- 2022.10.05
ワードサラダとは?SEOスパムなのでホームページに導入しない
ホームページは、公開後に新規ページ作成を繰り返さなくては、SEO効果を高めることができません。
ホームページでSEO効果を出すには、多くのページ作成が必要になってしまいますが、ホームページ運営時間を多く取ることができる企業は珍しく、そういった場合にワードサラダで新規ページを作成するケースが見られます。
当ページでは、ワードサラダとは何かや、ワードサラダを行っているホームページはSEO効果があったとしても大きなマイナスという点を紹介します。
ワードサラダとは
ワードサラダとは、ホームページに掲載している文章が、文法的には正しいけれども、意味が分からないプログラムが生成した文章のことを言います。
昨今は、ワードサラダを利用しているホームページはほとんど見かけなくなりましたが、迷惑メールなどの文章をイメージすると分かりやすく、文法は正しいので読めるけれども、読んでも意味が分からないという文章のことを言います。
ワードサラダの生成した文章を利用する目的は、ホームページのSEOになっています。
従来のサーチエンジンは、現在ほど文章理解ができなかったので、文法が正しいかどうかでページの評価を行ってSEO効果を決定していました。
すなわち、ワードサラダはプログラムが生成した文章になるので、100%正しい文法の文章を作成することが可能になっており、高いSEO効果を得ることができたのです。
しかし、2016年ごろだったと思いますが、サーチエンジンは検索順位を決定するアルゴリズムにAIを活用しており、その精度が高くなったので、文法が正しいかどうかよりも、ユーザーに役立つページになっているかで評価するようになったのです。
その結果、サーチエンジンが人の目視とプログラムによってワードサラダを利用しているホームページを発見して、検索結果から除外しているのです。
ワードサラダはSEOスパム行為でホームページにマイナス効果
ワードサラダの文章は、サーチエンジンに見つかった段階で、ホームページあるいはワードサラダを利用しているページが検索結果から除外されます。
しかし、以前にTwitterで見た情報ですが、見つからなければ良いと考えて、ホームページ制作直後に1,000ページほどのワードサラダの文章を作成するという事例を見たことがあります。
万が一、SEO効果が出なければ、別ドメインに載せ替えることを繰り返し、どこかのタイミングでSEO効果を発揮できるかどうかを調べている個人の方がいました。
4,5回目のワードサラダを使ったホームページは、狙っているキーワードで10位以内にランクインすることができていましたが、問い合わせ数は0になっていたそうです。
ホームページから問い合わせを行うユーザーは、訪れたホームページから闇雲に問い合わせを行っているのではなく、文章を読んで自分が抱える悩みや課題を解決できると判断をすれば、問い合わせを行っています。
すなわち、ワードサラダを使った文章では、意味が分からない文章になっているので、ユーザーを成果ページへと誘導できず、単にSEO効果が高いだけのホームページとなっていました。
そのため、ワードサラダを活用したホームページは、仮にSEO効果を発揮できたとしても、まったく意味をなしません。
また、ワードサラダはSEOスパムになっており、仮に一時的に上位表示を実現したとしても、Googleコアアルゴリズムアップデートやヘルプフルコンテンツアップデート、スパムアップデートのタイミングでは、必ず検索順位を落としてしまうので、ワードサラダを利用することは、メリットは一切なく、デメリットしかないと理解をすることが大切です。
まとめ
ワードサラダについて紹介しました。
ワードサラダは、サーチエンジンがワードサラダに気が付かなければ、SEO効果を発揮しますが、訪問者が成果に繋がるアクションは行ってくれないので、単なる時間の無駄になってしまいます。
さらに、ワードサラダはSEOスパムになっているので、運良く一時的に狙ったキーワードで上位表示を実現しても、半年以内にはサーチエンジンにばれてしまい、ホームページあるいはワードサラダを行っているページが検索結果から除外されるので、メリットが一切ない対策となっています。
ワードサラダって何?とお思いの方の参考になれば幸いです。