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公開日:2026.06.19最終更新日:2026.09.20

ホームページの文章校正とは?チェック項目とおすすめの無料ツール

文章を磨いて信頼を伝える

ホームページの原稿を書いた後に、誤字脱字や言い回しの不自然さが気になった経験はありませんか。ホームページの文章は公開後に多くの人の目に触れるため、細かなミスも会社の信頼性に影響します。文章校正は、こうしたミスを防ぐだけでなく、読みやすさを高めて問い合わせなどの成果につなげるうえでも大切な作業です。

このページでは、ホームページの文章校正の基本知識から押さえておきたいチェック項目、無料で使えるおすすめのツールまでを紹介します。あわせて、当社がホームページの文章校正に取り組んだ事例も紹介しますので、原稿の質を高めたい方は、ぜひ参考にしてください。

ホームページの文章校正とは

ホームページの文章校正とは、原稿に含まれる誤りや不自然な表現を見つけ出し、より正確で読みやすい形に整える作業のことです。

もともとは出版業界で使われていた言葉で、印刷する前に作った試し刷りを原稿と見比べて、誤りを直す工程を指していました。現在ではホームページの原稿をはじめ、ビジネス文書やSNSの投稿など、あらゆる文章のチェック作業に使われる言葉として定着しています。

文章校正に似た言葉として文章校閲がありますが、校閲は文章の内容そのものが事実と合っているかを確認する作業を指し、表記や言い回しを整える校正とは役割が異なります。とはいえ実務上は厳密に区別されず、ほぼ同じ意味で使われることも少なくありません。

ホームページの原稿は、ページ数が増えるほど誤りや表記のずれが生じやすくなります。また、自分で書いた文章は内容が頭に入っているため、読み返しても誤りを見落としがちです。公開前に文章校正の工程を挟むことで、読み手に与える印象や文章全体の信頼性は大きく変わります。

ホームページの文章校正でチェックすべき項目

ホームページの文章校正でチェックすべき項目

ホームページの文章校正では、複数の視点から文章をチェックする必要があります。ここでは、文章校正を行ううえで押さえておきたい代表的な項目を紹介します。

誤字脱字

まず基本となるのが誤字脱字のチェックです。

変換ミスや入力漏れは、どれだけ注意して書いていても起こり得るミスです。特に文章が長くなるほど見落としやすくなるため、書き終えた後に見直す習慣をつけることが大切です。読み手にとって誤字脱字が多い文章は、内容以前に信頼性を損なう原因になります。

ホームページの原稿では、社名や人名、サービス名、地名といった固有名詞の誤りに特に注意が必要です。読み手に与える印象が大きいため、公開前に必ず確認します。また、「以外」と「意外」のように、同じ読みで意味の違う言葉の変換ミスは見落としやすいポイントです。

声に出して読む、時間を置いてから読み返すといった方法が、ミスの発見につながります。あわせて、書いている画面とは別に、プレビュー画面や公開後の実際の表示で見直すと、文字の並びが違って見えるため、書いている最中には気づけなかったミスにも気づきやすくなります。

文法

文法の誤りも見逃せないポイントです。

主語と述語が噛み合っていない、助詞の使い方が不自然といった、いわゆる「てにをは」のミスは、読み手に違和感を与えやすい代表的な誤りです。特に一文が長くなると、書いているうちに主語と述語のつながりが崩れやすくなります。

主語と述語だけでなく、どの言葉がどの言葉にかかっているかも確認します。修飾する言葉と修飾される言葉が離れていると、意味が二通りに取れてしまい、読み手を迷わせる原因になります。一文に伝えたいことをひとつに絞ると、こうしたミスは起こりにくくなります。

読み返す際は、一文ずつ区切って主語と述語が正しく対応しているかを確認すると、文法ミスに気づきやすくなります。

表記揺れや文体

表記揺れや文体の統一も重要なチェック項目です。

同じ言葉なのに漢字とひらがなが混在していたり、英数字の全角・半角がバラバラだったりすると、読み手に雑な印象を与えてしまいます。また、「です・ます調」と「だ・である調」が混在している、一人称が僕と私で揺れているといった文体の乱れも、文章全体の統一感を損なう原因になります。

ホームページでは、「お問い合わせ」と「お問合せ」のような送り仮名の違いのほか、「サーバー」と「サーバ」のような長音の有無、「当ホームページ」と「当サイト」のような呼び方の違いなど、揺れが生じる場面が多くあります。複数の担当者で更新している場合や、過去に作ったページと新しいページが混在している場合は、特に起こりやすくなります。

