セブンデザイン 成果を追求した大阪のホームページ制作会社

  • 2024.02.27

ホームページのXMLサイトマップに記述する内容

XMLサイトマップとは、ホームページにあるすべてのページのURLなどが記述されたファイルのことを言います。

これまで多くのホームページを制作してきて、たまにですが、プラグインやツールを使ってXMLサイトマップを作成するとミスがないか不安と感じて、自分で作成されるケースもあります。

当ページでは、そのようなお客さまに向けて、XMLサイトマップで記述する内容を紹介します。

XMLサイトマップの記述例

<?xml version=”1.0″ encoding=”UTF-8″?>
<urlset xmlns=”http://www.sitemaps.org/schemas/sitemap/0.9″>
<url>
<loc>https://www.example.com/</loc>
<lastmod>2024-02-27</lastmod>
<priority>1.0</priority>
</url>
<url>
<loc>https://www.example.com/sample/</loc>
<lastmod>2024-02-27</lastmod>
<priority>0.8</priority>
</url>
</urlset>

XMLサイトマップには、ホームページのすべてのページのURLを記述するので、URLの数だけ<url></url>が必要です。

<url>から</url>までをコピー&ペーストで増やして、1枚のファイルですべてのページのURLを記述することで、ホームページのSEO効果を最大化させることができます。

XMLサイトマップで記述する内容

文字コードの指定

<?xml version=”1.0″ encoding=”UTF-8″?>

XMLサイトマップに上記のタグをそのまま入力すれば、文字コードをUTF-8で指定できます。

文字コードには、さまざまなものが存在していますが、XMLサイトマップで利用できる文字コードは、UTF-8だけになるので、そのままコピー&ペーストをして利用しましょう。

サイトマッププロトコル標準の参照

<urlset xmlns=”http://www.sitemaps.org/schemas/sitemap/0.9>

XMLサイトマップの形式をサイトマッププロトコル0.9で作成しますという宣言です。

プロトコルとは、コンピューター同士の通信の規約になり、XMLサイトマップでは0.9以外の設定ができないので、そのままコピー&ペーストで利用しましょう。

ページのURL

<loc>https://www.example.com/</loc>

ホームページにあるすべてのページのURLを記述します。

この記述を行うことで、GoogleにホームページにあるすべてのページのURLを送信することができるので、最重要のタグと言え、URLの書きミスだけは行わないように注意しましょう。

最終更新日

<lastmod>2024-02-27</lastmod>

それぞれのページの最終更新日が記述できます。

年月日をハイフンで記述して、24-2-27などのように省略して記述すると、Googleからエラーを吐き出されるので、正確な最終更新日の記述が必要です。

また、最終更新日の記述は、正確でなければならず、適当に記述してしまうと、GoogleからのXMLサイトマップの信頼性がなくなってしまい、XMLサイトマップを送信しても認識されなくなってしまうので注意しましょう。

優先順位

<priority>1.0</priority>

ホームページにあるすべてのページの優先順位を0.1から1.0の間で記述します。

重要度が低いページが0.1になり、高いページが1.0になります。

ただ、Googleは優先順位を見ていないそうなので、無理に記述する必要はありません。

XMLサイトマップを記述する際の注意点

XMLサイトマップのページはnoindexにする

XMLサイトマップを作成したら、XMLサイトマップページ自体は、noindexを付与しましょう。

XMLサイトマップのページは検索結果ページに出てくる必要がないし、indexにしていると、高い確率でクロール済み - インデックス未登録になってしまいます。

XMLサイトマップのnoindex化は、X-Robots-Tag HTTP ヘッダーを利用することが一般的です。

noindexのページは記述しない

XMLサイトマップには、ホームページにあるすべてのページのURLを記述すると紹介していますが、noindexを付与したページのURLを記述してはいけません。

noindexとは、該当ページをサーチエンジンに見なくて良いという指示書きになるので、XMLサイトマップに記述されるくらい重要なページなのに、noindexが付与されているとサーチエンジンの混乱を招いてしまい、SEO効果が落ちる可能性があります。

XMLサイトマップの上限URL数は50,000

1枚のXMLサイトマップの上限URL数は50,000になり、50,000ページ以上のホームページでは、複数のXMLサイトマップを作成してアップロードすることが重要です。

ただ、50,000ページを超えている場合は、Web制作会社などに相談をして、システムで自動掃き出しを行ったほうが運営効率が高いと判断できます。

まとめ

XMLサイトマップで記述する内容を紹介しました。

XMLサイトマップは自分で更新をしても良いですが、記述ミスがあるとホームページのSEOに大きなマイナスになるので、できればシステムなどで生成したほうが良いと思います。

どうしても自分でXMLサイトマップを作成した場合は、当ページを参考に作成して、Googleサーチコンソールから送信しましょう。