- 2022.07.13
初めてのブランディングを考えたホームページ制作
これから初めてホームページを制作される方は、成果を出すには、SEOやソーシャルメディア運用など、集客力を追求すれば良いとお考えかも知れません。
実は、この集客対策は確かに成果を発揮しますが、ある程度人が集まると、伸び悩みが発生し、ここからさらに効果を出すにはブランディングが必須です。
今回は、これまでブランディングを活かしたホームページ制作をしてきた経験から正しい知識を紹介します。
ブランディングとは
ブランディングとは、A=Bの関係になります。
例えば、大阪でホームページ制作=セブンデザインの関係が成り立ち、より多くの方が認識してくれると、膨大な成果を発揮できます。
この関係をホームページ制作に活かす対策の検討が本当に大切で、集客力に頼らず成果を出すには必須の対策と言えます。
ただ、昨今の集客においては、グーグルやヤフージャパン、マイクロソフトビングなどの主要なサーチエンジンは、多少ですがランキングに影響を与えていると感じます。
さらには、露骨に成果が出るのが集客としても人気があるソーシャルメディアです。
ユーザーは、情報収集を行う目的で、ソーシャルメディア検索を利用しますが、この結果は、実は人気あるいは投稿順で表示されます。
この人気がある投稿に表示させる方法は、リアルではなく各ソーシャルメディアでの認知度がものを言います。
新着順の成果は、これまでの経験で言っても、全体で大体毎日80人前後が限界値だと思います。
実際に実績や当社サイトで、真剣に運用をして見たところ、そこがボーダーラインになっていると感じました。
そのため、人気がある投稿を狙うことは非常に大切で、表示できれば一気に高い成果を発揮できます。
ホームページ制作時に検討するブランディング
ホームページ制作時に検討すべき内容は以下です。
すべてを行う必要はなく、ホームページ制作会社に相談して戦略や戦術策定の実施が推奨されます。
SEO対策
最も人気が高いのがサーチエンジンを使ったSEOブランディングです。
予算は無料で行えますが、その労力は圧倒的なものになり、経験でも、ウェブマスターにはかなり高い部類の作業ボリュームが求められます。
と言うのも、SEO対策において考えるべきは、上位表示ワード数と高い検索順位の2点で、これらを実行するには、以下作業が必要です。
- 新規ページ作成
- リライト
- アクセス解析結果から改善
新規作成ですが、御社のビジネスに関するすべてのキーワードやフレーズで上位ランクを狙います。
当然、この作業は、各ページごとで1ワードになり、その数の分だけ新規作成が必要で、さらに作業を継続していると、実はランキングを高める効果もあります。
そのため、ホームページ制作後は、毎日1ページの作成をノルマにしており、多くのクライアントが、公開直後は死ぬ思いで記事を追加しています。
次にリライトですが、ただホームページを制作し、公開するだけではならず品質が大切です。
ここで言う品質とは、主に2点を指していて、1つ目が、タイトルタグに対して、情報に過不足がないコンテンツ作成があります。
これは多くのブログやツイッターなどで発信されている内容で、タイトルに対して訪問者が満足できる情報提供を行ってこそ効果を生み出します。
そしてもう1点が、実は原稿や画像の使い方などのレイアウト要素も関係しています。
一例ですが、テキストだけでは十分に伝えきれない箇所に画像などを張り付けることを意味していますが、実は当社のホームページ制作はそれだけではありません。
他に何を意識するかと言うと、文字数と改行位置で、1文はできる限り50文字未満にし、あまりに長い文章は、読みづらいだけ、検索エンジンの評価を落とすだけです。
また、さらには改行位置にも気を付け、例えば、折り返しが50文字目で発生するならば、49か55文字以上で文章作成を行いましょう。
これらが新規作成とリライトになり、基本事項であり、そこから余力があれば、グーグルアナリティクスなどのアクセス解析を使った改善に取り組みます。
グーグルアナリティクスの現在のバージョンはGA4で、どの数値データを活用するかと言うと、平均エンゲージメント時間です。
エンゲージメント時間とは、ユーザーがゆっくりと下にスライドした時間を示していて、要するにこの時間が短いページは、ほとんど内容が読まれていない状態です。
そのため、上部から順にユーザーの気になるポイントを配置するようにし、この数値を伸ばす対策が必須です。
ソーシャルメディア
現在、ツイッターやフェイスブック、インスタグラム、リンクトイン、ビジネスプロフィール、ラインが主要なソーシャルメディアで、SEOの次に人気がある集客ルートです。
初めに、適当にどれを利用するかを決めては絶対にならず、見込み顧客が利用しているものを選定し、そして適切なプロフィールなどの初期設定を実施します。
その後、ニーズを調査しながら、適切で良質な内容で投稿を繰り返すだけで、しっかりと投稿を行っていれば、必ず少しずつ御社のファンが生まれます。
このファンの数がブランディングに繋がり、多くなれば必ずプラスの効果を生み出せます。
ちなみに、少し卑怯な戦略ですが、それぞれのソーシャルメディアの有名人とコミュニケーションを取ると、一気に成果が加速します。
ただし、低品質な投稿はまったく意味がなく、ウェブマスターが今できる最高の原稿作成や画像手配を行いましょう。
広告
ユーチューブやリスティング、同業の大手ポータルサイトへの広告掲載も成果を発揮できます。
ただ、これは、正直なところ資金力がものを言い、露出回数が多くないとまったく役に立ちません。
TVCMと同様で、月9は化粧品会社のCMが流れ続けるように、ターゲットを絞って、後は露出回数次第になります。
予算がある場合は、広告出稿代理会社などに相談を、そうでない場合は、その他の対策でブランディングの実施が推奨されます。
ブランディングで大切なポイントは制作したホームページの質
このブランディングにおいて大切なのは、集客ルートごとの露出もそうですが、それよりも品質が高いホームページ制作であると思います。
と言うのも、どんなに露出をして訪問者を獲得できても、ユーザーががっかりして離脱してしまうとまったく意味がないからです。
良質という点を必ず意識して、公開前にしっかりと原稿を読み直し、少しでもユーザーフレンドリーな投稿としましょう。
そうすれば、必ず御社サイトはA=Bの関係が成り立ち、期待以上に高い成果を得られます。