を掲載するという広告も増えています。
ただ、広告主を集めるには、訪問者数やページビュー数、理想を言えば成果が出る根拠が必要で、かなり集客対策に本気で取り組む必要があります。
明確な理由を持ったホームページ制作
明確な理由を持つほど高い成果を出せます。
例えば、単に営業目的とするだけではなく、なぜ商品が売れるのかを企画段階で検討し、その理由を含めたコンテンツ作成を実施すれば、期待以上の成果を発揮します。
この明確な理由は、初回ミーティングでクライアントに確認すると、多くがよく分からないと言われますが、理想はトップセールスに確認を取る対応がもっとも手っ取り早いです。
トップセールスは、思い付きで会話を構築しているわけではなく、明確なキラーワードの発見や、成約率が高い発言の流れを明確に保有していると思います。
ウェブマスターはこれらを営業マンに確認し、そしてその情報を活かして、サイト構成やコンテンツ作成を行うことで、期待以上の成果を発揮します。
これからホームページ制作を実施される方の参考になれば幸いです。