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メタタグ(meta tag)とは?SEOに重要なタグ一覧とその役割を解説

メタタグ(meta tag)は、ホームページ制作や運営を行う上で見逃せない要素です。検索エンジンがサイトを適切に理解し、検索結果で正しい情報を表示するためには、適切なメタタグの設定が必要不可欠です。

このページでは、初心者の方にも分かりやすく、メタタグの役割や具体的な書き方を解説します。さらに、SEO対策に役立つメタタグ一覧や、Googleがサポートを終了したタグの情報も網羅します。

ホームページ制作を成功させたい方に向けた内容ですので、メタタグを活用して検索順位やユーザー体験を向上させたい方はぜひご覧ください。

メタタグ(meta tag)とは

メタタグ(meta tag)は、Webページに関する情報を検索エンジンやブラウザ、SNSに伝えるためのHTMLタグです。これらはユーザーには直接表示されませんが、Webページの設定や動作に影響を与える重要な要素です。

例えば、検索結果に表示される説明文や、SNSでのシェア時に表示されるタイトルや画像、モバイルデバイスでのページ表示設定などに関わります。これにより、ユーザーがWebページを正しく閲覧できる環境を整える役割を果たします。

正しい設定を行うことで、ユーザー体験の向上やSEOパフォーマンスの改善につなげることができます。

メタタグ(meta tag)がSEOで重要な理由

メタタグ(meta tag)は、Webページの見えない部分に設定するタグですが、SEOにおいて重要な役割を果たします。これらのタグは、検索エンジンに正確な情報を提供し、ユーザーの行動を促進することで、検索結果の順位やクリック率の向上に貢献します。

以下では、メタタグがどのようにSEOに影響を与えるかを解説します。

検索エンジンがより深くホームページを理解できる

検索エンジンは、Webページのメタタグを活用してページの内容を把握します。これにより、検索エンジンはページのテーマや提供する情報を正確に理解し、適切にインデックスを作成します。

メタタグを正しく設定することで、検索エンジンが意図した内容を効率的に認識し、関連性の高いキーワードで検索結果に表示される可能性が高まります。メタタグは、検索エンジンとWebページの橋渡しをする重要な役割を担っており、SEOの基盤を支える要素の一つです。

検索結果でのクリック率が高まる

メタタグは、検索結果に表示される説明文に直接影響を与えます。

具体的には、meta descriptionタグを最適化することで、検索ユーザーにとって魅力的な内容を提示でき、クリック率の向上につながります。クリック率が上がることで、検索エンジンからの評価も向上し、結果的にランキングの改善が期待できます。

SNSからのアクセスが増えてGoogleからの評価が高まる

メタタグは、SNSでのシェア時にも重要な役割を果たします。

OGPタグを設定することで、SNS上での見た目や内容を最適化でき、クリック率やシェア数の向上が見込めます。SNSからのアクセスが増加すれば、ユーザーの行動データが改善され、Googleなどの検索エンジンに好影響を与える可能性があります。

ページの表示が最適化されユーザー行動が良くなる

モバイル対応のviewportタグや文字コードを指定するcharsetタグなどを正しく設定することで、Webページの表示を最適化できます。これにより、レイアウト崩れや表示速度の遅延を防ぎ、ユーザーの離脱率や直帰率を低減する効果があります。

結果として、ユーザー行動が良くなることで、SEOにプラスの影響を与えることが期待されます。

メタタグ(meta tag)の基本的な書き方

メタタグ(meta tag)を正しく書くことは、WebページのSEO効果を高め、ユーザー体験を最適化するための重要なステップです。

ここでは、メタタグを書く際の基本的なルールや、WordPressやHTMLを活用した設定方法を説明します。

メタタグ記述の基本ルール

メタタグは、Webページの<head>タグ内に記述される情報です。

基本的な構造は、タグ名を指定するname属性と、内容を記載するcontent属性を用います。例えば、ページの説明文を設定する場合には、<meta name="description" content="ページの概要">という形式になります。

メタタグの内容は、ページの目的やテーマに即したものにする必要があります。検索エンジンやユーザーに伝えたい情報を簡潔かつ明確に記述することで、SEO効果が高まり、ページの内容が正確に伝わるようになります。

WordPressでメタタグを設定する方法

WordPressでは、専用のプラグインを利用することで簡単にメタタグを設定できます。

例えば、Yoast SEOなどのプラグインを導入すると、投稿や固定ページごとにメタタグの編集欄が表示されます。この欄を利用して、説明文の入力やロボット設定などを行い、適切な内容を設定することが可能です。

