- 2022.11.26
英会話家庭教師紹介サイトを制作!ユーザーがコンテンツを作るSEO
当社では、2021年頭に英会話の家庭教師を斡旋するホームページを制作しました。
ホームページを制作後、多くのウェブマスターを悩ませるSEO目的になるサイト更新の自動化ができていて、今回はどう自動化したかをご紹介します。
英会話の家庭教師サイトの制作で行ったSEOの自動化は、考え方自体は別業種でも利用が可能で、参考にされてみてはいかがでしょうか。
英会話家庭教師斡旋用ホームページを制作
2021年頭に当社に英会話の家庭教師を斡旋するホームページを制作して欲しいとご相談をいただきました。
話を伺ってみると、そちらの会社では、ダーツバーとバー、人材派遣などさまざまなビジネスを展開されていました。
ウェブマスターは1名になっていて、それらすべての制作したホームページを1名のウェブマスターで管理されているそうです。
現在のホームページは制作しただけでは成果を出せず、基本的には日々サイト運営を行う必要があります。
もちろんこれはウェブマスターも理解をされてて、3サイトがすでに制作されており、4サイト目を制作して、それも更新となると時間が足りないと言われました。
そこで今回は、できる限りウェブマスターがサイト運営労力がかけずに、成果を出すための方法を考え、そして提案するという内容になっています。
ホームページ制作は集客と成約によって成果を出せます。
しかし、成約対策については、集客で見込み顧客が訪問するようになってからで良く、さらにはホームページを制作時にしっかりと作り込んでいれば、ある程度は成果が出ます。
そのため、最大の問題になる集客を自動化し、英会話を探している人と、さらには英会話の家庭教師への登録を希望する方を集めれれば良いです。
では、具体的にどのように集客対策を提案して英会話家庭教師を斡旋するホームページを制作したかについてご紹介します。
英会話家庭教師斡旋用ホームページ制作の集客
いつもの内容ですが、英会話の家庭教師斡旋用ホームページ制作では以下集客対策を提案しました。
- SEO
- グーグルビジネスプロフィール
- ツイッター
- バーやダーツバーにチラシを設置
今回提案した集客ルートは上記4つになっています。
そしてバーとダーツバーにチラシを設置するには、設置用チラシ作成が必要です。
こちらについては、当社が取引があるDTPデザイン会社を紹介し、そこでデザイン作成と印刷までを行っていただきました。
次にグーグルビジネスプロフィールとツイッター、すなわちソーシャルメディア運用においては、お忙しいウェブマスターであり、更新はそれほど見込めません。
ただ、どちらも、しっかりと当社が初期設定を行い、さらにはアカウントをお伝えいただいて、もし問題が発生したら定期的に当社で修正するという契約にしています。
もちろん月額契約が良かったですが、チラシやホームページ制作予算が少し大きくなっていて、初期費用だけで年間対応をいたしました。
実際に、ツイッターやグーグルビジネスプロフィールは、ホームページを制作してすでに約2年経っていますが、1度だけ修正したくらいです。
そして、クライアントへは、ツイッターとグーグルビジネスプロフィール、それぞれでどんな投稿を行って欲しいかをお伝えしています。
上記はあくまで集客サブです。
ここからが集客の本題になるSEOです。
SEOは賛否両論がありますが、実際に広告予算はTVからネットに移り、ネット広告の大半をグーグルとメタ(旧フェイスブック)、アマゾンがシェアを持っています。
そして家庭教師の斡旋用ホームページにおいては、グーグルを狙うべきであり、どんな業界であったとしても、SEOは必須と言えます。
SEOで上位表示を行うには、基本的には以下4点の対策が必要です。
- ウェブ標準でホームページ制作
- 定期的な新規ページ作成
- 成果を妨げるページをリライト
- 被リンク
ウェブ標準でのホームページ制作は、当社が行う内容になっていて、しっかりと対応させていただきます。
そして残り3つの中でもっとも効果的なのが新規ページ作成になっています。
実際に、当社の制作実績で言っても、実は新規ページ作成しか行っていないのに、検索ランキングの上位に来ているホームページは非常に多いです。
