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  • 2023.09.03

ロングテールSEOとは?ホームページのメリットやデメリット、対策法

ホームページの成果を高めるにはロングテールSEOの理解が大切です。

ロングテールSEOを実施することによって、多くのニッチな検索ユーザーをホームページに集客することができるようになるので、集客できるロングテールキーワード数が増えるほど、ホームページの成果数を高めることが可能です。

当ページでは、ロングテールSEOとは何かや、メリット、デメリット、対策法を紹介します。

ロングテールSEOとは

ロングテールSEOとは、3語以上のフレーズを使った検索回数が少ないキーワードで上位表示を狙うページを作成して、ニッチな検索者をホームページに集客する対策法のことを言います。

ロングテールSEOで上位表示を狙うキーワードは、一般的に成約率が高い傾向が見られるので、ロングテールSEOに力を入れることで、サーチエンジンからの訪問者数の伸び率はそれほど高くはなりませんが、成約数としては大きく向上させることができるのです。

例えば、【ホームページ制作 大阪】と【ホームページ制作 集客 大阪】の2つのキーワードで比較をすると、【ホームページ制作 大阪】の方が検索者数は多いですが、【ホームページ制作 集客 大阪】の方が当社のビジネスに対しての検索ワードになっており、検索者数が少なくとも成約率が高くなっているのです。

では次に、ロングテールSEOを行うメリットとデメリット、対策法を紹介します。

ロングテールSEOのメリット

新規ページ作成だけで対応ができる

ロングテールSEOの最大の魅力は、新規ページ作成だけで対応が可能という点です。

と言うのも、ロングテールSEOで上位表示を狙ったキーワードに対応した入口ページを作成することだけになっているので、基本的には予算やテクニックなどは必要がなく、ページタイトルに対して良質なページを作成することだけが重要です。

さらに、ロングテールSEOで上位表示を狙うキーワードは、3語以上のフレーズであるため、一般的には上位表示難易度も高くなく、1ページを作成するだけでも十分に上位表示を実現することが可能です。

コンバージョンレートが高い

ロングテールSEOで上位表示を狙うキーワードのコンバージョンレートは高い傾向があります。

検索ワードは絞り込めば絞り込むほど検索者数は少なくなってしまいますが、仮に1年で10回しか検索されないキーワードでSEOを行ったとしても、年間で5件の成果数を獲得できるのであれば大きな効果と言うことができます。

ただし、5語のフレーズだと、どんなに良質なページを作成したとしても、そもそもの検索者数が0になる恐れがあるので、多くても4語のフレーズに留めるようにしましょう。

上位表示を狙いやすい

SEOは狙ったキーワードでライバルのホームページとの競争になります。

ロングテールSEOで上位表示を狙うキーワードは、3語以上のフレーズになってくるので、ライバルサイト数も少なく上位表示が行いやすくなっています。

ただし、上位表示が行いやすいと言っても、低品質なページはサーチエンジンから評価されることがないので、上位表示ができなかったり、場合によってはクロール済み - インデックス未登録になってしまうので、検索結果に表示されることがありません。

そのため、SEO難易度が低く上位表示が行いやすいキーワードと言っても、今ウェブマスターができる最高の品質で文章作成に取り組むことが大切です。

安定的なアクセスを稼ぎやすい

ロングテールSEOで上位表示を実現したキーワードはライバルサイト数が増える可能性が低くなります。

特に、同業他社になる大企業などのホームページは、ロングテールSEOを行うケースはまれになっており、効率的にSEO効果を発揮するために、検索ボリュームの多いキーワードでSEOを行っています。

そのため、ロングテールSEOで上位表示を実現することによって、安定して見込み顧客を集客し続けることができるのです。

ロングテールSEOのデメリット

期待通りに訪問者数が増えない

ロングテールSEOのデメリットとして、苦労をしてページを作成したとしても、期待通りにホームページの訪問者数が増えない点があります。

と言うのも、ロングテールSEOでは、3語以上のフレーズで上位表示を狙うキーワードに対して上位表示を狙う対策になっているので、最悪のケースでは検索者数が0になっている可能性もあるのです。

しかし、訪問者数が増えなくても、良質なページであれば、関連ページへのSEO効果はあるので、根気よくロングテールSEOを狙った新規ページ作成を継続していくことが大切になります。

カニバリゼーションの発生

3語以上のフレーズで上位表示を狙ったキーワードで新規ページを作成していると、カニバリゼーションが発生するリスクが存在しています。

ロングテールSEOを実施する場合には、多くの新規ページ作成が求められているので、ページ数が増えていくと自然にカニバリゼーションも増えてしまいます。

ただし、同じニーズの訪問者が訪れるページを作成しない意識をしていれば、多少カニバリゼーションが発生したとしても、高いSEO効果を得ることができるので、過剰にカニバリゼーションを意識する必要はありません。

ロングテールSEOの対策法

ページごとに上位表示ワードの選定

ホームページにあるすべてのページで上位表示ワードを定めましょう。

ホームページの成果を高めるロングテールSEOでは、新規作成ページ数が重要になり、闇雲に新規ページ作成を行っていると、カニバリゼーションが発生する恐れがあります。

そのため、各ページで固有の上位表示ワードを定めるために、Excelを使って、ホームページにあるすべてのページで上位表示ワードを定めて、ロングテールSEOを管理しなくてはなりません。

良質な新規ページの作成

サーチエンジンの検索結果で、ページタイトルとmeta descriptionを見たユーザーが満足できる新規ページの作成に取り組みます。

サーチエンジンは、ページの品質を確認して検索順位を決定してるので、ニッチな検索者を集めるロングテールSEOと言えども、低品質なページでは下位に表示されるか、クロール済み - インデックス未登録になってしまい、検索結果に表示されなくなってしまいます。

そのため、ページタイトルとmeta descriptionを見たユーザーが訪問したときに、魅力的と感じることができる本文の作成に取り組むことで、ロングテールSEOで成功する可能性が高くなります。

必要に応じてリライト

定期的にホームページを読み直して、誤字・脱字や表現が分かりづらい、間違えた情報の箇所をリライトしましょう。

リライトでは、全文は不要になり、リライトが必要な箇所をピンポイントで行うことの方が高いSEO効果を発揮します。

リライトは、高いSEO効果が出ると言われていますが、全文リライトを行ってしまうと、これまでサーチエンジンのデータベースに格納している情報が一新されてしまうので、検索順位が下がってしまう可能性も十分にあり、必要なコンテンツのみのリライトの方が、ロングテールSEOの効果は高くなります。

まとめ

ロングテールSEOについて解説しました。

ホームページから成果を出すのであれば、ロングテールSEOの実施は必須と言えます。

多くのお客さまがホームページで上位表示を狙うキーワードは、すべての同業他社が狙っているキーワードになっていますが、まずはロングテールSEOを実施して早く成果を実現することが重要です。

ロングテールSEOって何?とお思いの方の参考になれば幸いです。