- 2023.11.17
ホームページをリライトする最適な頻度を紹介
昨今のホームページでは、品質を高めることで、集客力や成約力の向上を実現できます。
そのため、多くの企業ではリライトに取り組んでいると思いますが、当社では過剰なリライトは逆にホームページの成果を落とすだけであると考えています。
そこで今回は、当社が考えるホームページ内のページをリライトする頻度を紹介します。
リライトの重要性は理解をしている
現在のホームページ制作において、リライトを実施して、コンテンツの品質を高めることは重要です。
と言うのも、昨今ではサーチエンジンがコンテンツの品質が高いホームページを上位表示させているので、作成した記事をリライトして品質を高めることで、SEO効果を最大化することが可能です。
さらに、今や法人であればホームページを制作して当たり前の時代になったので、日本国内でもホームページの数は本当に多く、当然、御社の同業他社もホームページを制作しています。
すなわち、ユーザーは、御社のホームページに訪問したからと言って、御社サイトで問い合わせや商品購入をしてくれるわけではなく、競合他社と比較をした上で、優れた会社で成果に繋がるアクションを行っています。
このようにホームページは品質が高いことが求められる時代になっているので、この品質を高めるには、リライトは重要な対策と言えます。
ホームページの成果を高めるリライト頻度の考え方
当社ではリライトの重要性は十分に理解をしていますが、ただ、闇雲なリライト頻度では、集客と成約の両方でマイナス効果を与えると感じています。
では、具体的に当社が制作実績のお客さまに提案するリライト頻度の考え方を紹介します。
SEOならサーチエンジンの認識速度を理解
SEO効果を出すのであれば、良質なホームページへと成長させるために、リライトは必要です。
ただ、サーチエンジンは、御社が作成したページの文章すべてをすぐに認識して、検索順位を決定しているわけではなく、ページすべての情報を収取するには、何度も訪問してもらう必要があります。
すなわち、例えば、新規ページを公開したばかりで、検索順位が5位だったとすると、そのページのわずかな情報しか収集していない状態で5位にランクインされているのです。
そして、サーチエンジンが情報収集に訪れるたびに、収集された情報量が増えていき、1年もすれば、そのページの文章すべてが情報収集された状態になります。
すなわち、公開して2,3週間でホームページの原稿をリライトすることは、サーチエンジンの情報収集が不完全な状態でのリライトと言うことができます。
そのまま放置していれば、もしかすれば、半年後には1位表示していたにもかかわらず、リライトを行ってしまったが故に、サーチエンジンはまたそのページを初めから収集しなくてはならず、ページ上部のコンテンツ内容次第では、検索順位が落ちる可能性も十分にあります。
では、SEOを考えた場合のリライト頻度はどうすれば良いかですが、最低でも公開してから半年はリライトを控えたほうが良いと言えます。
そのためには、新規ページ作成時から、しっかりと品質を意識することが重要で、良質なコンテンツであれば、その後リライトが急務になることはほとんどないと思います。
ユーザーのためなら過剰なリライトを控える
ホームページの成約率を高めるためにリライトを行う際には頻度を抑えることが重要です。
ホームページの集客ルートは、SEOすなわちサーチエンジンだけではなく、SNSや外部サイトからのリンクなども含まれています。
さまざまなルートから訪れる訪問者は、御社のホームページに訪問する前に、別のホームページで大体の内容を把握したうえで訪問しています。
すなわち、リライトによって、他のホームページで紹介されていた文章が削除されてしまい、ユーザーは御社のホームページで、文章を読むだけ読んで自分が求めている情報が掲載されていないと、がっかりさせてしまうことがあるのです。
そのため、成約率を高めるためであったとしても、過剰な頻度でリライトは行わない方が良く、新規ページを作成する際に、良質を意識し続けることの方が重要になります。
誤字・脱字や表現のミスはすぐにリライト
リライト頻度が高いことはおすすめができませんが、すぐに対応すべきリライトも存在しています。
それは、文章の誤字と脱字、表現のミスなどになっており、これらはユーザーの読みやすさを損なうだけなので、見つけ次第すぐに修正するようにしましょう。
これらの問題点は、SEOやホームページの成約率とも関係しているので、できる限りユーザーにとって読みやすい文章へと成長させることが重要です。
まとめ
当社の考え方としては、ホームページのリライト頻度はそこまで高い必要はありません。
最低でも、ページを公開してから半年や1年間はリライトは不要であると考えており、リライトするのであれば、新規ページを作成した方がSEOとしても成約数としても高い効果を発揮します。
ただし、誤字・脱字や表現のミスはすぐにリライトすることが重要です。
現在、ホームページのリライトをご検討の方の参考になれば幸いです。