セブンデザイン 成果を追求した大阪のホームページ制作会社

  • 2023.08.22

集客はリピーターのみで成功した飲食店のホームページ制作

飲食店の成功事例の中でも、当社のホームページ制作が挙げられる一つに、リピーターのみをターゲットに据えたサイトがあります。このアプローチは一見リスキーに見えるかもしれませんが、我々の戦略が実を結んでいます。

この飲食店では、SEOやSNS活用ではなく、実店舗での来店者にホームページのURLを積極的に知らせることで訪問者を増やしていました。こうした独自のアプローチで、どのような成果を達成したのか。以下、その成功の秘訣と当社の制作手法について詳しく解説いたします。

飲食店サイトの制作

飲食店のホームページ制作において、その店舗の特色やコンセプトをしっかりと伝えることが何より重要です。我々が手がけた大阪府高槻市のうどん屋のホームページも、その原則を基に制作を進めました。

通常、飲食店のサイト制作にはSEOを活用したブログの執筆などが一般的です。しかし、このうどん屋のオーナーは、運営時間の制約からブログの運営が困難とのことでした。そこで、我々は外部のデザイナーと連携し、高品質なウェブデザインを実現。その結果、訪問者が一瞬で引き込まれるホームページを制作することができました。

しかし、優れたデザインだけでは十分ではありません。集客という観点からみると、多くの飲食店はグルメポータルサイトへの登録を活用しますが、当うどん屋はそうした手段を取っていませんでした。このままでは、新しい顧客をほとんど迎え入れることができない状況でした。

そこで我々が提案したのが、リピーターをメインターゲットにした独自の集客戦略。毎月の固定費や継続的な作業が難しいと感じるオーナーにとって、単発の取り組みや明確な終了点が見えるプロジェクトは受け入れやすかったのです。独自のライティング技法を取り入れ、店舗の魅力を最大限に伝えるコンテンツ制作を重視しました。

そして、リピーターを中心とした集客のキーとなるのが、店内限定でのリーフレットの配布。この方法で、すでに店のファンとなっている顧客をさらに囲い込むとともに、彼らの口コミを通じて新規顧客を増やす仕組みを構築しました。

最終的に、ユーザー目線の施策とリピーター中心の集客戦略で、成功への道を切り開いていきます。

飲食店サイトでは集客としてリーフレットを活用

リーフレットからホームページへ誘導

今や、リーフレットを手にした多くのユーザーは、その情報を詳しく知りたいときにホームページを訪問します。そして、彼らをスムーズにホームページへと誘導するのが、QRコードの役割です。

リーフレットは限られたスペースの中に情報を凝縮する必要があります。全ての情報を盛り込むのは難しく、情報の更新や追加も一筋縄ではいきません。そこで、ホームページ制作のステップとして、変更の容易なホームページを中心に情報更新を行い、リーフレットには不変の要点だけを抽出して掲載するのが効果的です。

しかし、QRコードを設置するだけでは十分ではありません。ユーザーにQRコードをスキャンするメリットをしっかりと提示する必要があります。私たちが制作したホームページの入口ページには、特典としてのクーポン情報を掲載。このページは検索エンジンにインデックスされないよう、noindexの設定を施し、内部リンクも排除。これにより、QRコードからのアクセスを特別なものとしています。

さらに、この誘導方法の利点は、ユーザーの行動を正確に分析できる点にあります。QRコードを介してホームページを訪問したユーザーの行動や興味、さらなるページ遷移の傾向などをデータとして取得することができます。これにより、年に一度のページ内容の修正や改善が、より具体的かつ効果的に行えるのです。

結果的に、リーフレットとホームページを連動させることで、ダイナミックなユーザーエンゲージメントの促進と、継続的なホームページの最適化が実現します。

持って帰ってもらう

飲食店の集客戦略において、ユーザーの手元に情報を持ち帰らせることは重要です。しかし、単にチラシやリーフレットを提供するだけでは、その効果は限定的です。

多くのお客様は、美味しい食事や楽しい時間を店内で体験した後でも、リーフレットを持って帰る動機が弱いことが一般的です。そこで、私たちのホームページ制作会社は、この課題を克服するための独自のアプローチを提案しています。

まず、リーフレットの配置場所を工夫します。レジ前に設置することで、会計時にお客様の視線を捉え、リーフレットを持って帰る動機づけを促進します。さらに、そのリーフレットにはホームページへのアクセス情報やQRコードを掲載。これにより、直接的なホームページへの誘導を強化し、お客様の行動を刺激します。

しかし、ここで重要なのは、リーフレットだけが情報源であるという固定観念を打破すること。店内にもQRコードを設置し、その場でホームページにアクセスしてもらう戦略を導入。これにより、お客様は食事を楽しみながら、リアルタイムで最新情報やキャンペーン情報をチェックすることが可能となります。

このような取り組みを通じて、ホームページのアクセス数や店舗の集客数の向上を目指すとともに、お客様とのエンゲージメントの強化を図っています。ホームページ制作の際には、常にユーザー目線を意識し、最も効果的な情報発信の方法を模索し続けることが、私たちの使命と考えています。

捨てられないために

多くの飲食店が集客のために様々な手法を試みます。その中でも、リーフレットやチラシの配布は、直感的に情報を伝える方法として有効です。しかし、これには大きな課題があります。それは、配布したリーフレットが捨てられてしまうこと。

ホームページ制作を手がける私たちの視点からも、この問題は深刻です。リーフレットの制作や印刷にかかるコスト、それに対する効果の見込み、このバランスを取るのは難しいのです。

そこで、ホームページとリーフレットの連携を強化することで、この問題に取り組みました。具体的には、リーフレットに表示されているクーポンを、ホームページ上でも活用できるような仕組みを制作しました。そして、そのリーフレットを持参して店舗に再度来店することで、特典を受けられるというシステムを導入。これにより、リーフレットを持って帰るメリットを明確にするとともに、捨てられることを防ぐ狙いを持ちました。

この取り組みにより、ユーザーとの繋がりを強化し、リピーターを増やすことを目指しています。具体的なデータはまだ不明ですが、ユーザーの反応や再来店率の変動を通じて、この新しいアプローチの効果を確認していきたいと考えています。

まとめ

飲食業界は競争が激しく、多様な集客施策が試みられています。本記事で取り上げた例は、SEOを主軸としながらも、リピーターのみでの成功を実現した一例として紹介しました。そして、この独自の戦略は、実際に店舗の売上にも寄与しています。

以前より月間の売上が20%も上昇し、その背景にはホームページからのアクセス増も関与しています。この成功体験が示すように、確かにSEOはオンラインマーケティングにおける有力な武器と言えます。しかし、それだけに頼らず、独自の戦略を組み立てることも非常に重要です。ホームページ制作は、そのための第一歩と言えるでしょう。

弊社が制作するホームページは、単なる情報発信ツールに留まらず、各クライアントのビジネス戦略を反映させたものとなっています。その中で、SEO以外の施策、例えばリーフレットや店舗内のプロモーションとの連携など、多岐に渡る取り組みを検討し、実施しています。

最後に、SEOが難しそう、または新規作成が大変と感じる方々へ。ホームページ制作とは、戦略と戦術の連携を持ちながら、ビジネスの成果を最大化するためのプロセスです。そして、その先には、多彩な施策や手法が存在しています。

これからも、お客様の期待を超えるホームページ制作を目指して参ります。どのようなビジネスモデルであっても、適切な戦略と施策で、成功へと導くお手伝いをいたします。