設定内容を保存した後は、プレビューやブラウザを使って反映状況を確認します。プラグインを活用することで、初心者でも効率的にメタタグを管理できる点がWordPressの大きな利点です。

HTMLでメタタグを設定する手順

HTMLでメタタグを設定するには、対象のHTMLファイルを開き、<head>タグ内にメタタグを記述します。

例えば、ページの概要を伝えるためには、<meta name="description" content="内容を説明するテキスト">という形式で記述します。また、モバイル表示を最適化するには、<meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0">と設定します。

設定が完了したら、ファイルを保存し、ブラウザで表示を確認します。ソースコードをチェックして、意図した通りに反映されているかを確認することも重要です。HTMLでの直接編集は、自由度が高い反面、設定ミスに注意が必要です。

SEOに役立つメタタグ(meta tag)一覧と設定方法

メタタグ(meta tag)は、Webページの情報を検索エンジンやブラウザ、SNSに適切に伝えるために欠かせない非常に重要な要素です。

ここでは、SEOに特に効果的なメタタグをピックアップし、それぞれの役割や設定方法について解説します。正しいメタタグの活用により、検索順位の向上やユーザー体験の改善が期待できます。

meta description

meta descriptionは、検索エンジンの結果画面に表示されるページの説明文を設定するメタタグです。

この説明文は、検索ユーザーにページの内容を簡潔に伝える重要な要素であり、クリック率に直結します。 設定する際には、ページの内容を簡潔にまとめ、具体的な価値を伝える文章を記述することがポイントです。

また、文字数は60~120文字以内に収めると、検索結果に適切に表示されやすくなります。

記述例

<meta name="description" content="このページでは、SEOに役立つメタタグを解説します。">

charset

charsetタグは、Webページで使用される文字コードを指定するためのメタタグです。

このタグを正しく設定することで、文字化けを防ぎ、ページが意図した通りに表示されます。一般的には、UTF-8が推奨されます。

ちなみに、この設定はSEOには直接的な影響を与えませんが、ページのユーザビリティを維持する重要な役割を果たします。

記述例

<meta charset="UTF-8">

OGPタグ

OGP(Open Graph Protocol)タグは、SNSでページが共有された際のタイトル、説明文、画像などを指定するためのメタタグです。

適切なOGPタグの設定により、SNSでの見栄えが良くなり、クリック率の向上が期待できます。

記述例

<meta property="og:title" content="SEOに役立つメタタグ一覧">
<meta property="og:description" content="メタタグの種類と活用方法を解説しています。">
<meta property="og:image" content="https://example.com/image.jpg">
<meta property="og:url" content="https://example.com/page.html">

viewport

viewportタグは、モバイルデバイスでのページの表示方法を指定するメタタグです。

レスポンシブデザインを活用する際に、このタグを正しく設定することで、ユーザーがスマートフォンやタブレットでページを快適に閲覧できるようになります。

例えば、画面サイズに応じて文字や画像の表示が最適化され、横スクロールや拡大縮小を必要としないスムーズな操作が可能になります。このタグは、レスポンシブデザインを実現するための基本設定として欠かせません。

記述例

<meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0">

robots

robotsタグは、検索エンジンに対してページのクロールやインデックスをどのように扱うべきかを指示するメタタグです。

特に、インデックスさせたくないページやリンクのフォローを制限したい場合に使用します。

記述例

<meta name="ロボット" content="noindex, nofollow">

(番外)タイトルタグ

タイトルタグは厳密にはメタタグではありませんが、SEOにおいて極めて重要な要素です。

ページのタイトルとして検索結果に表示され、ユーザーの目を引く役割を持っています。タイトルタグはページの内容を端的に表し、かつクリックを促す文言にするのが効果的です。

メタタグと併せて最適化することで、SEO効果をさらに高めることが可能です。

記述例

<title>SEOに役立つメタタグ一覧と設定方法</title>

Googleのサポートが廃止されたメタタグ(meta tag)一覧

メタタグ(meta tag)の中には、かつては利用されていたものの、現在はGoogleがサポートを終了し、SEOにおいて効果を持たなくなったものもあります。

ここでは、そうした廃止されたメタタグの代表例を挙げ、その背景や注意点について解説します。

keywords

keywordsタグは、かつてSEO対策として重要視されており、ページのテーマに関連するキーワードを記述することで、検索エンジンが内容を理解し、検索順位を高めていました。しかし、検索エンジンの技術が進化し、コンテンツの質やユーザー行動を重視するようになったことで、このタグは不要となりました。

