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検索品質評価ガイドラインとは?抑えるべきポイントを紹介
検索品質評価ガイドラインとは、Googleから委託を受けた企業が、目視で検索結果の有用性を判断するためにGoogleが作成した品質を評価するマニュアルのことを言います。
検索品質評価ガイドラインを読んだとしても、直接的にSEOを知ることはできませんが、Googleが目指すべき検索結果とはどういうものかを理解することができるので、SEO効果が高まるホームページとはどういうものかが分かります。
当ページでは、検索品質評価ガイドラインとは何かや、抑えるべきポイントを紹介します。
検索品質評価ガイドラインとは
検索品質評価ガイドラインとは、Googleから委託された外部業者が検索結果の有用性を目視で判断するためにGoogleが作成したマニュアルのことを言います。
品質評価ガイドラインは、あくまで品質を確認する際のマニュアルになっているので、品質評価ガイドラインを読んだとしても、SEO効果を高める対策は理解することができません。
しかし、品質評価ガイドラインに掲載されている内容は、SEOにおいて重要なポイントも多くなっているので、ホームページにSEOを実施されている企業であれば、一読する価値はあると思います。
ただ、問題があるとすれば、品質評価ガイドラインは英語で作成をされていて、2023年8月現在で見ても170ページもあるので、英語に慣れている方でなければ、読破は難しくなっているでしょう。
また、品質評価ガイドラインは更新頻度が高いので、リアルタイムで翻訳しているホームページを見たことがありません。
(追記:2023年11月18日のブログで、google検索品質評価ガイドライン【2023年11月16日 日本語訳】-copyright-jpというページを発見しました。)
そのため、ある程度英語に慣れている方でなければ、読み進めることは難しいと言え、すべての方におすすめできる資料とはなっていません。
検索品質評価ガイドラインで抑えるべきポイント
英語の上ページ数が多い
検索品質評価ガイドラインを読むことが難しいのは、すべてが英語で書かれており、さらにはページ数が多くなっている点です。
当ページをご覧の方で、もし品質評価ガイドラインを読みたいと思うが、あまり英語が得意ではない方であれば、そのまま読むのではなく、PDFをダウンロードしてDeepLを使って翻訳しましょう。
DeepLの翻訳を利用しても、多少は読みづらいですが、意図を取り違うことはあまりないと思います。
E-E-A-Tの重要性
検索品質評価ガイドラインで特に注目したいのが、E-E-A-Tの重要性です。
E-E-A-Tとは、専門性:Expertise、経験:Experience、権威性:Authoritativeness、信頼性:Trustworthinessの頭文字を取った略語になっていて、E-E-A-Tを意識することの重要性が紹介されています。
実際に、ホームページ制作や運営の中でも、このE-E-A-Tの重要性は高く、制作実績のホームページでは、ユーザー目線でホームページを制作して、経験を含んだ新規ページ作成を行うことで、一気に高いSEO効果を発揮していました。
そのため、検索品質評価ガイドラインを読まれる方は、E-E-A-Tの文章に力を入れて閲覧することで、ホームページのSEOに役立てることが可能です。
検索意図の重要性
検索品質評価ガイドラインでなくても、多くのWeb制作会社やSEO会社のブログで紹介されるのが検索意図の重要性です。
ホームページに新規ページを作成する際に、SEOワードを定めると思いますが、そのSEOワードを利用するユーザーは、何を意図してそのキーワードを利用しているのかを考えることが大切でです。
一般的に検索意図では、「Know:情報を知りたい」、「Go:その場所に行きたい」、「Do:目標を達成したい」、「Buy:ウェブサイトを見たい、買い物をしたい」の4つを理解することが大切と言われています。
ただ当社では、それだけではなく、なぜその検索ワードを利用しているかを考えて、ユーザーの検索意図を満たせるページ作成を行うことが重要であると思っています。
昨今のホームページのSEOでは、検索意図への理解の重要性が高いので、ホームページにSEOを行っている方は、今日から検索意図について検討するようにしましょう。
ただ、制作実績のホームページで見ると、ユーザー目線のホームページ運営は必須ですが、検索意図まで考えていなくても、高い検索順位を獲得している企業が多いです。
モバイルでの使いやすさが大切
昨今のホームページ制作は、モバイル対応が当たり前になっていて、モバイル対応の重要性は多くのお客さまが理解をされています。
しかし、これまでホームページ制作を行ってきて、多くのお客さまは、本公開前に、パソコンでホームページを確認してはくれますが、モバイルでの確認はしていないことが大半です。
もちろん、当社ではホームページ制作が終わった後、モバイルでのチェックも行ってはいますが、まれに確認漏れが発生することも十分にあり得ます。
検索品質評価ガイドラインにはモバイルでの使いやすさの項目もあるので、必ずホームページ制作後には、モバイルでの確認を実施しなくてはなりません。
まとめ
検索品質評価ガイドラインについて紹介しました。
検索品質評価ガイドラインは、英語に慣れている方でなければ、読むだけでも大変な労力が必要ですが、できればWeb制作会社でなくても、ホームページにSEOを行っているのであれば、一読したほうが良いと思います。
ホームページにSEOを行い、なかなか期待通りの検索順位にならない方の参考になれば幸いです。