タブボタンとは、サイト上に設置されたタブをクリックすることで、ページを移動せずに表示コンテンツを切り替えられる機能です。コンテンツ量が多いページでも、情報を整理してコンパクトに見せられるため、多くのホームページで活用されています。
このページでは、タブボタンの役割やSEOへの影響、大手サイトのデザイン例を紹介します。
タブボタンとは
タブボタンとは、ホームページのコンテンツ表示方法の一つで、タブをクリックするとページ遷移なしで表示内容が瞬時に切り替わる仕組みです。
身近な例としては、Yahoo! JAPANのトップページがあり、検索バーの下に「主要」「経済」「エンタメ」「スポーツ」などのタブボタンが並んでいます。見たいジャンルをクリックするだけで、ニュースの内容がその場で切り替わります。
通常、ホームページのコンテンツは縦に並べて表示しますが、情報量が多いとページが長くなり、ユーザーが必要な情報にたどり着きにくくなります。タブボタンを使えば、限られたスペースにカテゴリ別の情報を整理でき、ユーザーは自分が見たい内容だけを選んで閲覧できます。
見た目もすっきりするため、デザイン性と使いやすさの両方を高められる便利な機能です。
タブボタンがホームページで果たす役割
タブボタンの役割は、ページを長くせずに多くの情報を整理して伝えることです。
たとえば、サービス紹介ページで3つのプランを説明する場合、すべてを縦に並べるとページが長くなり、ユーザーは何度もスクロールしなければなりません。タブボタンで「プランA」「プランB」「プランC」と分ければ、同じスペース内で各プランの詳細を切り替えて確認でき、比較もしやすくなります。
また、タブボタンはユーザーに能動的な操作を促すため、興味のある情報だけを効率よく閲覧してもらえます。不要な情報までスクロールさせることがなくなり、ページの離脱防止にもつながります。こうした使いやすさの向上が、お問い合わせや購入といったコンバージョンにも良い影響を与えます。
タブボタンが与えるSEOへの影響
タブボタンを導入するとき、隠れたコンテンツが検索エンジンに評価されるのかを心配される方は多いです。
以前は、デフォルトで表示されているタブの内容だけが評価され、非表示のタブに含まれるコンテンツは無視されていました。そのため、SEOの観点からタブボタンの導入を避けるケースも少なくありませんでした。
しかし、現在のGoogleはJavaScriptで切り替えるコンテンツも正しくクロール・インデックスできるようになっています。タブごとに分かれた情報もページ全体のコンテンツとして認識されるため、SEO上の不利はありません。
むしろ、タブボタンによって情報が整理されることで、ユーザーの滞在時間が伸びたり、直帰率が下がったりと、ユーザー行動の改善が期待できます。こうした行動指標の向上は、間接的にSEO評価にもプラスに働きます。
タブボタンのデザイン例
タブボタンのデザイン例を4つ紹介します。実際のホームページを見ることで、タブボタンの活用イメージがつかみやすくなります。
Yahoo! JAPANのホームページ

Yahoo! JAPANのトップページでは、検索バーの下に「主要」「経済」「エンタメ」「スポーツ」「国内」「国際」などのタブボタンが設置されています。ジャンルを選ぶだけで、表示されるニュースがその場で切り替わる仕組みです。
ニュースのように更新頻度が高く、カテゴリが多岐にわたるコンテンツをコンパクトにまとめる使い方のお手本といえます。
JALのホームページ

JALのホームページでは、チケット検索のエリアに「航空券」「航空券+宿泊ツアー」「特別航空券」「ホテル・レンタカーなど」のタブボタンが設置されています。ユーザーは目的に合ったタブを選ぶだけで、検索フォームが切り替わります。
複数の検索機能を一つのエリアにまとめることで、ユーザーが迷わず目的の操作にたどり着ける設計です。
トヨタ自動車のホームページ

トヨタ自動車のホームページでは、ニュースコンテンツにタブボタンが使われています。「重要なお知らせ」などのカテゴリで絞り込めるため、ユーザーは自分が知りたい最新情報だけをすぐに確認できます。
お知らせの件数が多いホームページでは、すべてを一覧表示するとページが長くなりがちですが、タブボタンで分類することで見やすさを保っています。
tenki.jpのホームページ

tenki.jpのトップページでは、日付ごとのタブボタンが横一列に並んでおり、見たい日をクリックすると全国の天気予報が切り替わります。日付という時系列の情報をタブで整理することで、ユーザーは1ページ内で複数日の天気を手軽に比較できます。
カテゴリ分けだけでなく、時系列データの切り替えにもタブボタンが有効だと分かる好例です。
まとめ
タブボタンは、ページを長くせずに多くの情報を整理できる便利な機能です。
ユーザーが必要な情報だけを選んで閲覧できるため、使いやすさの向上につながります。以前はSEOへの悪影響が懸念されていましたが、現在のGoogleは非表示タブのコンテンツも正しく評価するため、安心して導入できます。ホームページの情報量が増えてきたと感じたら、タブボタンの導入を検討してみてください。
