株式会社セブンデザイン SEOに強い大阪のホームページ制作会社

  • 2023.09.06

サーバーとドメインはホームページに必ず必要か

サーバーとドメインの重要性を示すホームページ制作の基盤イメージ。

ホームページ制作の際、サーバーとドメインはその基盤とも言える重要な要素です。ホームページを公開するためには、これらが欠かせない存在となっています。サーバーは情報を保存し、ドメインはホームページの住所のようなもの。しかし、これらを提供するのは、多くの場合、Webサイト制作会社ではなく、レンタルサーバー会社やドメイン管理会社との契約が求められます。この2つを適切に選ぶことで、ホームページ制作がよりスムーズに進行します。次に、サーバーとドメインの詳細をお伝えします。

サーバーとは

サーバーとは何か、ホームページ制作に関連してこの疑問を持たれる方も多いでしょう。

サーバーとは、ざっくり言うと、ホームページの制作で生み出されたHTML、CSS、画像ファイルなどを保存し、インターネット上に公開するための特別なコンピュータのことを指します。私たちの普段使うパソコンとは異なり、24時間365日稼働して、常にアクセスを待ち受けています。

ホームページを制作するというのは、実際にはこのサーバーに各種のデータファイルをアップロードする作業を含みます。しかし、一般的なWebサイト制作会社はサーバー自体の提供は行っていません。なぜなら、専門的な設定や維持管理が必要であり、それは専門のレンタルサーバー会社が手掛ける部分となっています。

制作されるホームページの数やニーズが増える中で、レンタルサーバーの価格は手頃になってきました。例えば、当社が推奨するレンタルサーバーの場合、一般的なサービスであれば年間15,000円程度で利用できます。この価格で考えると、制作前にサーバーをしっかり選定し、契約しておくことは、制作効率を大きく向上させるための重要なステップと言えます。

サーバーを選定する際には、制作するホームページの内容や規模、そして将来的な拡張を考慮することが大切です。レンタルサーバー会社は多数存在し、各々に特色があります。その選択は複雑かもしれませんが、不明点や悩みがあれば、私たちのようなホームページ制作会社に気軽に相談することも可能です。一緒に最適な解決策を見つけましょう。

ドメインとは

ドメインとは、簡単に言うと、ホームページの「住所」のような存在です。インターネットの世界において、特定のホームページを訪問するための道しるべとなります。例えば、私たちのホームページのアドレスは「sevendesign.biz」となっています。

このドメインが存在しない場合、レンタルサーバー会社から提供される一般的なサブドメインを使用することになります。しかし、サブドメインは契約者全員に共通して提供されるため、一部のユーザーが不適切な内容をアップロードすると、他の利用者のサイトも影響を受ける可能性があります。たとえば、検索エンジンでの評価が低下することも考えられます。

また、ビジネスの現場で考えると、名刺や広告にサブドメインのURLを記載することは、企業の信頼性を低下させる恐れがあります。専用のドメインを持っていることは、プロフェッショナルな印象を与え、ブランドイメージの向上にも繋がります。

ドメインの取得には費用がかかりますが、実際のところ、価格は非常に手頃です。例として、特定のビジネスに関連する「.co.jp」ドメインは、年間1万円程度で取得できる場合もあります。更に経済的な選択を希望する方には、年間2,000円からのオプションもあります。

ホームページを制作する際、ドメインはその公開アドレスとなるため、適切な選択と取得が不可欠です。初めての取得やリニューアル時にも、最適な選択を行いましょう。

サーバーもドメインもホームページ制作に必須

ホームページ制作において、サーバーとドメインはその基盤となる要素です。これらを持たないホームページは、建物が土地を持たずに浮かんでいるようなものと言えます。

まず、サーバーはホームページのデータや情報を保管する場所の役割を果たします。インターネットに接続して、常にデータを提供する能力を持っています。ホームページを制作する際、そのコンテンツやデザインを保存・公開するためには、このサーバーが必須です。

次に、ドメインはホームページの「名前」や「住所」として機能します。このドメインがなければ、ユーザーはホームページを特定して訪問することができません。御社のブランドやサービスをインターネット上で表現するためには、独自のドメイン名を持つことが非常に重要です。

また、ドメインはメールアドレスの作成にも使用されるため、ビジネスコミュニケーションの基盤ともなります。そのため、ホームページ制作だけでなく、ビジネスのオンライン活動全般において、ドメインとサーバーは必須の要素となります。

