セブンデザイン 成果を追求した大阪のホームページ制作会社

  • 2023.10.07

過去の新着情報を公開したホームページのSEO

当社が提供するホームページ制作後の更新業務は、クライアント様に日常的に取り組んでいただくものです。100ページ以上の更新が目標となりますが、これが初めての方には大きな挑戦となることも。そんな中、ホームページ制作前の既存の新着情報を公開することで、SEO効果を実感できるのかという疑問が生まれることがあります。

過去の新着情報とは

過去の新着情報とは、以前のセミナーやイベントの経験や、休業情報など、ある時点までのビジネスの歩みを反映する情報のことを指します。ホームページ制作において、私たちがクライアント様に強く推奨しているのが、ブログの定期的な更新です。しかし、実際のところ、日常の業務が忙しい中、新たなコンテンツの追加という作業が、継続的なブログ更新の足かせとなることが少なくありません。

そこで、クライアント様の多くが感じるこの"新しいコンテンツの作成のハードル"を下げるために、私たちは過去の新着情報の再利用を提案することがあります。例えば、以前開催したセミナーやイベントでは、どんなテーマで何を話し、どんな反響があったのか。その経験をもとに、新たな視点や学びを記事にしてみることで、読者にとって有益な情報を提供することが可能です。

また、休業のお知らせや過去のイベント情報を活用することで、事業の進展や歩みを伝えることができ、信頼性やブランドの強化にも寄与します。私たちの経験から言うと、新しいコンテンツを0から作成するよりも、過去の経験や情報を再利用することで、よりスムーズに、かつ効果的に情報発信ができることが多いです。

そのため、クライアント様から「過去の新着情報を再利用してもいいのか?」という質問には、「その情報に価値があるのであれば、是非再利用してください」と答えています。過去の情報を適切に再構築し、現在の状況や読者のニーズに合わせて配信することで、SEO効果を高めることが期待できます。

どんな過去の新着情報なら公開しても良いのか

ビジネスとの関連性

どんな過去の新着情報を公開するにせよ、最も基本的な判断基準は「ビジネスとの関連性」です。検索エンジンの評価はもちろん、実際にページを訪れるユーザーにとっての価値が重要となります。過去のイベントやセミナー情報、製品アップデートの告知など、それらが現在のビジネスにどれだけ密接しているかを判断基準に置くことで、ユーザーはより関連性の高い情報に触れることができます。

また、情報の古さだけでなく、その内容が今のビジネスや業界のトレンドにどれだけ適応しているかも考慮しなければなりません。例えば、数年前の情報が現在の市場動向と合致している場合、それは非常に価値のある情報と言えるでしょう。

その一方で、ビジネスと直接関連しない過去の情報や、現在の状況とは異なる情報を公開することは避けるべきです。これは、ユーザーに誤った印象を与える可能性があるためです。最終的には、ホームページのコンテンツがビジネスの成果にどれだけ貢献するか、という視点で情報を選定することが大切です。

訪問者が魅力的に感じる

訪問者がホームページに興味を持つきっかけは、新着情報に何の価値があるか、そしてそれがどれだけ彼らに魅力的であるかにかかっています。過去の新着情報を公開する際、単なる日付と開催情報だけでは心をつかむことは難しいです。セミナーの際には、その内容が何であり、どんな課題を解決するのか、そして参加者がどれだけ得るものがあったのかを具体的に伝えることで、訪問者は次回の参加を強く希望するようになるでしょう。

例えば、過去のセミナーにおける主要なトピックやスピーカーの情報、さらには参加者の声や写真を通じて、その場の雰囲気を感じ取ることができるような内容を心掛けることは、訪問者にとって価値ある情報として受け取られます。

また、ホームページ制作の際には、単に情報を伝えるだけでなく、訪問者が感じる興味や魅力を最大化することが求められます。ユーザーが感じる魅力を引き出すことで、ホームページの訪問回数や滞在時間、そして最終的な成約率が向上します。結果として、魅力的な内容の公開はホームページの成功を左右する重要な要素と言えます。

高品質を意識

高品質な新着情報の公開は、単に企業のウェブマスターの願望だけでなく、SEOの観点やユーザー体験を考慮すると、絶対的な要件となってきます。過去の制作経験を振り返ると、小さな文法ミスや言い回しのズレが、訪問者の信頼を失わせる原因となることが少なくありません。そのため、公開前後の細心の注意を払い、可能な限り完璧な文章を目指すことが求められます。

SEOの効果を最大化するためには、高品質なコンテンツの提供は避けて通れない道です。低品質な情報は、訪問者にとっての価値が低く、それが原因で検索ランクが下がる可能性も考えられます。しかし、それだけでなく、訪問者の期待を裏切る内容を公開することは、企業のブランドイメージにも影響する恐れがあります。

そのため、新着情報を公開する際には、まずその情報が本当に高品質であるかどうかを検討し、もし不安があれば公開を見送ることも必要です。検索エンジンはどう制作されたホームページの品質を評価しているかは明確には伝えられていませんが、一貫してユーザー目線を持つことで、公開内容の魅力を向上させることが可能です。

まとめ

適切な情報の提供は、ホームページの集客と成約効果に直結します。低品質なコンテンツの公開は避け、新着情報ではなくブログへのアプローチも一つの選択です。近年のホームページ制作の傾向として、高品質なコンテンツが求められる背景には、検索エンジンの評価基準の厳格化が挙げられます。この基準の変化により、多くのサイトが品質の向上に努め、全体のクオリティが上がっています。

そして、新しい情報の提供はもちろん大切ですが、過去の良質な情報の再利用も大変効果的です。ユーザーが求めるのは「新しさ」ではなく「役立ち」です。ホームページの制作やリニューアルを考える際は、このポイントをしっかりと押さえることで、より多くのユーザーの信頼と興味を引き付けることができるでしょう。