- 2022.05.05
成約数が倍増したSEOワードの変更事例
ホームページ制作実績でSEOワードを変更した瞬間高い成果を出した事例があります。
そちらの企業はもともと狙っていたキーワードでかなり高い順位を獲得していましたが、一向にお問い合わせがありませんでした。
そこで、ホームページを制作した当社が無料サポートとして、狙うべきキーワード変更を提案した事例を紹介します。
上位を実現したが成果が出なかったのでSEOワードを変更提案
クライアントから、もともとになる前職時代の経験から、このキーワードで上位表示をしたいと依頼をいただいたケースです。
そのキーワード自体は、一般的にその業界であれば、誰もが思いつくキーワードであり、さらには以前の会社で多くの問い合わせ数を獲得していたそうです。
そのため、当社は特に調査もせず、成果を出している上位表示ワードであれば問題ないと判断をしてホームページを制作しました。
これが問題だったと非常に反省しています。
実際に、約半年かけて、狙い通りのランキングを実現したのですが、問い合わせ数は月に1本あるかどうかという状況です。
さすがにクライアントも、問い合わせがなければ、上位にランクインしても意味がないと、かなり困惑されていました。
そのため、本来ならホームページ制作時に調査を行いますが、このタイミングで無料で調査をさせていただき、キーワード変更を提案しました。
ちなみに上位表示を狙ったキーワードは、当社なら【ホームページ制作 大阪】となる【業種名 地域名】になり、ここまで効果がないフレーズもあるんだと驚きました。
提案したのは、地域名をさらに小さくした区名で、理由は、どのキーワードが問い合わせ数が多いかは分かりませんが、実は市名と区名で明確に上位ランク企業が別れていました。
そのため、もしかすれば区名でも結構成果が出るのではないかと思い提案をしています。
SEOワード変更のためのリライトと新規記事作成
市名ではホームページを制作後に大体上位表示を行うのに半年かかりました。
ただ、区名は難易度が下がっている代わりに、上位表示を狙う地域数が多いという問題があります。
取り急ぎ当社が行ったのは、大阪市ではなく府にあるすべての区をリストアップし、お客さまと優先順位を立てることです。
その後、優先順位に則って、上から順番に上位表示を行うために、記事のリライトや新規ページ作成をお願いしました。
SEOワード変更で被リンク対策法も変更
昨今のホームページ制作では、被リンク提案は行いません。
ただ、それはアメブロやブロガー、タンブラーなどを利用して、自社で記事を作成して被リンク数を増やすという提案をしていないだけです。
基本的には国が制作したホームページへの登録作業などの効果が出そうな被リンク元サイトはリスト化してクライアントへお渡ししています。
そしてその際に、アンカーテキストも指定していて、一新させる作業を行いました。
もちろん、被リンクを掲載するホームページによって、最適な文言を入れているため、結構時間がかかりました。
ただ、もともと弊社がホームページ制作時にSEOワード選定をしなかったことも原因の一つだと考えて無料対応としています。
お客さまは時間をかけてのんびり実施すると言われており、リストにピックアップされたURLアドレスすべての登録作業と修正作業に公開後1年くらいかかっています。
SEOワードを変更後の成果
SEOを行い始めて結果が出たのが、実は1ヶ月後になります。
1ヶ月後には、すでに大阪市にある7割程度の区名で上位ランクを獲得していて、さらには成果数で言っても、多くなっていました。
やはり市で上位表示ができていると、後から追加で区で上位を狙うにしても簡単だと感じます。
現在では、近畿2府4県での上位表示を行うために、日々新規ページ作成を行っています。
ただ、最近はネタ切れが目に見えるように発生していて、当社としての不安がカニバリゼーションが大量発生してしまわないかになっています。
ホームページ制作でSEOキーワード選定は大切
今回の実績で感じるのは、最初の上位表示キーワード選定の重要性です。
もちろん、当案件では、調査をしたところで、もしかすれば、同じキーワードの提案をしていたかもしれません。
ただ、当社のホームページ制作時のSEO提案では、1つではなく、できる限り多くのキーワード数で、さらに具体的な対策法も提案しています。
そのため、今回のSEOワードが調査をしなかったから成果が出なかったとは言い切れなく、単純にクライアントの話を鵜呑みにして1ワードで対応をお願いしたことが失敗の原因です。
この事例をもとに現在では、何があろうと、しっかりとホームページ制作時にキーワード提案を行っており、そうすることで、後から方向転換を行う必要をなくしています。
今回は結果としては成功をしていますが、前半が失敗してしまったため、今後はこの失敗を糧にさらにSEOに強いホームページ制作を追求しようと思います。