- 2023.11.20
ホームページのSEO効果が落ちるデザインの特徴
ホームページ制作において、多くの企業が集客対策に選ばれるのがSEOです。
SEOの基本は有益なコンテンツ作成を行い続けることになるのですが、ウェブマスターはデザインも検索順位に影響を与えると知らなくてはなりません。
今回は、ホームページのSEO効果が落ちてしまうデザインの特徴を紹介します。
サーチエンジンは求めているデザインとは
サーチエンジンが求めているデザインとは、おしゃれやかっこ良さではありません。
サーチエンジンが求めているのは、ユーザーのためになるデザインかと、サーチエンジンが認識しやすいデザインかどうかになります。
サーチエンジンは、ソースコード以外にもブラウザでホームページを確認したうえで、検索順位を決定していますが、そのデザインがおしゃれか、かっこ良いかを判断することはできないのです。
と言うのも、お洒落やかっこいいという感情は、訪問者の主観によって判断されるため、サーチエンジンが自分の主観でホームページのデザインを評価してしまうと、めちゃくちゃな検索順位になる恐れがあります。
そのため、お客さまがホームページ制作時にデザインを確認するときのポイントは、ユーザーのためになる、またはサーチエンジンが認識しやすいデザインになっているかの2点となります。
ホームページのSEO効果が落ちるデザインの特徴
フォントサイズが小さい
フォントサイズが小さなホームページは、ユーザーが内容を読みづらく感じるので、サーチエンジンからも評価されません。
最近はフォントサイズが大きなホームページが増えていますが、2005年ごろのホームページは、フォントサイズが小さいことが一般的でした。
理由は、パソコンであれば、フォントサイズが小さくても、モニターサイズが大きければ十分に文章を読めたのですが、2015年ごろからスマートフォン対応が一般化されました。
スマートフォンで小さなフォントサイズのホームページを見ると、拡大しなければ見えないというデメリットがあり、ユーザーのためのデザインとはなっていません。
そのため、これからSEOに強いホームページ制作を行う方は、Googleが16px以上を推奨しているので、必ず16px以上のフォントサイズを設定しましょう。
リンクがクリックしづらい
リンクがリンクであると分かりづらいデザインや、リンクの位置を近づけ過ぎてはいけません。
パソコンであれば、マウスで操作するので、クリックミスはありませんが、スマートフォンの場合は指先でタップするので、クリックミスが発生します。
最近では見ないですが、10年くらい前のホームページでは、スマートフォンでリンクをクリックしようとすると別のリンクをクリックしてしまうことがありました。
これは、ホームページのUIとUXを低下させるだけになるので、必ず改善していく必要があります。
テキストを画像にしてしまう
昨今のサーチエンジンは、画像テキストであっても認識できるようになったと言われています。
しかし、完璧なものではないので、画像テキストを利用する際には注意しなくてはなりません。
もし、画像に書かれた文字を認識してもらえなければ、画像テキストのキーワードで検索順位を高める効果がなくなってしまいます。
そのため、画像テキストを利用する際には、テキスト情報にできないかを考えて、もし無理な場合は、altタグを適切に入れると良いでしょう。
altタグの実装法として、画像テキストで、「ホームページ制作」と書かれていれば、GoogleがTwitterで設定している画像のaltを見ると、「白い背景に黒い文字でホームページ制作と書かれている」というaltが実装されています。
ただし、これまでの経験上、そこまでやる必要はないと考えられ、当社では単純にその画像の説明文を入れるだけで良いと判断しています。
まとめ
ホームページのSEOに影響を与えるデザインの特徴を紹介しました。
ホームページのデザインで大切なのは、ユーザーのためになっているかと、サーチエンジンが認識しやすいどうかになります。
これからデザインを行う方は、そこまで複雑に考えずに、自社の趣味や趣向でデザインを作成するのではなく、ユーザーを第一に考えることが重要です。
そうすれば、制作したホームページは高いSEO効果を得られることはもちろん、多くの成約数を獲得できるホームページへと成長します。