Googleは公式にkeywordsタグをランキング要因として使用していないと発表しており、現在では設定してもSEOに影響を与えることはありません。

revisit-after

revisit-afterタグは、検索エンジンに対して、何日後に再クロールするかを指定するために使用されていたメタタグです。このタグを設定することで、検索エンジンが特定の頻度で訪問することが期待されていました。

しかし、現在の検索エンジンは独自のクロールアルゴリズムを採用しており、このタグに依存せず、必要に応じて最適なタイミングでクロールを行います。そのため、Googleはこのタグを公式にサポートしておらず、現在では設定しても効果がありません。

現在では、ページの品質を維持し、更新頻度を適切に保つことが、検索エンジンによる効率的なクロールを促す最善の方法とされています。

メタタグ(meta tag)を確認する方法

Webページに設定されたメタタグ(meta tag)を確認することは、SEOやページの改善において欠かせないステップです。

ここでは、メタタグを手軽に確認するための方法を、初心者にも分かりやすく解説します。ソースコードを直接確認する方法と、便利なGoogle Chromeの拡張機能を活用する方法を紹介します。

ソースコードから確認

メタタグは、WebページのHTMLソースコード内に記述されています。ソースコードを直接確認することで、設定されているメタタグの内容を詳細に把握できます。

確認手順としては、ブラウザで対象のWebページを開き、以下の操作を行います。

  • ページ上で右クリックしてページのソースを表示を選択します
  • 開いたソースコードの中から、<head>タグ内を探します
  • ここに、meta nameやcontent属性を持つタグが記述されています

この方法は、簡単で確実にメタタグを確認できる手段です。ただし、HTMLの基本知識があるとよりスムーズに情報を理解できます。

Google Chromeの拡張機能で確認

HTMLに詳しくない初心者の方には、Google Chromeの拡張機能を利用する方法がおすすめです。拡張機能を使うことで、視覚的にメタタグの内容を確認できるため、手軽に利用できます。

代表的な拡張機能としては、以下のものがあります。

  • Meta SEO Inspector:ページに設定されているメタタグの詳細を一覧表示してくれるツールです
  • SEO META in 1 CLICK:ページのメタ情報を一括で確認でき、SEO上の問題点も把握しやすいツールです

これらの拡張機能をインストールし、Webページを開いてアイコンをクリックするだけで、メタタグの内容を簡単に確認できます。初心者でも操作が直感的で分かりやすいため、多くのSEO担当者が利用しています。

初心者がメタタグ(meta tag)を作成する際の注意点

メタタグ(meta tag)はSEO対策の基本的な要素ですが、間違った使い方をすると期待した効果が得られないばかりか、逆にユーザー体験を損ねることもあります。

ここでは、初心者が陥りやすいミスを防ぐための注意点を解説します。正しい知識を身につけて、効果的なメタタグ設定を目指しましょう。

キーワードの詰め込みは避ける

キーワードを過剰に詰め込むキーワードスタッフィングは、かつてはSEOで効果的と考えられていましたが、現在では逆効果となります。検索エンジンは、ページ全体の文脈や質を評価するため、メタタグ内に不自然に多くのキーワードを入れると、スパム行為と見なされる可能性があります。

メタタグは、ページのテーマや内容を簡潔に伝えるために使用するべきであり、自然な形で関連するキーワードを1~2個含める程度が理想的です。

検索順位を上げるためだけに設置をしても意味がない

メタタグは直接的に検索順位を上げる効果は期待できません。現在の検索エンジンは、ユーザー行動やコンテンツの質を重視しており、メタタグの設定だけでは大きなSEO効果を得ることは難しいです。

重要なのは、メタタグを通じて検索エンジンやユーザーに正確な情報を提供することです。例えば、meta descriptionタグを活用して、ユーザーにクリックしたくなる魅力的な説明文を記述することで、検索結果でのクリック率の向上が期待できます。これにより、結果的にSEO効果が高まる可能性があります。

メタタグ(meta tag)とはのまとめ

メタタグ(meta tag)は、検索エンジンやブラウザ、SNSに情報を伝えるための重要な要素です。

正しいメタタグの設定は、SEOやユーザー体験の向上に欠かせません。特に、meta descriptionやviewportなどのタグは、ホームページ制作において必須の要素と言えます。

ただし、キーワードの詰め込みや廃止されたタグの利用には注意が必要です。現在のSEOは、メタタグだけでなく、ページ全体の質やユーザー行動を重視しています。

ホームページ制作の際には、メタタグを適切に活用し、サイトのパフォーマンスを最大化しましょう。

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