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公開日:2026.04.14最終更新日:2026.04.14

ホームページに電話番号を載せない会社が増えた理由と載せ方を解説

ホームページに電話番号を載せない?理由とスマートな連絡手段の作り方

ホームページに電話番号を載せるかどうかは、業種や運用体制によって判断が分かれるテーマです。最近では電話番号をあえて載せない会社も増えており、何が正解か迷う担当者は少なくありません。

本記事では、電話番号を載せない会社が増えた理由から、判断方法、設置場所、HTMLでの書き方まで順を追って解説します。

ホームページに電話番号を載せない会社が増えた理由

近年、ホームページに電話番号を載せない、もしくは目立たない場所にひっそりと配置する会社が増えています。背景にあるのは、ユーザーの行動様式の変化と、企業側の対応コストへの意識の高まりです。

たとえばAmazonのような大手ECサイトでは、電話番号は一応用意されているものの、トップページや商品ページからすぐに見つけることはできません。多くのユーザーがまずチャットやFAQで自己解決するように設計されており、電話は最後の手段という位置付けになっています。

特に若い世代は電話そのものを好まない傾向があり、自己解決できる情報が用意されていれば電話番号を探すことすらしないケースもあります。企業側から見ても、電話対応には人的コストがかかり、やり取りの記録が残りにくいというデメリットがあります。

こうした事情から、チャットボットや問い合わせフォーム、FAQの充実によって電話以外の手段でユーザー対応を完結させる動きが広がっています。電話番号をあえて前面に出さず、ユーザー満足度を保ちながら他の手段に誘導するという考え方が、いまや一般的になりつつあります。

ホームページに電話番号を載せるかどうかの判断方法

ホームページに電話番号を載せるかどうかの判断方法

電話番号を載せるかどうかを決めるには、ユーザー側のニーズと自社側の対応体制の両面から現状を整理する必要があります。どちらか一方だけで判断すると、ユーザー満足度や業務効率に偏りが出てしまうため、両方の視点から検討することが大切です。

ユーザーが電話を必要としているかを見極める

電話番号を載せるべきかは、ターゲットとなるユーザーの特性によって大きく変わります。

比較的高年齢層を対象にしたサービスや、信頼性が重視されやすい業種では、電話番号があることで安心感を与えやすくなります。一方、若年層やネットに慣れたユーザー向けのサービスでは、問い合わせフォームやチャットなどの非対面ツールで十分に対応できるケースも多いです。

そもそもユーザーが電話を使う場面が少ない場合、電話番号を載せても活用されない可能性があります。アクセス解析や過去の問い合わせ履歴から、実際にどれくらい電話での対応が求められているのかを把握しておくと、無理のない判断につなげられます。

電話対応にかかる業務負担を確認する

電話での問い合わせを受けるには、対応するスタッフの確保や営業時間中の体制整備など、一定のリソースが必要です。問い合わせが集中する時期には他の業務が圧迫されることもあり、対応品質が落ちてしまうリスクもあります。

電話でのやり取りは記録に残りにくく、情報共有や対応履歴の管理が煩雑になりやすいという課題もあります。社内のリソースに無理が生じるようであれば、フォームやチャットなど他の手段でカバーする方が、結果的にユーザーにとってもプラスになることが少なくありません。

自社の対応体制を冷静に見直したうえで、現実的な選択をすることが大切です。

ホームページに電話番号を載せるおすすめの場所

ホームページに電話番号を載せるおすすめの場所

電話番号を載せると決めた場合、どこに表示するかでユーザーの行動や印象が変わります。目立たせて問い合わせを促したいのか、信頼性の補強として控えめに載せたいのかによって、最適な場所は異なります。ホームページの目的に合わせて配置を選ぶことが大切です。

ヘッダー

ヘッダーは、ユーザーがページを開いた瞬間に目に入る位置で、電話による問い合わせを重視したい場合に効果的な配置場所です。

電話番号を目立たせることで、すぐに連絡したいと考えるユーザーの行動をスムーズに後押しできます。スマートフォンで閲覧された場合、タップで発信できるリンクにしておけば利便性も高まり、ユーザー満足度の向上にもつながります。

