- 2024.03.23
運営中にホームページが検索結果から消えてしまったときの対応法
運営中に、突然、ホームページが検索結果から消えてしまうと、焦ってしまうと思います。
その場合には、落ち着いた対応が重要であり、焦って対策を行っても良い結果を得られません。
当ページでは、運営中にホームページが検索結果から消えてしまった理由と対応法を紹介します。
ホームページ制作直後に検索結果に出てこないとお悩みの方はこちらのページをご覧ください。
運営中にホームページが検索結果から消えた理由と対応法
誤って管理画面を操作してしまった
これまで順調に検索順位を高めていたのに、突然検索結果から消えてしまう理由の1つに、お客さま自身が意図せず管理画面を操作してしまった可能性があります。
検索順位に影響があるのが、サイト全体をnoindexにしてしまったり、WordPressやプラグインのバージョンアップを行ってしまうケースです。
フルスクラッチの更新システムであれば、サイト全体のnoindex化や、バージョンアップ機能はお客さまが触る管理画面上ではできなくするのが一般的ですが、現在のホームページはWordPressを使って制作することが一般的です。
WordPressは、サイト全体のnoindex化や、ホームページのバージョンアップが操作ミスでできる箇所にボタンがあるので、そこをクリックしてしまった恐れがあります。
サイト全体のnoindex化については、管理画面の設定>表示設定にチェックボックスがあるので、チェックが入っていないかどうかを確認しましょう。
バージョンアップについては、お客さまでは判断が難しいですが、一般的にはダッシュボードページに「WordPress 〇.〇.〇 が利用可能です ! 今すぐ更新してください。」というメッセージが出ているかを確認しましょう。
また、プラグインについては、管理画面の左メニューにあるプラグインボタンの右にバージョンアップ件数が表示されているので、その数値が変わっているかどうかをチェックするしかありません。
改善は、Web制作会社への相談が必要ですが、詳細に伝えることで、納期や料金を抑えれます。
Googleから手動ペナルティーを受けた
Googleサーチコンソールのセキュリティと手動による対策>手動による対策をチェックします。
手動ペナルティは、Googleが目視でホームページを確認して、ホームページを検索結果に表示させる意味がないと判断されたときに、与えられるペナルティになり、手動による対策ページで具体的な問題点を示してくれています。
手動ペナルティを受けたホームページでは、提示された問題点がすべて改善できるまで、ホームページが検索結果に表示されなくなっています。
そのため、時間はかかりますが、万が一手動ペナルティを受けている場合は、手動による対策のページに報告用のフォームが出てくるので、すべてを改善した後、Googleに改善したことを伝えるようにしましょう。
低品質なコンテンツが増えた
低品質コンテンツが多いホームページは検索結果から消えてしまいます。
Googleは、低品質ページを検索結果から除外することで、検索結果を良質なランキングにしたいと考えています。
また、SEOでは、ページ単位で検索順位を定めてはいますが、検索ワードとホームページの関連性も見ているので、低品質なページが多いと、すべてのページに悪影響を及ぼしている可能性があります。
そのため、運営の中で検索結果からホームページが消えた場合は、各ページのリライトに取り組む必要があり、基本的にはすべてのページのリライトを行うようにしましょう。
まとめ
運営中に、ホームページが検索結果から消えてしまった理由と対応法を紹介しました。
もちろん、他にも理由がある可能性はありますが、当社がこれまで運営中に検索結果から消えたとお客さまから相談を受けた事例は上記になっています。
また、上記を自社で見ても分からない場合は、Web制作会社に相談をすれば、細部までチェックをしてくれるので、問題点を発見することができます。
ホームページが検索結果から消えてしまった方の参考になれば幸いです。