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  • 2024.03.10

低品質なページとは?ホームページのSEO効果が上がる削除法

ホームページにSEOを行っている方は、低品質なページがあるとサイト全体の検索順位が低くなるということはご存じだと思います。

しかし、低品質なページを闇雲に削除してしますと、検索順位が上がることはなく、逆にサイト全体のSEO効果を落としてしまう可能性があります。

当ページでは、当社がこれまで多くのホームページのSEOをサポートして、ページ削除をアドバイスしてきた経験から、ホームページのSEO効果が上がる低品質なページの削除法を紹介します。

低品質なページとは

低品質なページについてサーチエンジンで調べると、GoogleアナリティクスやGoogleサーチコンソールなどの分析データを使うことで判断ができるという情報を掲載したホームページをよく見かけます。

確かに、分析ツールを見ることで、低品質なページを発見することができますが、当ページでは、削除をするべき低品質なページの紹介になっており、削除すべき低品質なページは、分析ツールのデータでは知ることができません。

分析ツールのデータは、訪問者の足跡や検索結果ページで見た低品質であり、検索順位を決定するアルゴリズムが考える低品質とは異なっているのです。

では、削除すべき低品質なページとは、どんなページになるかと言うと、目視で確認をして、ホームページに公開する価値がないページになっています。

例えば、昔は提供していたけれども今は提供していないサービスの紹介ページや、闇雲にページタイトルを定めてしまって、ユーザーが読んだときに内容が分からないページになります。

また、これらのページもリライトで対応ができるのであれば削除すべきではなく、削除すべきはリライトができないページだけになっています。

Googleはページを削除してもSEOには影響がないと公表をしていますが、ページを削除するとユーザーエクスペリエンスが低下してしまい、サイト全体の検索順位が落ちる可能性があります。

そのため、ページ削除の数は最小限に抑える意識が必要で、リライトで対応できるページは削除すべき低品質なページではありません。

では次に、SEO効果が上がる低品質なページの削除法を紹介します。

SEO効果が上がる低品質なページの削除法

ホームページにあるすべてのページで低品質ページをリストアップ

闇雲にページを削除することは推奨されないので、まずはExcelを使って、低品質なページをリストアップしましょう。

ここではリライトができるかどうかは関係がなく、ホームページを目視で確認をして、低品質だと思ったページはすべてリストアップしなくてはなりません。

リライトができるページをメモする

低品質なページをすべてExcelでメモしたら、Excelの低品質なページでリライトができるページをピックアップします。

目視で低品質と判断したページでも、Googleは高品質と判断している可能性が高いので、むやみに削除を行ってしまうと、サイト全体のSEOにマイナス影響が出てしまいます。

そのため、Excelにメモしている低品質なページの中で、リライトで品質を高められるページには、リライトで対応などの文言を書いていき、後からリライトを行うようにします。

301リダイレクトができるページ探す

品質を高めるリライトができず、削除するページをリストアップした後、いきなり削除を行ってはいけません。

ホームページにあるすべてのページを読み直して、削除対象のページと関連性が高いページを発見して、そのページをExcelにメモして、削除時には301リダイレクトを行います。

301リダイレクトとは、リダイレクト元と先で同じ原稿や画像の場合は、元から先ページへとSEO評価の80%を転送できる設定になります。

301リダイレクトを行わずに削除した場合は、SEO評価が失われるだけではなく、ユーザーエクスペリエンスが低下してしまう可能性もあるので、301リダイレクト先のページを探しておくことが重要です。

ただし、関連性がないページへと301リダイレクトを行うと、サイト全体のSEOにマイナス影響が出てしまうので、関連性があるページに対してのみ行います。

新規ページ作成を行いながらページを少しずつ削除する

Excelファイルが完成したら、実際にページ削除を行いますが、削除対象のページ数にもよりますが、長い期間をかけて、1回の削除では10ページずつ行うようにしましょう。

また、ページを削除した後、1週間ほどは、メインで上位表示を狙っているキーワードの検索順位をチェックしなくてはなりません。

メインで上位表示を狙っているキーワードの検索順位のチェックは、手作業で行っても良いですが、GRCなどの検索順位チェックツールを利用すれば1クリックで行えます。

ページを削除した結果、検索順位が落ちなければ、次の10ページを削除して、もし落ちていれば、ページ削除を止めて、良質な新規ページ作成や品質の高まるリライトを行い、元の検索順位に戻すのが良いでしょう。

こうしていけば、すべてのページを削除したときには、サイト全体の品質が高まるので、御社のホームページは元の検索順位よりも高いSEO効果を発揮できます。

まとめ

低品質なページとは何かや、SEO効果が高まる削除法を紹介しました。

Googleは、ページを削除したとしても、SEOに影響はないと公表していますが、多くのページを削除するとユーザーエクスペリエンスが低下してしまい、サイト全体の検索順位が下がります。

そのため、低品質なページであったとしても、慎重に削除していく必要があります。

ホームページの低品質ページを削除しようとお考えの方の参考になれば幸いです。