- 2022.12.03
自分で制作したハウスクリーニング店のホームページでSEOに成功
ハウスクリーニング屋自身でホームページを制作し、当社でSEOサポートを行った案件があります。
こちらの案件は、10年くらい前に自社ウェブマスターがホームページを作る技術を持っていて作ったそうですが、まったく成果が出なかったそうです。
そして、2年くらい前に、ホームページは制作しているが、まったく成果が出ておらず、SEOだけを依頼できないかとご相談をいただきました。
10年前に自分でホームページを制作したハウスクリーニング屋
相談をいただいたハウスクリーンニング屋は、自社でホームページを制作されていました。
社員の1人がHTMLやCSSを理解していて、ホームページを作りましょうか?と言われたそうです。
10年前は、特に必要がないと思っていたのですが、取引企業やエンドユーザーから、ホームページを作らないの?と言われた経験があり、自社で制作できるならと作ったそうです。
もちろん、特に効果を求めていたわけではありません。
ただ、その社員はすでに辞められていて、現在は代表取締役がウェブマスターを行っていますが、少しくらいは何か良い効果があっても良いと考えていました。
ただ、3年くらいたっても一切成果が出ませんでした。
社員からは、自分が制作したホームページでは成果は出ないと言われていたそうですが、それでも少しは成果を期待していたそうです。
そこで、代表者が自分でなぜ成果が出ないかをグーグル検索で調べると、集客ができていないからという情報を見たそうです。
そして、【集客 大阪】などで検索を行ってみて、あるSEO業者を見つけて、そこに依頼したという流れです。
ただ、かなり格安で契約をされていたせいか、5年経っても成果が出ませんでした。
そして、その業者に確認をしたところ、サイトを更新していないと絶対に成果を出せませんと言われたそうです。
契約期間があり、すぐには解約ができませんでしたが、別の業者に乗り換えようと探していて、業者ではなくWebサイト制作会社である弊社にお問い合わせをいただきました。
話を聞いてみると、その業者自体は、メインがコンサル業になっていて、どう考えて対策を行うかをアドバイスはしていて、業務をサボっていたわけではありません。
ただ、クライアントとしては、SEOを依頼したら、すべてを業者が行ってくれると思っていたようです。
ただ、当社としても、更新代行業を行っておらず、同じ結果になるかもしれないと伝えています。
そしたら、やるべき内容をしっかりと伝えて、サポートをしてくれれば、自社でしっかりと行うから、サービスを提供して欲しいと言われました。
それであればと、ハウスクリーニングのホームページ制作ではなく、検索エンジン対策のみを受ける契約をさせていただきました。
ハウスクリーニングサイトの集客
一応希望としては、SEOだけでしたが、それ以外の集客法についても提案をしています。
もちろん、これらを検討していただく目的ではなく、どんな集客ルートがあり、どんな対策を行う必要があるかを知っていただくためです。
弊社が提案した集客内容は、別業種のホームページ制作でも同様なものになっています。
ソーシャルメディア運用
ソーシャルメディア(SNS)には以下のようなものがあります。
- ツイッター
- インスタグラム
- フェイスブック
- ライン
- グーグルビジネスプロフィール
- リンクトイン
上記が当社がよく提案するソーシャルメディアになっています。
ハウスクリーニング会社のウェブマスターが特に興味を引いたのが、ツイッターとインスタグラムです。
やはりこれらの2つのソーシャルメディアは、文字数が少なくても、しっかりとフォロワーすなわちファンを獲得していけば成果が出るというのは魅力だと感じたそうです。
ただし、フォロワーを獲得するのは決して簡単ではありません。
ソーシャルメディアを運用する目的は見込み顧客を集客し成果へ繋げることです。
そのため、闇雲な運用によって集めては意味がなく、しっかりとテーマを定めてハウスクリーニングに興味があるユーザーにフォロワーになってもらう必要があります。
ただ、興味深く、納得ができるSEO効果が出たら、次はツイッターとインスタグラムを運用してみたいと言われています。
各種広告
各種広告には、リスティング広告とユーチューブ広告、ポータルサイトへの広告掲載の3つをよく提案します。
