- 2024.02.17
検索順位が落ちてしまうホームページの対策法
ホームページ公開後に、多くの企業ではSEOのために運営を継続しています。
しかし、SEOの知識がない状態で、ホームページを運営していても、期待通りの効果を発揮できず、中には検索順位が落ちてしまう対策法を実施してしまうケースも見られます。
当ページでは、ホームページ制作後に、SEO効果の向上を狙って、運営を継続する企業が知っておくべき、検索順位が落ちてしまう対策法について紹介します。
ホームページの検索順位が落ちてしまう対策法
低品質なページを量産してしまう
サーチエンジンは、ホームページの品質を見て、検索順位を決定しているので、低品質なページを作成してしまうと、該当ページが高い検索順位を獲得することはできません。
さらに、Googleヘルプフルコンテンツアップデート以降、低品質なページが多いホームページの検索順位を引き下げているので、低品質なページ数が多いことはSEOで大きなマイナスと言えます。
そのため、SEOを行われているのであれば、各ページを作成する際に、ページタイトルに対して詳しいページを作成することと、ページを公開する前に読み直しを行い、誤字・脱字をすべてリライトしてから公開することが重要です。
中小企業のホームページでは、ブログを使って日記を公開しているケースも多く見られますが、日記と言えどもインターネットに公開する以上は、訪問者が存在してくるので、良質を意識したページでなければ検索順位が高くなることはありません。
自作自演の被リンク対策を行ってしまう
サーチエンジンは、被リンク数が多いホームページを人気があると判断をして、検索順位を高めます。
しかし、現在のサーチエンジンは、低品質な被リンクを無効化しているので、被リンク対策を行っても検索順位が向上しないケースが大半になっています。
また、自作自演の被リンクは、低品質と判断される可能性が高くなり、自作自演の被リンク数が多いホームページは、Googleサーチコンソールの手動ペナルティを付与されてしまい、大きく検索順位を落とすか、検索結果ページから除外されてしまいます。
現在のSEOに効果的な被リンクは、ナチュラルリンクを集めることになっているので、自作自演の被リンク対策は時間の無駄に終わるか、手動ペナルティを付与されるかのどちらかで、検索順位を落としてしまうだけの対策と言えます。
不用意なページ削除や301リダイレクトを行ってしまう
サーチエンジン曰く、ページ削除や301リダイレクトには、SEOでマイナス効果はないそうです。
しかし、これまで多くのホームページがページの削除や301リダイレクトを行ってきたのを見ていると、多少の数であれば影響はありませんが、数が多くなるとホームページの検索順位を落としています。
当社の推測ですが、ページの削除や関連性がないページへと301リダイレクトを実施すると、サイト全体のユーザーエクスペリエンスの低下から、検索順位が落ちてしまっているのではないかと考えます。
そのため、ホームページにある低品質なページをどうするかで悩んだときは、まずページのリライトで対応できないかを考えて、どうしても無理な場合は、数が過剰に増えないように注意して、ページの削除や関連ページへの301リダイレクトを行うようにしましょう。
まとめ
検索順位が落ちてしまうホームページの対策法を紹介しました。
ホームページを公開後、なかなか検索順位が高まらないとお悩みの方にとっては、少しでも即効性がある対策を行おうと、低品質なページの量産や自作自演の被リンク対策、低品質なページの削除や301リダイレクトを行ってしまいがちです。
しかし、これらの対策は、ホームページの検索順位を落としてしまう可能性が高いので、絶対に行ってはならないと言えます。
SEOで大切なのは良質な新規ページ作成だけになるので、もし新規ページを作成していても、SEO効果が出ない場合は、現在公開しているすべてのページに品質が高まるリライトを行うことと、より多くの新規ページを作成することで、SEO効果を発揮することができます。