セブンデザイン 成果を追求した大阪のホームページ制作会社

  • 2023.11.30

ウェブ標準とは?ウェブ標準でホームページを制作するメリット

ウェブ標準という言葉は聞きなれないと思います。

ウェブ標準とは、世界的に推奨されるホームページ制作法で、W3Cと言われる非営利団体が定めた規格の総称のことを言います。

ホームページ制作時に、ウェブ標準でコーディングすれば、SEOとサイト運営で大きなメリットを受けることが可能になります。

ウェブ標準とは

ウェブ標準とは、W3C(World Wide Web Consortium)と呼ばれる非営利団体と、ISOなどの国際的な組織が定めているホームページ制作の規格、すなわちコーディングルールのことを言います。

ホームページのコーディングには、国語や英語などと同様に、ウェブ標準という文法が存在します。

日本語で会話をしているときに、少し文法を間違えたくらいではそれほど気にならず会話の内容も理解できますが、大きく間違えていると、何を言っているのかが理解できないことがほとんどでしょう。

インターネットにおいても同様で、ちょっとした文法ミスであれば、ブラウザでの表示や動作に影響はありませんが、大きく間違えていると、正しく動作しないなどの問題が発生します。

もちろん、完璧なウェブ標準である必要はありませんが、完成形を理解せずにホームページを制作していると、レイアウト崩れなどのミスが多発してしまう可能性があります。

現在のウェブ標準のバージョンはHTML Living StandardとCSS4になり、以前まではHTML5とCSS3になっていて、定期的にバージョンアップが行われています。

ウェブ標準でホームページを制作するメリット

SEO効果を出しやすい

ウェブ標準でホームページを制作すると、サーチエンジンに各ページの内容をより深く理解してもらうことが可能です。

サーチエンジンは、ウェブ標準をベースにしてHTMLタグの使い方をインプットしているので、例えば、御社は「ホームページ制作」が重要なキーワードのページなのに、タグの使い方がウェブ標準でなかったため、サーチエンジンは「SEO」が重要なキーワードであると認識してしまうことがあります。

もちろん、昨今のサーチエンジンは、タグの記述ミスがあったとしても、適切にコンテンツを理解しようとしてくれていますが、あくまでそれはサーチエンジン側の努力になり、間違えて認識する可能性も十分にあるのです。

そのため、ウェブ標準で制作したホームページでは、正確に各ページの情報を認識してもらうことが可能になり、サイト運営の中で、ページ数を増やすことで、ホームページ全体のSEO評価が高まりやすくなっています。

サイト運営がやりやすくなる

昨今は、ホームページ全体をWordPressの固定ページや記事機能を利用して制作することが多く、すべてのページをビジュアルモードで更新ができるので、それほど大きなメリットではなくなったかもしれません。

しかし、レイアウトやデザインが複雑なホームページの場合は、ビジュアルモードで更新ができないというケースもあり、その際にはテキストモードでの更新が必要になります。

ウェブ標準でホームページを制作していると、最低限の知識は必要ですが、一からコーディングを行えない方であっても、テキストモードでサイト運営を行うことが可能です。

それくらい分かりやすいタグになっているので、サイト運営効率を飛躍的に高めることが可能です。

Web制作会社を変更しても料金が上がらないことがある

ホームページを制作した会社以外のWeb制作会社に運営を依頼すると、ホームページの構造理解やタグの使い方の確認作業が発生するため、サイト更新料金以外に調査料金が上乗せされます。

一般的にWeb制作会社であれば、どこもウェブ標準を理解していると思うので、ウェブ標準でホームページを制作していると、Web制作会社を変更しても、調査費用が発生することなく、もともとのWeb制作会社と似た料金でサイト運営を行うことが可能です。

まとめ

ウェブ標準について紹介しました。

ウェブ標準でホームページ制作を行うことで、SEO効果を高めたり、サイト運営効率の向上、さらにはWeb制作会社を変更しても料金を変えずに更新を依頼することが可能です。

もちろん、現在の仕様で言えば、ウェブ標準でないホームページであれば絶対に成果を出せないというものではないので、無理に対応する必要はありませんが、ウェブ標準化を行っておくことで、より高い成果を発揮する可能性があります。