- 2022.09.08
サーチコンソールのサイトマップにある最終読み込み日時を改善
グーグルサーチコンソールにあるサイトマップからXMLサイトマップとフィード(RSS/Atom)を送信される企業は多いと思います。
XMLサイトマップとフィード(RSS/Atom)は、1度送信してしまえば作業が完了ですが、まれに最終読み込み日時が更新されないケースがあります。
当社ホームページ制作実績でも、何社か最終読み込み日時が更新されず、数社改善ができておりますので、今回はその改善法をご紹介します。
サーチコンソールのサイトマップにある最終読み込み日時とは
グーグルサーチコンソールのサイトマップにある最終読み込み時間とは、グーグルが最後にXMLサイトマップとフィード(RSS/Atom)を確認した日時が掲載されています。
以下は当社のサイトマップページの最終読み込み日時になっております。
記載された年月日がグーグルがXMLサイトマップとフィード(RSS/Atom)を最後に見た日時になっていて、一般的な最終読み込み時間は、大体1,2週間に1度更新されているように思います。
この最終読み込み時間の更新は非常に大切です。
例えば、当社ホームページ制作は、基本的には公開後は日に1ページのペースで新規作成を行っていただいています。
そのため、週に5、月に20ページほどが新規で作成されるのです。
当社が制作するホームページでよく行う手法は、以下のようにトップページに新規作成したページへリンクを配置するやり方です。
ただ、実際にトップページに配置する記事への内部リンク本数は、大体がトップページからが4本になっています。
トップページは、クローラーの訪問頻度が非常に高く、ホームページ制作実績で見れば、低くて2日に1回程度です。
このクローラーがなぜトップページに訪れているか分かるかと言うと、生ログでも分かりますが、もっと簡単に調べる方法があります。
それは、グーグルの検索結果でキャッシュを見れば分かります。
キャッシュを見ることで、いつキャッシュされたかが表示され、これが大体1か2日に1回更新されております。
キャッシュを見て、1か2日に1回見に来てくれているからと言って、100%新規ページに気が付いてくれるという保証はありません。
そこで役立つのが、XMLサイトマップとフィード(RSS/Atom)になっていて、これらを送信していると、直接グーグルにURLを送信できます。
そのため、最終読み込み時間の更新は非常に大切であると言え、適切に更新され続けていれば、グーグルのインデックスが最適化されるようになっています。
ただ、実際にホームページ制作実績の企業さまや、当社サイトでまったく更新されない事例が発生しています。
サイトマップの最終読み込み日時が更新されないケース
ホームページ制作実績の企業や当社サイトで、最終読み込み日時が動かないケースが多々ありました。
これについては、なぜ最終読み込み日時が更新しないかを当社なりに検討をしておりますのでご紹介をいたします。
いくつかのパターンがあり、まずSEOに成功している企業は、基本的には、すべての制作したホームページでしっかりと更新されておりました。
そして、SEO効果が十分ではない会社ほど、実は最終読み込み時間が動いていないケースをよく見かけます。
ただ、100%ではなく、全体的な傾向としてで、成果が出ているのに更新されていないや、成果が出ていないのに更新されているケースもあります。
では、次に更新されていないケースをもっと詳しく見ていると、以下のような特徴が多いホームページになっております。
- 低品質ページ数
- リダイレクト数
はっきりとは分かりませんが、ただ当社のホームページ制作実績の企業さまのグーグルサーチコンソールを見ると、更新されていないホームページほど上記2点が多い傾向があります。
そして、リダイレクトが少ない場合でも、低品質コンテンツが多いと、最終読み込み時間が止まっておりました。
もちろん、当社は、小さなWebサイト制作会社になるため、圧倒的な母数が少ないので調査不足の可能性も否めません。
ただ、現状で当社ぐらい小さなWebサイト制作会社でも分かるデータを見ると、上記が限界ではないかと考えております。
もちろん、原因っぽいなと考えて終わっておらず、実際に改善作業を行ってみましたので、その結果どうなったかをご紹介します。
サイトマップの最終読み込み日時の改善
サイトマップの最終読み込み日時を改善するために、当社が行ってみた結果をご紹介いたします。
フィードバックを送信
確かツイッターで見たのですが、グーグルサーチコンソールでフィードバックの送信を行えば、最終読み込み日時が更新されたという情報を見かけました。
これであれば比較的簡単に行えるため、当社は当社、ホームページ制作実績のクライアントさまはクライアントさまでフィードバックの送信を行っていただきました。
もちろん、送信内容については、テンプレートを弊社で用意して、それをクライアントさまに送っていただくかを考えたのですが、お客さま自身で原稿を作成いただきました。