そのため、この新規ページ作成を少しでもウェブマスターが楽をするための方法をご提案しようと考えてみました。
SEOが楽!英会話家庭教師斡旋用ホームページ
愛会話の家庭教師斡旋用ホームページ制作で、自動的に新規ページ作成が行わる仕組みを構築するのは非常に難しかったです。
と言うのも、まず最初に思いついたのが、英会話の家庭教師が生徒に対しての情報は配信をネットで行えば良いじゃないかです。
ただ、実はポイントがあり、それはそこの英会話の家庭教師は、すべて外国人になっているという点です。
もともと代表者と話をしていたときに、座学で英語を学ぶと、受験用の英文法には強くなるが、英会話や海外に行ったときに使えない英語になるという考えで外人雇用をしていました。
もちろん、すべての外国人は日本語を話せますが、しかし文法が弱かったり、日本人みたいに文章作成は行えない方が多いそうです。
そこでこの案は駄目だと判断をしました。
では家庭教師が駄目だとなると、ウェブマスターの負担を減らすには、生徒に記述してもらうと思いますが、これは少し現実的ではありません。
そこでもう一度英会話の家庭教師が記述する想定でコンテンツを検討していて、実際に対策を行った方法が見つかりました。
それは、英会話の先生は、外国人で、そこまで日本語に強くない方もいるそうで、例えば短文であればどうかと言う点です。
例えばSEOでは基本的にはタイトルに対して詳しい情報公開が必要です。
そのため、結果として長文コンテンツ作成が求められています。
もちろん、長文を書けば成果が出るというものではなく、あくまで詳しいウェブページを作成すると、結果として文字数が多いウェブページになります。
話を戻すと、英会話の家庭教師は、日本語がそれほど上手くないですが、短文であれば書けるのではないかと思い、日々行った作業を毎日ネットにアップしてもらいました。
例えば、A先生がいたとしたときに、A先生の本日の授業内容を箇条書き、と短い文章を付けてアップするという内容です。
毎日授業が終わった後、スマホで登録作業を行っていただき、時給が発生するという仕組みを構築いただきました。
そうすれば、書き忘れを防げますし、さらには書き忘れた場合は、会社から英会話の家庭教師へと連絡を入れることも可能です。
もちろん、1コンテンツ1ページで作成するには少し文字数が少なく、10コンテンツで1ページとしております。
そうすることで、ウェブマスターは記事を書かなくてもよく、さらには毎朝少しの時間でチェックをするだけで良くなりました。
授業の内容を箇条書きにするという点は、実はSEOとしてもユーザーとしても良いことです。
例えばSEOで言えば、授業の内容すなわち英会話に関する情報を公開すれば、詳しさが向上して、ランキング向上を実現できる可能性が高まります。
そして、英会話の家庭教師を探しているユーザーからすると、授業の品質などをチェックができ、優れたコンテンツであると言えます。
実際に運用を開始してみたところ、多くの方が一斉に記事を書き始め、一気に検索からの訪問者数を増やすことに成功をしています。
英会話家庭教師斡旋用ホームページに限らずすべての業種で可能
これまでさまざまな業種でホームページ制作を提供してきて感じる内容は、英会話に限らす、すべての業種でウェブマスターは忙しいという点です。
当社がホームページを制作する企業は多くがウェブマスターが専任ではなく、営業や事務、経理と兼任です。
そのため、1記事を作成するにしても、通常業務の合間で更新業務を行う必要があります。
これは結構大変です。
実際に、ビジネスとする以上、上司からスケジュールを立てられてしまいます。
そして、当社がホームページ制作後にクライアントへ提案する日の作成は1ページになっていて、週に5記事公開になっています。
当然、日に1記事を公開が義務付けられてしまうと、残業が発生する可能性が一気に高まります。
ただ、これまで当社では、満足ができる問い合わせ数が獲得するまで大変ですが、その後は少しずつサイト更新ペースを落として良いので頑張ってくださいと乗り切っていました。
しかし、かなりの負荷になっていて、これら作業を少しでも軽減できるようにするのが重要です。
