- 2023.02.10
サーチコンソールに表示される存在しないページ
グーグルが提供するサーチコンソールと呼ばれるツールは、ホームページ制作後にSEOに取り組むなら必須と言っても過言ではありません。
これらのツールを利用すれば、数値データから更新業務や運営作業ができ、検索順位が高まる可能性が飛躍的に高まります。
ただ、301リダイレクトや404 NOT FOUNDに、明らかに存在していないページがリストアップされるケースがあります。
ホームページ制作後にサーチコンソールを実装
一般的に当社ホームページ制作では、多くが公開後にSEOに取り組みます。
そのため、ホームページ制作では、サーチコンソールの実装が必須になり、適切な実装と活用を行えば、狙い通りに高いランキングへと成長します。
検索エンジンで、日本国内で重要なのは3つです。
ヤフージャパンはグーグルのエンジンを積み、マイクロソフトビングは別プログラムとアルゴリズムですが、なぜか似た検索ランクになります。
さらに、上記3つの中でSEOの情報公開を積極的に行っているのがグーグルで、基本はグーグルだけでSEOは完結します。
ホームページ制作後には、グーグルが開発と提供するサーチコンソールを活用すれば、効率良く順位を高められる訳です。
本当に少しでも検索からの流入を意識する場合は、ホームページ制作後に必ず実装することが推奨されます。
社名やサービス名での上位表示が必須になるのは当然だと思い、すべてのホームページ制作で実装すべきツールになります。
では、必死にデータ分析をしている方にとって、厄介な存在しないページがリストアップされる点を紹介します。
サーチコンソールに表示される存在しないページ
サーチコンソールのインデックス作成>ページのデータを見ると稀に存在しないURLアドレスがリストアップされます。
過去に一度も作成した記憶がないURLは無視しなくてはなりません。
ホームページ制作実績のクライアントが行ってしまったミスがあり、検索順位を上げるどころか下げる効果になった対策法を紹介します。
404 NOT FOUND
見つかりませんでした(404)に一度も作成したことがないURLが表示されるケースがあります。
このケースは、ホームページ制作経験では最も多く、ウェブマスターは注意しなくてはなりません。
例えば、当社だと会社概要がcomですが、companyというアドレスが表示され、単にデータだけを見ていると、リダイレクトをしてしまいますが、絶対にいけません。
経験で言えば、1セットが増えたくらいで、検索順位が落ちた経験はないですが、数が増えると検索順位が上がらなくなります。
見つかりませんでしたを見て、作った記憶がないと思ったら、そのままの状態にしておきましょう。
定期的には、出てきますが、1ヶ月もすれば出現頻度も下がり、気にならないようになります。
クロールの統計情報
お客さまは、ほとんど見た経験がないと思いますが、次に発生するポイントがクロールの統計情報です。
簡単に説明をすると、見つかりませんでしたはウェブマスターが閲覧し、クロールの統計情報は技術者が見るべき情報です。
このクロールの統計情報も同様で、一度も使った経験がないアドレスが出てきますが、これらも無視が無難で、記憶がないときは無視しましょう。
存在しないページがサーチコンソールに表示される理由
このように存在しないページが表示される理由は、他サイトからの被リンクか内部リンクになります。
他サイトからは、その運営者が間違えたURLでリンクを設置していることがあり、どうしようもありません。
特に厄介なのが、ツイッターやフェイスブック、インスタグラム、リンクトイン、ビジネスプロフィール、ラインなどのソーシャルメディアです。
実際にこれまで見てきた限りだと、結構URLを間違える方が多く、これは多少は仕方がないと諦める必要があります。
ただ、ちゃんと生きたリンクにして欲しい場合は、運営者に連絡を取り、運が良ければ適切に変更してくれます。
次に、自社サイト内の内部リンクによって認識されるケースもあり、これは、昨今ではワードプレスが吐き出しているページも含めて、クライアントフェーズでは分からないかもしれません。
もし改善するのであれば、ホームページを制作した業者に相談するのがベストです。
存在しないページがサーチコンソールに表示されても無視
ホームページ制作後に作った記憶がないURLがあっても、無視して問題なく、内部リンクがある場合は、しっかりと適切な対応をした方が無難です。
下手にリダイレクトをしてしまうと、SEO効果を発揮できるケースもありますが、マイナス効果を食らってしまう可能性も十分にあります。
そのため、もっともベストな選択は触らず放置、気になる場合は業者に確認を取ってみましょう。
そして、業者が適切にどうしたら良いかを提案してくれ、指示に従った対応が、御社にとって最も良いと思います。