- 2023.03.08
ホームページの更新担当者は複数人がベスト
ホームページ制作を行っていて感じる点は、1人のウェブマスターだと運用業務が本当に大変です。
もちろん作業量だけの話ではなく、複数人いれば、実はホームページ制作後の更新業務をよりSEOに強くすることも可能です。
今回はホームページ制作後、複数人のウェブマスターが行う利点を紹介したいと思います。
ホームページ制作実績では更新担当は原則1名
当社のホームページ制作実績の企業で言うと、基本はウェブマスターは1名体制が多いです。
さらには、専任の担当者ではなく、基本は営業や職人、経理などの事務と兼任しているケースが多く、更新時間は毎日に1時間取れれば良い方だと思います。
この1時間の作業で制作したホームページを更新する流れになりますが、何点か問題が発生します。
- 新規ページ作成ボリュームが足りない
- リライトまで手が回らない
- レイアウト変更を検討できない
当社の経験では、1名体制の場合は、主に上記が問題になっています。
新規ページ作成ボリュームについては、公開後、半年くらいは別に成果が出なくて良いと判断されれば問題はないです。
ただ、少しでも早くと言われるケースが多く、その際に毎日1記事公開をお願いしています。
この作業は、ホームページ制作が終わり、ある程度の更新作業をしていれば1時間程度で終わりますが、これまで原稿作成をあまりしてこなかった人は結構な時間がかかります。
実際に当社の経験で最も時間がかかった事例は、現在は45分程度ですが、公開直後は7時間くらいかかっていたケースもありました。
この7時間は大体ですが週1ページ作成のペースであり、クライアントが目標ページになるには、2年以上の期間がかかります。
さらにリライトやレイアウト変更なども、成果には重要です。
分かりやすい例で、グーグルやヤフージャパン、マイクロソフトビング、ダックダックゴーなどの日本国内で主要なサーチエンジンは、フレッシュネスというアルゴリズムを持っています。
これは、簡単に言うと更新頻度を指すのですが、文章の変更率も重要ですが、さらにソースコードのHTMLタグの変更率も含んでいます。
このように1名のウェブマスターではできることに限界がどうしてもあり、できればで良いですが、当社は2名以上、理想は3名体制を推奨します。
更新担当者が複数人いるメリット
実際に更新担当が2名いる場合に受けられるメリットを紹介します。
SEO効果を出しやすい
ホームページ制作後は大半の企業がSEOに取り組み、その効果が非常に出しやすいという魅力が最大のメリットだと感じます。
SEOの新規ページ作成は、突発的な作業ではなく継続が求められ、情報量も確かに重要ですが、毎日新規ページ作成を継続することが重要です。
そのため、新規ページ作成とリライトでそれぞれ担当者を任命できるというのは多く、常に新たな情報が公開できている状態を保てます。
SEOでは、この毎日新しい情報が追加されるというのは、関連性向上とフレッシュネスの2つのポイントで圧倒的に有利な状況を作り出せ、それだけでも上位ランクが獲得できるほどです。
また、2名の場合はお互いに手が空いたタイミングで国や行政運営サイトなどを探して、そこから被リンクを獲得する対策なども行え、圧倒的にSEOで優位に立てます。
常にユーザーフレンドリー
1名だとSEO作業だけで手一杯になりますが、2人いるとチェック時間も十分に取れます。
これが地味に大切な要素で、ホームページを制作した目的はSEOなどからの集客ではなく成果を出すことです。
この成果をだす対策を、意識できるというのは非常に大きなメリットであり、より少ない集客力で高い成果を発揮できる可能性が飛躍的に高まります。
最小の努力で最大の運営効果
集客はSEOだけではなく、昨今で言えば、ツイッターやフェイスブック、インスタグラム、リンクトイン、ビジネスプロフィール、ラインなどのソーシャルメディアがあります。
さらには、リアルでのURLアドレスの告知やFAXDMなども含まれていて、これらを継続して行えるというのは、集客面でライバルサイトと比較して圧倒的に優位に立てます。
このようにさまざまな対策が行えるというのは非常に大きなメリットです。
例えば、SEOで言うと、実はある一定までの集客力を付けるのはそこまで大変ではありませんが、それ以上となるとかなり大変になります。
そこで、SEO以外の集客ルートがあると、比較的容易にアクセス数が稼げるという魅力があります。
さらには、アクセス数が足りなくても成約対策にも意識が向けられているため、高い成約率とすることも可能です。
このように、確かに全体で見れば、SEOだけを行っているときと作業量は変わりませんが、さまざまな対策を行っていれば、SEOだけのときと比べるとかなり気分的には楽です。
もちろん、ホームページ制作実績でも1人でさらに兼業で複数の作業を行っているクライアントもいますが、毎日かなり大変そうに作業を実施しています。
ホームページ制作時に更新担当を複数人検討
更新担当者を複数人持てれば、御社の成果の最大化を行いながら効率的に運営作業が行えます。
ただ、こればかりは会社の状況や制作したホームページの方向性もあるため、業者が必ずして欲しいとは言えません。
そのため、できるようなら実施したほうが良いと代表者は理解しましょう。
ウェブマスターは、思っているよりずっと大変な作業を行っていて、毎日原稿作成だけだとしても、かなりの労力を費やしています。
しっかりとしたサポート体制を構築していくことで、成果を出す道筋の効率化を図り、本当に期待以上の成果を発揮できるように成長します。