ただし、電話対応を前面に押し出したくない場合や、他の問い合わせ手段に誘導したい場合には、ヘッダー以外の場所に配置した方がバランスをとりやすくなります。

フッター

フッターに電話番号を載せるのは、ページを最後まで読んだユーザーへの補助的な案内として効果的です。

すぐに電話するつもりはないものの、念のため連絡先を確認しておきたいというユーザーにとって、自然に目に入る位置でもあります。会社情報や所在地、営業時間と並べて掲載すれば、信頼性の補強にもつながります。

フッターは全ページ共通で表示されることが多く、サイト内のどのページからでも連絡先にアクセスできる点もメリットです。

問い合わせページ

問い合わせページは、フォームやチャットなど他の連絡手段と並べて電話番号を案内したい場合に適しています。

ユーザーが自分に合った手段を選びやすくなるため、複数の導線を用意しておきたいホームページに向いています。電話の他にメールやチャットも併記しておけば、ユーザーの状況に応じて柔軟に対応できます。ただし、問い合わせページに遷移しないと電話番号が確認できない設計だと、緊急性の高い問い合わせには不向きです。

電話を強調したい場合は、他の場所にも併せて掲載することを検討してください。

会社概要

会社概要ページに電話番号を載せるのは、企業としての実在性や信頼性を示す目的で効果的です。

会社概要ページは、サービスを利用する前に、ちゃんとした会社なのかを確認したいユーザーが必ず訪れる場所です。所在地や代表者名、設立年などと並べて電話番号が記載されていることで、実態のある企業であることが伝わり、安心感につながります。

特に初めてホームページを訪れたユーザーや、契約・購入を検討している段階のユーザーにとっては、信頼性を判断する材料として大きな意味を持ちます。

よくある質問

よくある質問のページに電話番号を載せるのは、電話対応を前面に出したくないものの、完全に非掲載にはしたくない場合に有効な方法です。

基本の連絡手段はメールやチャット、フォームに誘導しつつ、どうしても電話で話したいユーザーだけがサイト内を回遊して辿り着ける位置に置くことで、業務負担を抑えながら誠実な対応ができます。「電話で問い合わせたい場合」といった質問項目の回答内に電話番号を記載するのが自然な見せ方です。

電話対応のリソースが限られている企業や、まずは他の手段で問い合わせを受けたい企業に向いた配置といえます。

ホームページに電話番号を載せる時のHTMLの書き方

電話番号をホームページに載せる際は、スマートフォンユーザーがタップするだけで発信できるリンクを設定するのが一般的です。HTMLとCSSを組み合わせれば、端末に応じてリンクの挙動を切り替えることができます。基本の書き方と応用の制御方法を解説します。

tel:リンクの書き方

電話番号にリンクを設定するには、HTMLの<a>タグを使い、href属性にtel:スキームを記述します。基本的な書き方は以下の通りです。

  • <a href=”tel:0123456789″>0120-123-456</a>

このように記述しておけば、スマートフォンで閲覧したユーザーは電話番号をタップするだけで発信画面に切り替わり、そのまま通話を始められます。href属性内の数字はハイフンなしで記述するのが基本ですが、表示する番号は視認性を考慮してハイフン付きにしておくのが一般的です。

tel:リンクはスマートフォンでは便利に機能しますが、PCやタブレットでもリンクとして表示されるため、通話できない環境で誤ってクリックされる可能性があります。利用する端末に合わせた表示の工夫を行うと、ユーザー体験を損なわずに済みます。

PCとタブレットのリンクを無効化する書き方

スマートフォンでのみtel:リンクを有効にし、PCやタブレットではリンクとして機能しないようにしたい場合は、CSSのpointer-eventsプロパティで制御する方法があります。

HTMLの記述例は以下の通りです。

  • <a href=”tel:0123456789″ class=”tel-link”>0120-123-456</a>

CSSの記述例はこちらです。

  @media screen and (min-width: 769px) {
    .tel-link {
    pointer-events: none;
    color: inherit;
    text-decoration: none;
  }
}
この書き方では、画面幅が769px以上の端末ではリンクのクリック操作を無効にし、文字色や下線などのリンクらしい装飾も解除しています。電話番号自体はテキストとして表示されたままなので、PCユーザーは番号を確認でき、スマートフォンユーザーはタップで発信できます。

意図せずクリックされても反応しないため、通話できない環境での誤操作を防ぎつつ、すべての端末で電話番号を見せたい場合に適した書き方です。

ホームページの電話番号を載せる時のよくある質問

電話番号の掲載を検討するなかで、信頼性や業種ごとの必要性、デメリットなど、判断に迷うポイントは少なくありません。ここでは特に相談の多い疑問をまとめて紹介します。

電話番号を載せないと信頼性は下がる?