ひとつの文章の中でルールを決め、最後まで一貫させることが大切です。

トンマナ

文章のテイストがサイト全体のトンマナに合っているかも確認すべき項目です。

トンマナとはトーン&マナーの略で、デザインや文章の雰囲気を統一する考え方を指します。同じサイト内でも、ページによって文章の硬さやくだけ方がバラバラだと、読み手に違和感を与えてしまいます。

文章の硬さは、文末の丁寧さ、読み手への呼びかけ方、専門用語の使い方などに表れます。会社概要や料金のページは丁寧な文体、コラムはやわらかい文体というように、ページの役割によって多少の違いがあるのは自然です。大切なのは、サイト全体で「この会社らしい」と感じられる範囲に収まっているかどうかです。

トンマナについて詳しくは、トンマナとは?の記事をご覧ください。

可読性

文章の可読性も見落とせないポイントです。

一文が長すぎたり、専門用語が説明なく使われていたりすると、読み手にとって理解しづらい文章になってしまいます。適度に文を区切る、漢字とひらがなのバランスを整える、改行や箇条書きを活用するといった工夫により、文章は格段に読みやすくなります。

ホームページはスマホで読まれることが多いため、画面の小さい端末での見え方も確認しておきたいところです。パソコンでは読みやすい長さの段落でも、スマホでは文字が画面いっぱいに続いて読みにくくなることがあります。ひとつの段落が長くなりすぎていないか、見出しで内容が区切られているかを見直します。

読み手がストレスなく内容を理解できるかどうかという視点で見直すことが大切です。

文脈の一貫性

文脈の一貫性を確認することも欠かせません。

文章の前半と後半で情報がずれていないか、矛盾が生じていないかをチェックする項目です。たとえば、前半で「3つのプラン」と紹介していたのに後半では4つ目のプランが出てくる、前半と後半で料金の金額が違っているなど、書き進めるうちに前後の整合性が崩れてしまうことがあります。

特に文章が長くなるほど、前に書いた内容を忘れてしまい、こうしたズレが生じやすくなります。

ホームページでは、1ページの中だけでなく、ページ同士で内容が食い違っていないかも確認が必要です。たとえば、料金や営業時間、サービス内容を変更したときに、一部のページだけ更新して、別のページに古い情報が残ってしまうことがあります。変更したときは、その情報が載っているすべてのページを洗い出して確認します。

書き終えた後に通しで読み返し、情報に矛盾がないかを確認することが大切です。

ホームページの文章校正に使える無料ツール

ホームページの文章校正でチェックすべき項目

ここでは、無料で使える文章校正ツールを紹介します。文章のチェック作業を効率化したい方は、ぜひ参考にしてください。

ENNO

ENNOは、日本語のタイポや誤変換、編集ミスなどを自動で検出する文章校正ツールです。

登録不要で、フォームに文章を貼り付けてボタンをクリックするだけで校正結果が表示されます。エラーの種類ごとにハイライト表示されるため、誤字脱字や全角半角の違いなどがひと目で確認できます。AIを使わず独自のエラーパターンで動作するため、誤検出が少なく安定したチェックが可能です。

文章校正ツール

so-zou.jpが提供する文章校正ツールは、日本語の表記や表現上のミスを自動でチェックできるWebサービスです。

誤変換や誤用、ら抜き言葉、機種依存文字など幅広い項目に対応しており、冗長な表現や二重否定の解消といった改善提案も受けられます。ただし、Yahoo! JAPANのテキスト解析APIを使用しているため、個人情報や機密性の高い内容を含む文章の利用は避けることをおすすめします。

チャット型AIツール

ChatGPTClaudeといったチャット型AIツールも、文章校正に活用できます。

誤字脱字の指摘だけでなく、表現の不自然さや文法の乱れにも対応しており、無料プランでも、誤りの指摘から修正案の提示まで頼めます。使い方はシンプルで、校正したい文章をチャット画面に貼り付け、「誤字脱字と文法の誤りのみ指摘してください」のように指示を入力するだけです。

ただし、指示が曖昧だと文体や構成まで変えられてしまうことがあるため、プロンプトで確認範囲を明確に指定することが大切です。また、範囲を指定しても、指示していない箇所を書き直されることがあります。修正後の文章は必ず読み直し、元の原稿と見比べましょう。

文章校正AI

User Localが提供する文章校正AIは、ChatGPTと連携した日本語文章のチェックツールです。

専用フォームに文章を入力するだけで、文法ミスや表現の不自然さ、誤字脱字などをAIが自動で検出し、修正案を提示してくれます。無料で利用でき、入力した文章はAIの学習等に利用されない仕様となっています。