最後に、これらのサービスのコストについて心配する必要は少ないでしょう。多くの場合、年間で2万円程度で対応できます。ホームページ制作を考える際、サーバーとドメインの重要性を理解し、それに見合った適切な選択を行いましょう。

無料のドメインとサーバーはおすすめしない

無料サーバー

無料サーバーとその魅力について話すと、初めのうちはコストをかけずにホームページを立ち上げることができるので、多くの方が興味を持つかもしれません。しかし、ホームページ制作のプロとして、私たちは無料のサーバーの使用をおすすめしません。

まず、無料のサーバーサービスは、予告なくサービスが終了するリスクがあります。これはホームページが突如アクセス不可能になるという事態を引き起こす可能性があるのです。さらに、無料サーバーを利用してホームページを制作した場合、後からサーバーを変更することが必要となった時、その移行作業は複雑で手間がかかることが多いです。

特に、ワードプレスを使用している場合、サーバーの変更は技術的な知識が求められるため、多くの場合、専門のWebサイト制作会社の支援が必要となります。これには追加のコストが発生することもあり、結果として無料を選んだことで逆に出費が増える可能性が高まります。

また、レンタルサーバー各社は独自のサービスや機能を提供しており、操作性や管理画面のデザインも異なります。無料のものを使用して慣れてしまうと、後で有料サーバーに変更した時に操作に戸惑うことが考えられます。

ホームページ制作を長期的な視点で考えると、初めから安定した有料のサーバーを選択し、その環境に慣れることが、将来的にもスムーズな運用を実現する鍵となります。

無料ドメイン

ホームページ制作において、ドメインの選択は非常に重要です。特に、無料のドメインは初めてホームページを制作する方には魅力的に映るかもしれませんが、実際には多くのリスクが伴います。

ドメインについて考えると、それはあなたのホームページのアドレスのようなものです。このアドレスが変わってしまうと、SEO(検索エンジン最適化)の観点から見ても、大きなダメージを受けることとなります。グーグルなどの検索エンジンはURLを基にページの評価を行います。ドメインを変更してしまうと、これまでのSEOの努力が無駄になってしまう可能性が高いです。

また、ソーシャルメディアを活用してホームページの宣伝を行う際、一度公開したURLが変わってしまうと、リンク切れの原因となり、ユーザーの信頼を失うことになります。その結果、ソーシャルメディアを通じた集客の機会を逃してしまう可能性があります。

さらに、無料のドメインは多くの場合、一般的なドメイン拡張子(.comや.co.jpなど)では提供されていません。このため、長期的にホームページを運営する中で、プロフェッショナルな印象を持たせるためのドメインに変更したいと考える方が増えてきます。

初めから有料のドメインを選択することで、上記のようなリスクを回避し、ホームページ制作の成功をより確実なものにすることができます。しかし、あくまでサブページや実験的なページを作成する場合、無料のドメインも一考する価値があるでしょう。

まとめ

ホームページ制作の際、サーバーとドメインの選択は基本中の基本とも言える重要なステップです。これらの要素は、ホームページ運営の基盤となる部分であり、後から変更することが難しいため、適切な選択が求められます。

Webサイト制作を始める前の段階で、サーバーとドメインの契約を済ませることが望ましいです。なぜなら、早期にこれらを確定させることで、制作プロセスがスムーズに進むからです。特に、初めてホームページ制作に取り組む方は、適切なサーバーやドメインを選ぶのが難しい場合があるため、Webサイト制作会社との連携が重要です。

ホームページのデザインや内容が完成した後でサーバーやドメインの準備ができていれば、公開までのプロセスが迅速に進行します。この流れの中で、SEO対策を施すことができれば、初動から効果的な集客が期待できるでしょう。

しかし、どのサーバーやドメイン業者を選択するかが、直接的なホームページの成果に影響するわけではありません。大切なのは、選んだサーバーやドメインを基に、ホームページの運営や更新を継続的に行うことです。コンテンツの質や更新頻度、そしてSEO対策の取り組みが、成果を上げるための鍵となります。

最終的に、ホームページを制作・運営する上での成功は、サーバーやドメインの選択だけでなく、その後の継続的な努力と対策にかかっています。適切なタイミングと業者選びを心がけ、スムーズな制作から運営へとシフトしていきましょう。