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Web標準とは?Web標準でホームページを制作するメリットを解説

Web標準は、ホームページ制作会社などのインターネット関係の会社でなければ聞きなれないと思います。

ホームページをWeb標準に最適化することによって、訪問者はもちろん、ホームページの運営会社も、多くのメリットを得ることが可能になります。

当ページでは、Web標準とは何かや、メリット、デメリットを解説します。

Web標準とは

Web標準とは、W3C(World Wide Web Consortium)と呼ばれる非営利団体が定めたWeb技術の標準化を行うルールのことを言い、Web標準にはHTMLやCSS、XMLなど多くの仕様が公開されています。

W3Cの規模や影響力は高く、2022年段階で、IT企業を中心に400社以上の会社が賛同しており、今やITに関する会社であれば誰でも知っている団体となっています。

Web標準に則ってホームページを制作するということは、つまりW3Cが定めた文法に則ることを意味します。

Web標準が定めた文法は、闇雲に定められたものではなく、Webアクセシビリティやユーザビリティに最適化するための記述ルールが定められています。

さらに、Googleは、Web標準をベースにしてソースコードを解析しているので、Web標準に近いほど、SEO効果が発揮しやすくなります。

もちろん、完璧にWeb標準でホームページを制作する必要はありませんが、日本語と同じで、多少のミスであれば、スムーズに会話を継続できますが、大幅に間違えられてしまうと、相手が何を言っているのかが分からないケースも多くあります。

そのため、ホームページ制作会社であれば、Web標準の徹底化は必須になっており、適切に実施することによって、SEOはもちろん、コンバージョン率も高めることができるのです。

ちなみに、現在のWeb標準は、HTML Living StandardとCSS4になり、HTML Living Standardの日本語訳の仕様はこちらCSS4の仕様には日本語訳のページがなかったのでこちらからご確認いただけます。

Web標準でホームページを制作するメリット

Web標準でホームページを制作するメリットを解説します。

SEO効果が高まる可能性

Web標準でホームページを制作することで、SEO効果が高まる可能性があります。

Googleは、ホームページ制作法ではなく、コンテンツで検索順位を決定するように意識はしていますが、コンテンツを正確に理解するためにソースコードを確認しています。

このソースコードの確認方法は、Web標準がベースになっているので、Web標準に近いほど、Googleにコンテンツを正確に認識してもらうことができ、SEO効果を発揮できる可能性が高まります。

Webアクセシビリティとユーザビリティの向上

Web標準に則ったホームページを制作することで、Webアクセシビリティとユーザビリティの向上を実現することが可能です。

例えば、テキスト読み上げソフトが正確に文章を読むことができるようになったり、文字サイズの変更をしてもレイアウト崩れが発生しない、キーボードでホームページの操作ができるようになります。

現在のホームページ制作において、Webアクセシビリティの追求とユーザビリティの向上は必須と言っても過言ではないので、Web標準のメリットは大きくなっています。

ブラウザの違いによるレイアウト崩れを回避できる

ホームページを表示するブラウザは、それぞれで異なる仕様を持っています。

そのため、普通にホームページを制作するだけだと、例えば、GoogleChromeでは正しく表示されるけれども、Microsoft edgeではレイアウトが崩れてしまうケースもあります。

Web標準でホームページを制作していても、ブラウザの仕様によってはレイアウト崩れが発生する可能性が0ではありませんが、ブラウザの開発においてもWeb標準は意識されているので、レイアウト崩れを最小限に抑えることが可能です。

サイト運営効率の向上

Web標準は、ホームページ制作者全員が知っているルールです。

つまり、Web標準でホームページを制作することで、ルールが明確になっているので、たとえホームページ制作会社を変更したとしても、次のホームページ制作会社がスムーズに運営を行うことができます。

また、ホームページ制作会社を変更した場合、一般的には次のホームページ制作会社はソースコードの解析から始めなくてはなりませんが、Web標準でソースコードを作成していれば、ソースコードの解析費用を大きく抑えることが可能です。

Web標準でホームページを制作するデメリット

Web標準でホームページを制作するデメリットはありません。

Web標準に関係するページを紹介

当サイト内にあるWeb標準に関係するページを紹介します。

Webアクセシビリティとは 誰でも手軽にホームページにアクセスできること
ユーザビリティとは ユーザーが操作しやすく扱いやすいこと
SEOに強いホームページ制作 検索結果で上位表示を実現できるホームページ制作法
コーディングとは ソースコードを記述すること
内部SEOとは サイト内部をSEOに最適化すること

まとめ

Web標準を解説しました。

Web標準でホームページを制作することで、SEO効果やサイト運営効率、Webアクセシビリティ、ユーザビリティの向上を実現することができます。

Web標準って何?とお思いの方の参考になれば幸いです。

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