Shodo

Shodoは、日本語に特化したAI文章校正ツールです。

修正箇所を提案する形で、誤字脱字や助詞の誤りなどを指摘してくれるため、採用するかどうかを自分で選べます。無料のベーシックプランでは1回1万文字まで校正でき、生成AIによる校正には週ごとの利用制限があります。ブラウザ拡張機能やWordアドインは有料プランで使えます。無料のアカウント登録が必要ですが、入力した文章はAIの学習に利用されません。

PRUV

PRUVは、ルールベースと生成AIを組み合わせた文章校正ツールです。

出版・Webメディアの編集経験をもとにしたルールベースのエンジンで、誤入力や送り仮名の誤りなどを検出します。無料のTrial版は1回1,000文字までで、表記ゆれチェックや生成AIチェックは有料版で使えます。校正対象の文章は保存されず、SSLによる通信でセキュリティにも配慮されています。

文章校正ツールを利用する時の注意点

文章校正ツールを利用する時の注意点

文章校正ツールは便利な反面、使い方を誤ると思わぬ失敗につながることがあります。ツールを活用する前に、以下の注意点を押さえましょう。

最終的には人の目で確認する

文章校正ツールは、あくまで校正作業を補助するためのものです。

ツールが検出できるのは、あらかじめ設定されたルールやパターンに基づいたミスに限られるため、文脈に依存する言い回しや意図的な表現をミスと誤って判断してしまうこともあります。またAIツールの場合、ハルシネーションにより誤った情報に書き換えられたり、指示していない箇所まで変更されていたりするケースもあります。

ツールでのチェックが終わった後は、必ず人の目で最終確認を行うことが大切です。

AI対応ツールはセキュリティに注意する

AIを使った文章校正ツールの多くは、入力した文章をインターネット上のサーバーに送信してチェックを行います。

サービスによっては、入力したデータがAIの学習に使われる可能性があるため、社外秘の情報や個人情報を含む文章を入力する際は注意が必要です。利用前に利用規約やプライバシーポリシーを確認し、データの取り扱いについて把握しておくことをおすすめします。

複数のツールでチェックする

文章校正ツールにはそれぞれ得意・不得意があり、ひとつのツールだけでは見落としが発生することがあります。

たとえばENNOのようなルールベース型のツールで誤字脱字を確認した後、ChatGPTやClaudeといったチャット型AIツールで表現の自然さをチェックするといった使い分けが効果的です。性質の異なるツールを組み合わせることで、ひとつのツールだけでは気づけなかったミスを拾いやすくなります。

ホームページの文章校正に取り組んだ当社の事例

ホームページの文章校正に取り組んだ当社の事例

ここでは、当社がお客様のホームページで文章校正に取り組んだ事例を紹介します。

電話番号や社名の表記を統一してMEOにつなげる

あるお客様から、MEO対策のご相談をいただきました。MEOとは、Googleマップの検索で上位表示を目指す施策のことです。初めに行ったのが、ホームページとGoogleビジネスプロフィールの文章校正です。

MEOでは、店名(Name)・住所(Address)・電話番号(Phone)の頭文字をとったNAPを揃えることが重要と言われています。そこで、まずここから着手し、表記を統一しました。あわせて、お客様には口コミへの返信と、投稿機能の活用に取り組んでいただきました。

こうした取り組みを重ねた結果、Google検索の上部に地図とともに店舗が並ぶローカルパックに、表示されるようになりました。

表記ルールを策定してサイト全体を読みやすくする

制作を担当したお客様のホームページで、文体を揃える作業を行いました。制作時は原稿をお客様にお任せしていましたが、文体の統一ができていないというお話をいただいたためです。

すべてのページの文体を揃え、自社の呼び方を「当社」に統一し、「時」と「とき」の表記も揃えました。その結果、お客様ご自身が読んでも非常に読みやすいと、ご好評をいただけました。問い合わせ件数は、大きく増えたわけではなく、月に1件増える月がある程度です。それでも、お客様には喜んでいただいています。

まとめ

ホームページの文章校正とは、誤字脱字や文法のミス、表記揺れ、文脈の矛盾などを見つけ出し、正確で読みやすい文章に整える作業です。チェックすべき項目は複数あるため、何を確認するかを把握しておくことが、校正作業の効率化につながります。

無料の文章校正ツールを活用することで、チェック作業の負担を軽くできます。ただし、ツールに頼りきらず、最終的には人の目で確認する姿勢を忘れないことが大切です。公開前にひと手間かけることで、文章の信頼性や読み手に与える印象は大きく変わります。

ホームページの文章校正とは、誤りや不自然な表現を見つけ出し、正確で読みやすい文章に整える作業です。無料ツールを活用すれば負担を軽くできますが、最終的には人の目で確認する姿勢が大切です。表記や文体の統一など、ホームページの文章の見直しでお悩みの場合は、大阪のホームページ制作会社セブンデザインにお気軽にご相談ください。

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