- 2024.03.15
SEOを行うホームページに見られる2つの検索順位の上がり方
多くのホームページのSEOをサポートしてきた結果、検索順位には2つの上がり方があります。
当たり前の話ではありますが、ホームページにSEOを行っている方は、正確に検索順位の上がり方を理解することによって、適切な検索順位の測定を行うことが可能になり、より高いSEO効果を発揮できる可能性があります。
当ページでは、これまで多くのホームページに対して、SEOをサポートしてきた経験から2つの検索順位の上がり方を紹介します。
SEOを行うホームページに見られる2つの検索順位の上がり方
一気に検索順位が上がる
SEOに取り組んでいるホームページでは、多くのウェブマスターが期待するのは、一気に検索順位が高まり、サーチエンジンからの訪問者数が急増することになると思います。
制作実績のホームページを見ていると、一気に検索順位が上がる事例は、ホームページ公開直後によくある事例です。
ただし、公開してすぐに検索順位が上がることは滅多になく、早くても3ヶ月、遅いと半年以上かかるケースもあり、その間に良質な新規ページ作成や品質の高まるリライトを継続しなくてはなりません。
運営時にも一気に検索順位が上がる事例はありますが、ページ単位で見れば一気に上がっているけれども数ページだけの話であったり、サイト全体の掲載順位が60位から40位になったなどの検索順位はがっているけれども、成果に直接的な影響がない範囲であることが一般的です。
ただし、まれに、多くの被リンクを獲得できるページを作成したホームページでは、一気に検索順位が上がっている事例もあり得ます。
少しずつ検索順位が上がる
多くのホームページの検索順位の上がり方に該当するのが、少しずつ検索順位が上がる事例です。
検索順位が上がったり下がったりを繰り返しながら、3ヶ月や半年の検索順位を比較すると、検索順位が上がっているという状態です。
多くのウェブマスターが行ってしまう対策法は、ホームページ運営を継続し続けていれば、検索順位が上がり続けると考えてしまい、下がったときに焦った対策を行ってしまう事例です。
しかし、検索順位が下がることはサーチエンジンの普通の仕様になり、そこで焦って間違えた対策を実施ししてしまうと、さらに低い検索順位になる恐れがあります。
SEOでは、検索順位を気にせずに、ホームページ運営を継続することが重要になるので、検索順位が下がっても焦らずに良質な運営を継続するようにしましょう。
SEOで検索順位が下がるときは一気に下がる
当社の経験上、検索順位が下がるときには、少しの下がり方ではなく、一気に下がる傾向があるように感じます。
これは、Googleコアアルゴリズムアップデートやヘルプフルコンテンツアップデート、スパムアップデートなどの大型の仕様変更に関係がありません。
この場合は、今行っている対策が、サーチエンジンの仕様と異なるものになっているので、その対策を辞めて、ユーザーのために価値あるホームページ運営を行うようにしましょう。
まとめ
ホームページの検索順位の2つの上がり方を紹介しました。
多くのお客さまは、ホームページのSEO効果は一気に上がってほしいと思われていますが、サーチエンジンの検索順位の上がり方は、上がったり下がったりを繰り返しながら、数ヶ月単位で見たときには検索順位が上がっているという状態です。
SEOを行っているホームページでは、検索順位が下がると大きなストレスに感じますが、日々の変動は、サーチエンジンの仕様になっているので、大きく検索順位が落ちていない場合は、気にせず良質なホームページ運営を継続しましょう。