- 2023.12.08
meta descriptionの作成はホームページの検索順位向上が目的なら不要
ホームページのSEOにおいて、meta descriptionの作成は重要です。
しかし、meta descriptionには、検索結果ページでのクリック率を高める効果はありますが、検索順位を向上させる効果はありません。
そのため、制作実績の企業では、ホームページを公開した直後は、meta descriptionを作成せず、検索順位を高めることに全力で取り組んでいただいています。
ホームページの検索順位にmeta descriptionは関係がない
meta descriptionを作成したとしても、ホームページの検索順位を高めることはできません。
2005年ごろだったと思いますが、当時はmeta descriptionに重要なキーワードを詰め込むことで、検索順位を高める効果があり、多くのホームページが闇雲にキーワードを詰め込んでいました。
当時、Googleは何度も関係のない文言を作成するのは辞めて欲しいと公表していましたが、多くのホームページが続けた結果、ついにGoogleは検索順位を高める効果をなくしました。
では、現在のmeta descriptionにはどんな効果があるのかと言うと、検索結果ページでのクリック率の向上と、関連性の向上の2点になります。
検索結果に表示されるページタイトルの下にある2,3行のテキストがmeta descriptionになり、それぞれのページの要約を作成することで、検索結果ページでのクリック率を高める効果があります。
次に関連性が高まる効果もあり、ページの内容とmeta descriptionに関連性があれば、サーチエンジンはページの重要なキーワードを把握してくれるようになります。
しかし、関連性が高まると言っても、これまでの制作実績で見ても、検索順位が向上したことはなく、不要なキーワードでは検索結果に出てこなくなりやすくなり、適切な検索ワードで表示されるようになる程度です。
このようにmeta descriptionの効果は、ホームページの検索順位を高める効果はなく、検索結果ページでのクリック率の向上や、関係がない検索ワードで検索結果ページに出てこないようになる程度の関連性の向上効果になります。
制作実績ではmeta descriptionを作成せず検索順位を高めている
meta descriptionには検索順位を高める効果はなく、制作実績のホームページでは、公開直後ではmeta descriptionを作成せずに高い検索順位を獲得しています。
それらのホームページには、SEO効果が出始めた段階でホームページにあるすべてのページにmeta descriptionを実装していただいています。
結果は、検索順位を上げる効果は見られませんが、多くのホームページで訪問者数は微増しています。
当社のホームページ制作の考え方ですが、公開当初はウェブマスターもホームページの更新に慣れていないので、新規ページ作成だけに全力で取り組んでいただくようにしています。
理由は、昨今のSEOでは品質が重要になっているので、良質な文章作成だけに絞った原稿作成に注力いただきたいと考えているからです。
そして、SEO効果が出始めた段階であれば、ウェブマスターも文章作成に慣れ始めているので、高品質なmeta descriptionの作成が行え、検索結果ページでのクリック率の最大化を実現できるのです
まとめ
ホームページの検索順位とmeta descriptionには関係性はありませんが、検索結果ページでのクリック率には大きな影響があるので、ホームページの訪問者数を最大化するためにも作成は行うようにしましょう。
meta descriptionが検索順位に関係がないとなると、多くのウェブマスターは作成しなくても良いと考えるかもしれませんが、1ページあたり100文字前後になるので、作成だけは行うようにしましょう。
meta descriptionがないホームページだと検索結果ページでのクリック率が低くなってしまう可能性があるので、せっかく検索順位を高めても、訪問者数の増加に繋がらない恐れがあります。