もちろん、この自動化は、ホームページ制作費が大きく上がってしまい、すべての企業ができる対策ではありません。
しかし業種には関係がなく、しっかりと考えて企画を立てれば、必ず方法が見当たります。
できる限りSEOは自動化したほうが効率的であり、英会話の家庭教師斡旋サイトに限らず、すべての業種のホームページ制作で検討をしていくようにしましょう。
英会話家庭教師斡旋用サイトに関するよくある質問
英会話家庭教師斡旋用サイトに関するよくあるご質問をご紹介します。
SEO成果について知りたい
実際にいつ頃どれくらい効果が出たか、どれくらい検索エンジンから見込み顧客へ集客できているかは気になるポイントと思います。
具体的な数値については、お伝えが難しいですが、ご紹介できる範囲で紹介をしたいと思います。
まず効果が出始めたタイミングですが、最初の3ヶ月間は、投稿ルール打ち出し作業などがありました。
そのため、最初のころは、実際に書き込んでもらった後、SEO効果を検討して、それぞれの家庭教師にリライト依頼やルールを記載したページの更新をしています。
効果が出始めたのは、そこから半年後、すなわち公開してから9ヶ月目になったあたりです。
上がり方としては、ある日突然検索順位チェックツールを回すと、さまざまなキーワードで一気にランキングを上げています。
実際に訪問者数としてはですが、業種的なところもあり、他業界ではあまり参考にしないで欲しいですが、月に1万人以上を検索エンジンから集めています。
ちなみにその後は、一気に検索順位が高まるケースはありませんが、1年くらいたった現在で言えば、その検索順位が上がったタイミングと比べると明らかに訪問者数は増えています。
ホームページ制作とチラシでいくらくらいかかった?
実際の費用についてはお伝えできませんが、結構高かったという点はあります。
まずチラシについてですが、当社からの紹介価格で、チラシ作成は一般的な大阪の相場くらい、印刷は原価だけで提供してもらっています。
もちろん、印刷予算は初回だけで、次以降印刷する際には、通常価格でご提案になっています。
実際の費用としては、印刷枚数や紙の種類なども影響し、一概には言えませんが、かなりの枚数で紙の種類を意識して40万円前後になっています。
次にホームページ制作予算ですが、結構高めになっています。
と言うのも、家庭教師が個々で情報を登録できるシステムとなると、ワードプレスのプラグインで良いツールが見当たりませんでした。
そのため、実はフルスクラッチでシステム開発を行っております。
大体の予算としては、ホームページ制作全体で300万円前後になっています。
もちろん当社は一切関係がないですが、サーバーとドメイン費用も必要で、それで年間で2万円くらいはかかってきます。
ただ、そんなに予算をかけてホームページを制作しても、集客に成功しなければ絶対に予算を回収できません。
ただ、当案件では、自動で新規ページ作成を行うSEOが成功していて、結構早く300万円を回収できています。
自動で新規ページ作成のポイントは?
どのような業界であったとしても、自動で新規作成を行う仕組みは構築ができると思います。
ただ、問題は新規作成をできるシステムを構築する予算がかかるという点、さらには最初のころは自動だから放置とはいかない点があります。
基本的には予算と最初に管理をして、しっかりと狙い通りにSEOに効果的な文章作成を行える必要があります。
今回ご提案したSEOのポイントになる原稿作成では、以下ルールを定めています。
- 授業内容は箇条書き
- ポイントをまとめて必ず3つ以上を記載
- 同じ内容を書かない
初めのころは、詳しい内容を書いて欲しいと伝えていたのですが、その際に無駄に長い文章を書く家庭教師や同じ内容を表現を変えて書く方などがいました。
そのため、あまり縛り過ぎるのも問題があると考えて、同じ内容は書かないとポイントをまとめて3つ以上は記載と言うルールだけにしています。
さらには、給与の支払いへ影響があり、さらには管理されているという点も良かったと思います。
書いた内容が見られないと思うと、多くの英会話の家庭教師は適当に記載してしまいます。
それらを制御した結果、SEO効果が出る原稿作成ができていると感じます。