もちろん広告であり、予算が必要で、具体的にどういったものかだけを提案しています。
クライアントからも特に突っ込んで質問がなかったので、本当に広告についての紹介と行うべき内容をご案内した程度になります。
取引先から被リンク
すでに取引がある業者などに被リンクをお願いしてもらうようにしました。
実際に獲得件数は0件でしたが、してもらえればラッキー程度でお願いメールを送っていただきました。
昨今のホームページ制作では被リンク提案はしなくなっていると思います。
その理由は被リンク効果がなくなったわけではなく、大半が無効化されるからです。
従来は、ホームページを公開後に無料ブログなどを開設して、そこにビジネスに関連する内容で記事を書いていただき、自社サイトへリンクをしていただいていました。
しかし、昨今ではこれらがすべて無効化されていて、まったく意味がなく、提案を辞めています。
また、取引先から被リンクを得たとしても、無効化される可能性が高く、獲得できればラッキー程度に考えていました。
リアルで告知
リアルで告知をしていただきました。
当社が提案したのが電話の契約内容次第では、FAX送信が無料になるケースがあり、そのプランであれば、FAX用紙を使って、自社で名簿を集めて送信する作業です。
ただ、今回は、電話の契約プランでFAXが無料にならず行っていません。
ただ、リアルでの告知が大切だと説明はしていて、既存顧客にA3用紙を折りたたんだサイズのチラシを渡していただくようにしました。
ハウスクリーニング後に、小さなチラシやリーフレットだと捨てられる恐れが高いです。
そのため、A3用紙を利用して、バインダーでしっかりと止めて、捨てづらい状態でお渡しいただきました。
もちろん、バインダーだけ取られて捨てられる可能性も0ではありませんが、少しでもリピート率向上になればと考えられ、そのような対策としています。
また、A3用紙であれば、ハウスクリーニング会社にあるプリンターでも印刷ができ、低コスト化が可能です。
SEO
最後にSEOをご紹介します。
SEOでは、30万円程予算をかけていただき、事例紹介コンテンツを作成しました。
詳しくは以下でご紹介をしますが、そのコンテンツをしっかりと更新ができるようにすることで、SEO効果を出す戦略策定をいたしました。
ハウスクリーニングサイトで行ったSEO
ハウスクリーニングサイトで実施したSEOをご紹介します。
内容については、ハウスクリーニング会社だからと言うものではなく、異業種のホームページ制作でも提案している一般的な対策法になります。
ツールを導入
SEOで成果を出すために、グーグルサーチコンソールとグーグルアナリティクス、ビングウェブマスターツール、クラリティを導入しました。
グーグルサーチコンソールは、グーグルが提供するSEO分析ツールになります。
グーグルアナリティクスは、グーグルが提供するアクセス解析ツールです。
ビングウェブマスターツールは、グーグルサーチコンソールのマイクロソフトビングバージョンです。
最後にクラリティは、マイクロソフトが無料で提供するヒートマップです。
これらのツールは、SEOを行う企業であれば、必ず実装すべきと言えます。
また、もちろんですが、XMLサイトマップやロボッツテキストなども作成して、しっかりと送信作業を行っています。
事例紹介コンテンツを作成
昨今ホームページ制作では、SEOを集客対策に選択された場合は、必ず更新可能コンテンツを作成しています。
その理由は、新規ページ作成効果が非常に高く、実際にスケジュールに則りしっかりと作成を継続している会社のランキング上昇率が異常に高いからです。
ハウスクリーニングではありませんが、一例として、ある企業が当社にSEOについてご相談をいただきました。
そして、当社では、ハウスクリーニングと同じで、事例紹介を提案して、過去の分を公開し、案件後に毎日事例紹介を作成していたいたのです。
効果が目に見えたのが過去の分の登録作業です。
実際に週に50ページほどを作成して頂いたのですが、3ヶ月くらいして、これまで主要なキーワードすべてが100位以下の圏外だったのに、いきなり1位から3位になっていました。
主要なキーワード数は100を超えていました。
実際に3ヶ月であり、膨大な作業量ではありますが、しかし効果が出る対策であるのは違いがありません。
