- 2022.10.11
ホームページを制作したらバックアップを取得
ホームページを制作したらバックアップは必ず行いましょう。
ホームページを制作すると、さまざまな問題が発生するリスクがあり、そういった場合にすぐに対応できるようになります。
これまでバックアップを取得した経験がないウェブマスターからすると面倒くさいと感じられると思いますが、ホームページ制作経験で言えば、非常にシンプルで簡単です。
ホームページ制作時に効率的なバックアップの取得計画
ホームページを制作する際に、バックアップの取得計画を立てましょう。
ここで考えるべきは、どうやって行うかも必要ですが、それに加えて作業効率の検討が必要です。
と言うのも、取得したとしても、制作したホームページの成果は1mmも向上しません。
効率が悪いと、結果に繋がらない作業に長時間かける必要が出るので、あまりおすすめできる対策にはなりません。
実際にこれまで取得していなかった運営担当者からすると、なぜ取得しないといけないかと思い、実際に現在運営しているけど問題が起きたことがないと言われるかもしれません。
ただ、実はホームページを制作するとさまざまな問題が発生し、以下が実際に当社の実績でバックアップを利用したケースです。
- レンタルサーバー会社のメンテナス
- ワードプレスのバージョンアップ
- 管理画面で誤操作
- ウェブシステムの調整
上記のケースで問題が起こってしまった後の修正は、手間も予算もかかる無駄なコストと時間です。
もちろん、お客さまによっては、別に問題が起こった後、コストをかけて改善すれば元通りになるのならそれで良いと思われるかもしれません。
ただ、残念ながら元通りになるケースはなく、それがSEOになります。
SEOとは、グーグルとヤフージャパン、マイクロソフトビング、ダックダックゴーの日本国内で主要なサーチエンジンで上位表示を狙う対策です。
基本的にはサーチエンジンは、全自動で情報収集からランキング決定のアルゴリズムの実装までを行っていて、非常に複雑なプログラムで動いています。
そのため、実は、例えば一度非表示になったウェブページを再度アップしても、元の検索順位とイコールにならない可能性があります。
これは実際に、グーグル自体が発言しているので、間違いないと思います。
そっくりそのままの状態には戻らず、問題が起こることは仕方がないかもしれませんが、その場合に即対応ができるバックアップがあったほうが良い結果になります。
バックアップ取得法
実際に提案する取得法を紹介します。
ワードプレスならプラグイン
昨今のホームページ制作は、ワードプレスの実装が当たり前になりました。
このワードプレスでは、プラグインのAll-in-One Wp Migrationを利用してワンクリックで行えます。
もちろん他にも、バックアップ系は多くあるので、何を利用しても問題なく、作業効率を考えるとプラグインは必ず必要であると言えます。
テストサイト作成
当社のホームページ制作では、最近は必須でテストサイトを作成しています。
このテストサイトがあると、バックアップの手間が0になり、かなり効率的に行えます。
ただ、レンタルサーバー会社から別のアカウントを使い、1台追加で契約しなくてはなりません。
なぜ別のアカウントかと言うと、同一だと、サーバー機自体が同じになる可能性があり、メンテナンスに対応ができない可能性があります。
昨今はレンタルサーバーの費用は月額1,000円くらいになり、予算を出せるようであれば、同じ業者で別アカウントを作成し、もう一台契約しましょう
希望があれば納品
最後に、希望があれば、毎月のデータをCD-ROMかフラッシュメモリに焼き、郵送で納品しています。
別に当社で保管しても良いですが、その場合は、1年経過した段階で破棄していて、それで問題が無ければ当社で管理します。
当たり前ですが、無料ではなく、PC占有時間とCD-ROM購入費、さらに当社への手数料を乗せた額を請求し、大体ですが月額5,000円から10,000円が多いです。
原則、当社は、毎月を推奨していますが、お客さまに希望があればそのサイクルで実施しています。
バックアップを取得すればホームページの安全性が向上
ホームページを制作したら適切にバックアップを取得すれば、安全性がかなり向上します。
実際にこれまで問題が発生した経験がない企業でも、当社では必ず取ることをお願いしています。
ワードプレスを実装していれば、プラグインを利用すれば、無料で手軽に行えます。
さらに、テストサイトであれば、確かに初期費用はこれまでの経験上10万円くらいは必要ですが、その後はレンタルサーバー費だけで予算もお客さま作業も発生しません。
CD-ROMかフラッシュメモリの現物を用意すると、確かに少し高いですが、ここまで行うクライアントは珍しいと感じます。
大切なのはコストをかけず、楽をする方法の検討で、これらを行えば、御社サイトは本当に安全性が高まり、安定して高い成果を発揮します。