- 2022.10.03
不自然な被リンクはホームページのSEO効果を妨げる
昨今のホームページ制作ではあまりないですが、不自然な被リンクはかなり危険であると思います。
不自然な被リンクにはホームページを制作した企業ウェブマスター自身が付けたものと、海外などから勝手につけられたものなどがあります。
今回はホームページを制作した企業の運営担当者が知っておきたいポイントを紹介します。
不自然な被リンクとは
不自然な被リンクとは、ホームページ制作では百害あって一利なしと言えます。
というのも、2005年ごろまでは、実はSEOと言えば被リンク全盛期であり、多くの企業がホームページ制作後にアメブロなどの無料ブログを開設して、そこから被リンクを行いました。
その結果、検索順位は非常にひどく、ホームページ制作会社などの業者などインターネットに関する事業者はあまりサーチエンジンを利用しなかった時代になります。
当時の日本国内で主要なサーチエンジンには、グーグルとヤフージャパン、マイクロソフトビングがあり、もちろんそんな状態を良しとしていません。
そこで、行われているのが、被リンクが無くてもランキングが決定するアルゴリズムの開発で、現在ではかなりその効果が目に見えるくらい出てきていると思います。
実際に実績でも、本数が0本の企業でも上位ランクを独占している企業があります。
そのため、基本的には現在の仕様ではそこまで意識を向けなくても良いですが、それでもSEOに特化した会社は意識したくなるケースが多いです。
その中に実は不自然であることもあり、例えば、海外サイトや、ホームページ制作を行った企業ウェブマスターが付いたものも見られます。
自分でつけたなら不自然でも何でもないと思われるかもしれませんが、ウェブマスター視点ではなく、検索エンジン視点になっています。
これらがあると、数が少なければ大した影響はありませんが、多いとランクダウンあるいは、検索順位が上がらないなどのリスクが発生します。
ホームページでよくある不自然な被リンク
当社がホームページ制作後によく目にする種類を紹介します。
海外サイト
もっとも多い事例が、集客力が高まり始めたクライアントほど海外サイトから大量に得ているケースがあります。
現在の検索エンジンは、無視しても問題がなく、検索サイト側で自動的に無効化してくれています。
ただ、100%ではなく、ホームページ制作後にSEOを行っているけどまったくランクが上がらない場合は否認しても良いでしょう。
当社で色々と調べていると、言語が違うからマイナスや0評価であるということはなさそうです。
ただ、闇雲なウェブページからやコンテンツからだと評価を下げている可能性があり、適切に判断をして、不要だと思えば否認をして見ましょう。
この必要かどうかについては、サーチエンジンは一切情報公開をしておらず、ブラックボックスに入った状態なので、ウェブマスターや業者の判断で行うしかありません。
これまでの当社の経験で言えば、99%が無効化されていて、たまにツイッターやフェイスブックなどで否認したらランキングが上がったという事例がある程度です。
また、否認ツールは非常に強力であり、万が一順位が落ちたら解除しなくてはならず、対策を行った翌日からは必ず順位をチェックしましょう。
自演
判断がかなり難しいですが、自演系も該当します。
自社運営であり、過剰な対策をしていなければ、問題はないとも言えますが、昨今ではこれらを解除してもランキングが下がらない企業の方が多いように感じます。
また、付けたからと言って、昔ほどの効果は一切見られず、大半がすでに無効化済みで、安心で安全なサイト運営にも、少しずつ削除を推奨してます。
ただし、無料ブログなどでいきなりアカウントを削除すると、順位が落ちても復旧ができないので、少しずつバックアップを取りながら解除しましょう。
昨今のサーチエンジンは本当に厳しい目でチェックをしていて、自演系はできれば0にした方が良いかもしれません。
ホームページ制作後のSEOは不自然な被リンクがない対策を
ホームページ制作後にSEOを行う企業は多いです。
ただ昨今は、対策を行った企業サイトほどランキングが上がらず、ユーザーフレンドリーを追求することが唯一の施策であると感じます。
そのため、とにかくすべてのウェブページをユーザー目線で原稿作成や画像を配置しながら、更新業務を行ったほうが順位は高くなる可能性は高いです。
そのため、基本的には自演系対策は行わず、海外サイトからは基本は放置しますが、サーチコンソールでのチェックだけはしておきましょう。
そしてあまりに過剰な場合は、ツールを利用して否認してみて、その後順位継続を行うことが正攻法のSEOです。
最近のSEOは本当に難しく、不自然な被リンク以外にもさまざまな要素がありますが、あまり深く考えずコンテンツ作成を行うことが効率的だと感じます。
結論として、閲覧者が本当に役立つ情報配置こそが上位表示を狙う唯一の対策になります。