電話番号が掲載されていないことで、不安を感じるユーザーが一定数いるのは事実です。特に初めてホームページを訪れたユーザーにとっては、連絡手段が限られていると、何かあったときにどう対応してもらえるのかという疑念につながりやすくなります。

ただし、すべてのホームページで電話番号が必須というわけではありません。問い合わせフォームが使いやすく返信が早い、よくある質問が充実しているなど、他の手段で十分にユーザー対応ができていれば、電話番号がなくても信頼性が大きく損なわれることはありません。

大切なのは、安心して利用できる連絡手段が明確に示されていることです。

どういう業種で電話番号が必須になる?

電話番号の掲載が重視されやすいのは、ユーザーが即時の対応や相談を求めやすい業種です。不動産業や士業、医療・介護関連などでは、緊急性のある問い合わせや込み入った相談が発生しやすく、電話番号の有無が信頼性に直結しやすい傾向があります。

比較的年齢層の高いユーザーを対象とするサービスでも、電話による連絡を好む方が多いため、電話番号が掲載されている方が問い合わせのハードルを下げられます。一方で、オンライン完結型のサービスや若年層向けのサービスでは、必ずしも電話番号が必要とは限りません。

ターゲット層や提供するサービスの性質に応じて、柔軟に判断することが大切です。

電話番号を載せるデメリットは何がある?

電話番号を載せる最大のデメリットは、対応にかかる業務負担が増えることです。営業時間中は電話に出られる体制を整える必要があり、問い合わせが集中すれば他の業務が圧迫されます。営業電話やセールスの連絡が増えやすくなるのも見過ごせない点です。せっかくの対応リソースが本来の顧客対応以外に割かれることになり、現場のストレスにつながります。

さらに、営業時間外にかかってきた電話に出られなかった場合、ユーザーから不満を持たれる可能性もあります。

電話番号を載せる際は、こうした負担を許容できる体制があるかを事前に確認しておく必要があります。

ECサイトだけど電話番号は必要?

ECサイトの場合、電話番号は必須ではありません。

注文や発送に関する問い合わせはメールや問い合わせフォーム、チャットで対応できるケースがほとんどで、Amazonや楽天のような大手ECサイトでも電話番号は前面に出していません。ただし、特定商取引法に基づく表記としては電話番号の記載が原則必要になるため、完全に非掲載にすることは難しい点に注意が必要です。

実務上は、特定商取引法のページに記載しつつ、トップページや商品ページからは目立たせず、メールやチャットを主な問い合わせ手段として誘導する形が現実的です。

電話対応のリソースが限られている場合ほど、この方法が向いています。

まとめ

電話番号をホームページに載せるかどうかは、業種やターゲット層、社内の対応体制によって最適な答えが変わります。すべてのホームページに電話番号が必要というわけではなく、近年は載せない判断をする会社も増えています。

載せる場合は、ヘッダーやフッター、会社概要などユーザーが見つけやすい場所に配置することが大切です。tel:リンクを設定すればスマートフォンユーザーの利便性も高まります。一方で電話を前面に出したくない場合は、よくある質問のページに記載するなど、控えめな見せ方も選択肢になります。

電話番号を載せない場合でも、問い合わせフォームやチャット、よくある質問の導線をわかりやすく整えておけば、ユーザーの不安を解消しながら対応することは十分可能です。

自社の状況に合った形で、安心して連絡できる手段を用意しておきましょう。

今回は、ホームページに電話番号を載せるかどうかの判断方法や設置場所、HTMLでの書き方について解説しました。
当社では、成約率を最大化するホームページ制作を行なっています。
電話番号の配置や問い合わせ導線の設計だけでなく、ターゲットに響くコンテンツ設計、SEOで評価されやすいサイト構造、競合に差をつけるSEO対策、自社の強みを的確に伝えるオリジナルデザインまで、成果につながるホームページ制作・運用をトータルでサポートします。
これからホームページを制作したい方も、すでに運用していて問い合わせ導線にお悩みの方も、まずは気軽にご相談ください。

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