その理由は、テンプレート化を行うと、当社が駄目だったら、他のクライアントも駄目になると考えたからです。
ただ、結論を言うと、当社はもちろん、ホームページ制作実績のクライアントさますべてが駄目でした。
コンテンツの質を高めた
コンテンツの質が低いホームページがサイトマップの最終読み込み日時が更新されなかったため、お客さまにコンテンツの質を高めてもらうためにリライトを行っていただきました。
ホームページ制作時に良質なコンテンツ作成を行うのは一般的になっていますが、お客さまが運営の中で新規に作成したページが低品質になっておりました。
実際に、半年くらい作業を行っていただき、全体の1/3になる100ページほどをリライトしております。
ただ、その効果としては、まったく意味がなく、確かに検索からの訪問者数が増えましたが、サイトマップの最終読み込み日時は変わりませんでした。
リダイレクト数を減らしてみた
当社サイトになるのですが、もともと当社は、リダイレクト数の合計が1,000ほどありました。
ホームページ制作実績の企業には、リダイレクトは発生しないように運営をと言っておきながら、当社はめちゃくちゃ多くなっておりました。
そして、提案内容の信憑性とサイトマップの最終読み込み日時から、これは問題だと感じて、リダイレクト本数を減らし、現在では281まで減らしております。
そして、ここまで減らすと、最終読み込み時間が動きました。
どうなったかと言うと、もともとは、2018年7月3日で止まっていたのですが、現在は他のホームページと同じように最終読み込み時間が動いております。
ただ、問題があり、それは検出されたURLがNaNになったのです。
推測ではありますが、まだリダイレクト数が多いため、NaNになっているように思っております。
リダイレクトを解除するのは、検索順位が落ちるため、一気に作業はできませんが、今後少しずつ改善をしていこうと考えております。
ただ、どこまで効果があるかは本当に不明です。
sitemap.xml?page=1を送信
最終読み込み日時がまったく更新されず、どうしたものかとツイッターやグーグル検索で調べていると、sitemap.xml?page=1で送信をすると問題が解決するという記事を見かけました。
ホームページ制作後に設定するXMLサイトマップは、sitemap.xmlになっておりますので、?というパラメーターが付与されただけになります。
実際に、最終読み込み日時が更新されないすべてのホームページで試してみたのですが、上手くいく会社と上手くいかない会社があります。
ただ、効果が出た企業の中でも、1度更新はされたが、それ以降は最終読み込み日時が動かないケースもあります。
そのため、根本的な解決にはならず、万が一成功をしたとしても、取り敢えずの応急処置と認識をお願いします。
Webサイト制作会社やSEO業者にサイトマップの最終読み込み日時の相談を
2022年9月8日現在でグーグルサーチコンソールのサイトマップに表示される最終読み込み日時の改善は、100%改善ができるかと言うとそうではありません。
ただ、現状で言えることは、sitemap.xml?page=1は効果が出る可能性があるということです。
それ以外の対策は、駄目または、リダイレクト数を減らすは、最終読み込み時間は更新されておりますが、検出されたURLがNaNなので、改善法としては弱いです。
そのため、今後も、当社のリダイレクト数を減らす対策や、グーグルとツイッター検索を使って調査を継続しようと思っております。
ホームページを制作後に、クライアントさまのサイトマップの最終読み込み日時が更新されないのは、少し気持ち悪いので、改善法を見つけたいと思います。
そして、その対策法が具体的に分かれば、当ページをリライトしてお伝えできればと思います。
現状で当社が言えることとしたら、リダイレクト数が多いホームページであれば、減らしてみるのも良いかもしれません。
現状では、検出されたURLがNaNですが、もしかしたらもっとリダイレクト数を減らせば改善されるかもしれないと少し思っております。
それ以外は、当ページのリライトをお待ちください。
もちろん、そのホームページを制作したWebサイト制作会社やすでに契約済みのSEO業者に相談をしても良いかもしれません。
とにかく、最終読み込み日時の改善は、現状ではツイッターやグーグル検索ではもちろんですが、フェイスブック、インスタグラムを使って調べても、本当に効果的な情報が出てきません。
唯一出てきたのは、sitemap.xml?page=1で、確かに効果がありましたが、その効果もホームページによるものになっております。
そのため、意外とWebサイト制作会社やSEO業者が知っている可能性もあるため、まずはすでに取引のある業者に確認をして見ましょう。
そのうえで分からないとなったら、当ページのリライト待ち、あるいはご自身で調べてみてはいかがでしょうか。