そのため、その事例サイトをお伝えしたうえで、そこを参考にしっかりと講師業務を行っていただくようにしています。
更新マニュアルを提出
先述もしていますが、事例紹介コンテンツでは、当社実績の企業をお見せしたうえで、そこの企業の更新内容をじっくりと閲覧していただきました。
その期間は一応1週間取って、数値データとしても把握をお願いしています。
もちろん、最終的には当社も大事なポイントを数値データとしてお渡し、マニュアルを作成していますが、自分で調べることは非常に大切です。
ハウスクリーニング会社のウェブマスターが自分で調べることにより、新たな疑問点や気づきがあるかもしれません。
それらを丁寧に潰していったあと、実際に更新作業をお願いしました。
この更新作業では、別業種になるホームページ制作と同様に写真があるモノであれば、過去のものも含めて更新していただいています。
そして週に30ページほどを作成していただくことに成功をして、膨大なウェブページ数へと成長したのです。
ハイスクリーニングサイトの効果
当ハウスクリーニングサイトはどれくらい効果が出たかと言うと、詳しくはお伝えできませんが、【ハウスクリーニング 大阪】でも上位に表示されています。
ただ、成果はと言うと、クライアントは満足されていますが、弊社はもう少し高くても良かったと思っています。
ただ、今回はSEOだけのご依頼であり、仕方がないと思っています。
アクセス数としては、大体月に2,000人以上と言ったところです。
もともとは限りなく0に近く、クライアントとしては、非常に満足をされています。
そして現在当社が提案をしているのが、地域名の拡大です。
現在は【大阪】だけではありますが、ここでは【神戸】などは別に狙っていません。
ただ、【都島】や【城東】、【京橋】、【放出】など、区名と駅名でも上位表示を狙えるように変更していきたいと話をしています。
現状では、そこまで高い効果をホームページに求めていないからと言われていますが、2023年ちゅうにはやりたいとおっしゃっていただいています。
あくまで弊社が考える計画ですが、区名や駅名で上位表示ができた後は、一新のためにホームページを制作したいと思っています。
そうすることで、成約率も必ず高まり、より成果を出せるホームページへと成長します。
ハウスクリーニングサイト制作のよくあるご質問
ハウスクリーニングサイトの話をすると良くいただくご質問と回答をご紹介します。
事例紹介って何を書く?
事例紹介で記述する内容は日記で良いと思います。
ただ、そのページを見ただけで、ハウスクリーニング会社の事例紹介であるというのが分かる必要はあります。
もちろん、コンテンツ箇所だけになっていて、ヘッダーやフッター、サイドバーなどは除外して考えなくてはなりません。
実際に当社ホームページ制作実績のウェブマスターは、何文字書けばいいかも気になるポイントであると思います。
文字数については特に意識はしなくていいですが、当ハウスクリーニング会社では1,000から1,500文字ほどを書いていました。
そして文字数だけではなく、写真枚数は平均したら5枚から7枚くらいを上げていたと思います。
ユーザーに事例を見せて、問い合わせを獲得しようとしっかりと作り込まれたコンテンツであれば、恐らく継続した更新で上位表示が可能です。
何ページくらい必要?
文字数は1,000文字としても、何ページを作成すれば良いかの判断も必要です。
結論としては、上位表示を実現するまで書き続けましょう。
ただし、書いている段階で、主要な検索順位を計測して上がっているかのチェックが必要です。
大体、20ページくらいも書けば、正しい原稿作成法を実施していれば、必ず検索順位は微増すると思います。
もし微増していなかったら、クローラーの訪問頻度が低すぎてまだ気が付いていないか、このまま書き続けても上がらないかのどちらかです。
この判断は非常に難しいですが、実際の検索順位を見て、ライティング法を検討すれば、より効率的な更新業務が行えます。
予算はいくらかかった?
ハウスクリーニング店では、30万円です。
事例紹介コンテンツのウェブデザイン作成と、ワードプレス実装、コーディング、フッターにリンク設置、トップページにコンテンツ配置などを行っています。
また、その中には更新法のレクチャー費用なども含んでいて、決して高い価格ではないと思います。