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  • 2024.06.16

フルスクラッチ開発とは?メリットやデメリット、開発の流れを解説

昨今では、一般的に、ホームページであればWordPressやMovable Typeなどが、ネットショップであればShopifyやEC-CUBEなどのパッケージが利用されます。

しかし、パッケージは、既製品であるため、すでに大枠が定められており、そこから会社ごとにカスタマイズを行うので、完全に期待通りのシステムを構築することができません。

そこで、期待通りのシステムを構築する方法として、フルスクラッチ開発があります。

当ページでは、フルスクラッチ開発とは何かや、メリット、デメリット、開発する流れを解説します。

フルスクラッチ開発とは

フルスクラッチ開発とは、0からシステムを構築することを言います。

IT用語辞典によると、もとは模型の分野で使われていた和製英語で、ITの分野では既存のコードを一切使わずにゼロからソフトウェアを開発することを指すとのことです。

フルスクラッチ開発の魅力は、0からシステムを構築することになるので、訪問者が見るホームページや管理画面の構成やデザイン、仕様など、細部までこだわることができることです。

もちろん、パッケージでもカスタマイズは行えるのですが、大枠が定まってしまっているので、細部にまでこだわることはできません。

そのため、ホームページに強いこだわりを持っている会社であれば、フルスクラッチ開発がおすすめです。

フルスクラッチ開発のメリット

フルスクラッチ開発のメリットを解説します。

細部にまでこだわれる

フルスクラッチ開発では、機能面や管理画面のデザインと構成面で細部にまでこだわることができます。

パッケージ開発の場合は、訪問者が見るホームページ側であれば、オリジナルのテーマを作成するので、こだわることはできますが、管理画面はパッケージのデザインや仕様に則らなくてはなりません。

しかし、フルスクラッチ開発では、どのような機能であったとしても、管理画面の構成やデザインなども一から構築することになるので、自由に制作することができます。

この自由度の高さは、大きな魅力になっており、ホームページに強いこだわりがある会社であれば、フルスクラッチ開発はおすすめです。

運営効率の最大化を図れる

フルスクラッチ開発は、すべてをオリジナルで構築するので、管理画面のデザインや構成を自由に定めることができます。

すなわち、自社がホームページを運営する流れに沿って、もっともベストな管理画面を制作すれば、運営効率を大きく高めることができるのです。

例えば、ネットショップで言えば、商品が売れれば管理者にメールが届き、発送準備を行います。

発送準備が終わったあと、管理画面からユーザーに納品予定日のメールを送信することで、履歴を蓄積できるようになったり、さらにはメール送信後に納品書や請求書などのダウンロードができるようにすることで、一気に運営効率が高まります。

また、売上管理なども管理画面から行えるようにして、売上をCSVでダウンロードできるようにしてしまえば、会計ソフトにアップロードするだけで、決算対策とすることができます。

このように、フルスクラッチ開発では、お客さまの状況や環境に合わせてシステムが開発できるので、運営効率の最大化を図ることができるのです。

仕様変更が行いやすい

フルスクラッチ開発は、仕様変更が行いやすいのも魅力で、発注した会社が一からコードを記述しているので、変更したい仕様を伝えることで、スムーズに仕様変更を行ってくれます。

パッケージを利用していると、パッケージのコードを解析しなくてはならないので、内容次第では多くの時間が必要になり、さらには最悪の場合は対応ができないケースもあります。

ウイルスのターゲットになりにくい

フルスクラッチ開発は、御社のためだけに一からコードを記述しているので、ウイルスのターゲットになりづらいというメリットがあります。

もちろん、ハッカーが御社のホームページだけをターゲットにして、長期間プログラムのセキュリティーホールを粗探しされてしまえば、脆弱性が見つかる可能性はありますが、1つのホームページをターゲットにすることはハッカーにとってリスクしかありません。

どうせなら、WordPressなどの多くの方が利用しているパッケージの脆弱性を見つけ、その脆弱性をつくウイルスを拡散させた方が、ハッカーにとってもメリットが大きいのです。

このように、フルスクラッチ開発は、100%ではありませんが、限りなくウイルスのターゲットになる可能性が低いので、安心してホームページを運用することができます。

フルスクラッチ開発のデメリット

フルスクラッチ開発を選択するデメリットを解説します。

コスト負担が大きい

フルスクラッチ開発の最大のデメリットと言えるのが、コスト負担が大きいことです。

例えば、制作実績でフルスクラッチでCMSを開発してきた経験で言うと、ざっくりとした平均ですが、制作料金が300万円になっています。

ホームページ制作料金の平均が100万円だとすると、フルスクラッチ開発で200万円かかっているので、お客さまのコスト負担が大きくなります。

納期が長い

フルスクラッチ開発は、納期が長くなる傾向があります。

一般的なホームページ制作であれば、3ヵ月前後が納期になってくるのですが、フルスクラッチ開発は、プラスで1から2ヶ月かかってしまいます。

そのため、ざっくりと、ホームページ制作を発注してから半年の納期が必要です。

発注した会社の変更がしづらい

フルスクラッチ開発では、発注した会社の変更が行いづらいです。

と言うのも、それぞれの会社が特徴あるソースコードを記述しているので、別の会社に改善を発注してしまうと、まずはコードの解析から始めなくてはなりません。

そのため、フルスクラッチ開発を行い、システムの改善を別の会社に発注する場合は、フルスクラッチ開発を組み直すことが一般的です。

フルスクラッチ開発の流れ

フルスクラッチ開発を行う流れは以下になります。

  • システムの目的や機能などを明確にする
  • システムを設計
  • プログラミング
  • テスト
  • 受け渡し

システムの目的や機能を明確にすることによって、ホームページの運営効率を高めることができるので、フルスクラッチ開発が成功する可能性を高めることができます。

また、システム設計では、ホームページ制作とフルスクラッチ開発を別会社に発注する場合は、情報共有を行っていないと、後々問題になってしまうことがあるので、必ずホームページの設計やシステムの設計を共有するようにしましょう。

システム開発が終わり、最終テキストを行うときは、フルスクラッチ開発を行った会社だけではなく、お客さまも念入りに確認することが大切です。

想定と異なる機能やレイアウトがあった場合は、発注した会社に修正を依頼することで、完璧な状態で納品してもらうことができます。

ホームページを公開した後に、システムの改修を依頼すると、内容によっては、ホームページを一時的に閉鎖しなくてはならないケースもあるので、公開前のテストで問題点を改善することは最重要と言えます。

まとめ

フルスクラッチ開発について解説しました。

当社はシステム会社ではないので、昨今ではWordPressやEC-CUBEなどのパッケージを利用するケースが多いですが、ホームページにこだわりたいお客さまであれば、フルスクラッチ開発がおすすめです。

フルスクラッチ開発って何?とお思いの方の参考になれば幸いです。