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  • 2023.07.27

nofollowとは?設定法や使い方、ホームページに必要かを紹介

従来のホームページのリンクには、そのページが保有しているSEO評価をリンク先に譲渡する役割があり、譲渡を行わずにリンクを行う方法として、nofollowがありました。

しかし、昨今では、サーチエンジンが、リンク先と元のページの関連性が高いと判断をすれば、nofollowがあったとしても、元も先もSEO効果を発揮できるので、nofollowリンクの意味はありません。

当ページでは、SEOの勉強として、nofollowとは何かや、設定法、使い方を紹介します。

nofollowとは

nofollowとは、リンクに設定ができる属性になり、nofollowを付与すれば、リンク先ページにSEO評価を譲渡しなくなります。

従来のSEOでは、リンクは、元ページのSEO評価を先ページへと譲渡する役割があったので、闇雲にリンクを行ってしまうと、純粋にそのページのSEO評価を落とすだけになっていました。

そのため、ホームページにリンクを設置するときには、SEO評価を譲渡したとしても、ユーザーにとって価値あるものに限定することが重要でした。

しかし、ウェブマスターはユーザーのためにリンクを設定していても、実際にリンクをしてみなければ、ユーザーに価値があるリンクかを知ることができません。

そこで、その時の対策として、nofollowが生まれ、SEO評価の譲渡を行わないので、リンクの利用率を調べることができたのです。

ただ、現在のホームページにおけるnofollowは、ほとんど効果がなくなったと思われ、サーチエンジンはnofollowがあろうがなかろうが、元と先のページで関連性がないと判断をすると、すべてnofollow扱いをして、逆に関連性があると、すべてをdofollow扱いになっているのです。

そのため、現在においては、nofollowを付与しているホームページはほとんどなく、あったとしても過去に設置したnofollowのままの状態になっています。

nofollowの設定方法

現在のホームページでは、リンクにnofollowを付ける効果はありませんが、お客さまによっては、念のためにnofollowにしたいと思われることもあると思い、その際の設定法を紹介します。

ホームページ全体

サイト全体にnofollowを付与する方法は、ホームページの<head></head>に<meta name="robots" content="nofollow">というメタタグを追加することになります。

昨今のホームページでは、一般的に<head></head>はテンプレートで作成されているので、1箇所に実装することで、すべてのページのリンクにnofollowが付与されます。

リンクごと

サイト全体ではなく、リンクごとにnofollowを付与したい場合には、リンクタグを<a href="リンク先のURL" rel="nofollow">アンカーテキスト</a>と記述しましょう。

サイト全体で行ってしまうと、内部リンクもすべてnofollowになってしまうので、一般的に利用されているnofollowの使い方になっています。

nofollowの使い方

どんな場合にnofollowを使えば良いかの基礎知識をご覧ください。

関連性が低いページへ

関連性が低いページへのリンクを行う際にはnofollowをつけましょう。

サーチエンジンは、リンク元と先のページの関連性が重要であると考えているので、関連性のないページにリンクを行うことを好ましく思っていません。

例えばですが、リンク元ページの内容に関してリンク先に一文だけ重要な内容が書かれていて、訪問者にその一文を見てほしい場合に、nofollowリンクを行います。

サーチエンジンは、一文だけでリンクの価値を判断しているのではなくページ全体での関連性を見ているので、そういった場合に利用することで、サーチエンジンがリンクを正しく評価してくれます。

低品質と思われるページへ

サーチエンジンが低品質と評価していそうなホームページやページに対してリンクを行う際にもnofollowを付与することが大切です。

サーチエンジンが品質が低いと判断しているページにリンクを行ってしまうと、サーチエンジンから低品質なページへとユーザーを誘導しようと考えているホームページと判断される可能性があります。

すなわちリンクをしている側のSEO評価も落としてしまう恐れがあるので、nofollowを付与して、リンクをSEO評価から外すことによって、ホームページの安全性を高めることが可能です。

現在のホームページではリンクにnofollowは必要がない

昨今のサーチエンジンは、サーチエンジンがリンク元と先のページを評価して、関連性があればリンク効果を与えて、なければ自動的にnofollow扱いを行っています。

すなわち、dofollowであろうが、nofollowであろうがサーチエンジンの判断次第で、リンクの効果が定まっているので、無理に設置する必要はありません。

実際に、昨今の当社のホームページ制作では、公開後の説明からnofollowの紹介を辞めているくらい、利用する価値のないタグになっていると思います。

まとめ

nofollowについて紹介をしました。

当社では、現在のホームページでは、リンクを設置する際にnofollowは必要がないと考えています。

nofollowを付与したところで、サーチエンジンの判断次第でdofollowになるのかnofollowになるのかが決定するので、お客さまがそのようなところで悩むのは時間の無駄であると感じます。

当ページでは、SEOを学ぶ上で、nofollowは理解しておくことは良いと思うので紹介をしており、現在のホームページでは、nofollowを利用することはないと理解をしましょう。