- 公開日: 最終更新日:
ページ数が多いホームページはSEOに有利?目安と適切な増やし方

SEOではページ数を増やせば検索順位が上がると考えられがちですが、無計画な量産はホームページのSEO評価を下げる原因になります。現在の検索エンジンは数よりも情報の網羅性や専門性を重視しているからです。
この記事では、ページ数と検索順位の関係性を整理し、目安となるページ数や、検索順位を落とさずに着実に成果を出すための増やし方を解説します。
目次
ホームページのSEOでページ数を増やすことの重要性
ページを増やすことは、特定のテーマについて深い知識を持つホームページだと証明し、SEO効果を高めるために欠かせません。ここでは、ホームページのSEOでページ数を増やすことの重要性を紹介します。
権威性や専門性が高まる
特定のテーマに沿って質の高いページを増やすことで、サイト全体の専門性が強化されます。
たとえば、不動産売却を軸にする場合、売却の流れや相場の調べ方、税金対策といった知識を網羅的に発信することで、検索エンジンから特定の分野に精通した権威あるホームページだと認められやすくなります。
専門性と権威性が備わったホームページは、検索エンジンから検索ユーザーに役立つと判断されるため、各ページのSEO効果が高まりやすくなります。
内部リンク数が向上する
ページ数が増えることで、関連ページ同士を繋ぐ内部リンクの網羅性が高まります。
適切な内部リンクによって検索エンジンの巡回効率が向上し、新しいページが速やかに評価対象に含まれるようになります。
また、サイト内の情報が網の目のように繋がることで、ドメイン全体の評価が各ページへ効率よく分散され、サイト全体のSEO効果を底上げします。
被リンクを獲得できるチャンスが広がる
優れた情報が掲載されたページが多ければ、他のホームページやSNSから引用される確率が格段に高まります。
検索エンジンは第三者からの自然なリンクを信頼の証として重視しており、被リンクは評価を左右する大きな指標です。
役立つページを継続的に公開して自然なリンクを増やすことは、サイト全体のSEO効果を強化するため、安定した集客力の基盤となります。
ページ数を増やすことによるSEOメリット
質の高いコンテンツが蓄積されると、サイト全体のSEO評価が底上げされ、単一のページでは成し得ない成果を得られます。ここでは、ページ数を増やすことによるSEOメリットを紹介します。
トップページの検索順位が高まる
トップページで上位表示を狙いたいキーワードと関連性の高いページを増やすことで、そのテーマに特化した専門サイトとしての評価が固まり、トップページの検索順位が向上します。
サイト全体で特定のトピックを網羅している状態は、検索エンジンから高い信頼を得るために欠かせません。
こうした専門性の追求がサイト全体のSEO評価を底上げし、競合サイトの多い検索キーワードでも上位表示を実現しやすくします。
様々なニーズの見込み顧客を集客できるようになる
ページ数を増やすことで、ユーザーが抱える多様な悩みや疑問を網羅できるようになります。
検索ボリュームの大きいメインキーワード以外にも、ユーザーが実際に検索する細かな言葉に合わせたページを用意できるため、流入経路が格段に広がります。
多様な検索意図に応えるページを揃えてユーザーとの接点を増やすことは、SEOによる集客の幅を広げ、将来的な顧客獲得のチャンスを増やすことに直結します。
ホームページの回遊がスムーズになり成果に繋がる
ページ数が増えることで、ユーザーが閲覧中のテーマについてより深く知りたいと感じた際に、関連ページへと案内できる導線が整います。
適切な内部リンクによってサイト内の回遊が促進されると、ユーザーの悩みや不安が解消され、ホームページへの信頼感が高まります。
こうした利便性の向上は、SEO上の好影響をもたらすだけでなく、最終的な問い合わせという成果の獲得にもつながります。
SEO効果を発揮するために必要なページ数の目安
ホームページを立ち上げたばかりの頃は、具体的に何ページを目指すべきか迷う場合も少なくありません。ここでは、SEO効果を発揮するために必要なページ数の目安を紹介します。
自社が打ち出したいコンテンツ数から考える
まずは、自社が発信すべき強みや専門知識を過不足なく伝えるために、何ページが必要かを考えします。
自社が打ち出すべき内容が網羅されていなければ、たとえページ数を増やしてSEO効果を得られたとしても、最終的な成果にはつながりません。
リフォームを例にするなら、費用、工事にかかる期間、素材の選び方、補助金制度の活用方法など、ユーザーの不安を解消するために不可欠な項目を洗い出し、必要なページ数を検討します。
自社が伝えるべき情報を一つひとつ丁寧に言語化して整理することが、結果としてSEOにおいて信頼されるホームページの土台となります。
競合サイトのページ数から考える
ホームページで上位表示を狙っているキーワードでGoogle検索を行い、上位10サイトのページ数をカウントして、その平均ページ数がSEO効果を発揮するために必要なページ数になります。
ページ数の数え方は、10のホームページに対して、Google検索で【site:(上位サイトのトップページURL) "(上位表示したいキーワード)"】と検索します。

そして、検索ボックスの下部にある「ツール」をクリックすると、右側に該当のホームページに何ページあるかが表示されます。
作成するページは、上位表示を狙っているキーワードに関連した内容になり、関係性がないページをどんなに作成してもSEO効果を得ることはできません。
SEO効果が高まるページ数の増やし方
単にページ数を増やすだけでは、十分なSEO効果は得られません。検索エンジンからの評価を確実に獲得し、成果に繋げるためには、戦略的なコンテンツ作成が必要です。ここでは、SEO効果が高まるページ数の増やし方を紹介します。
目標ページ数までのスケジュールを立てる
競合分析などで導き出した目標ページ数に対し、いつまでに完了させるかの計画を立てます。
一度に大量のページを公開するよりも、定期的に新しい情報を発信し続けるほうが、ホームページの更新性が評価され、SEO効果を発揮しやすくなります。
無理のない範囲でスケジュールを決め、継続的な運用体制を整えることがSEOを成功させる秘訣です。
上位表示したいキーワードに関連したページを作成する
ページを増やす際は、常に上位表示したいキーワードと関連性がある内容を意識します。
狙っているキーワードと関係の薄いページを増やしても、特定の分野に特化した専門サイトとしての評価は得られません。
ユーザーがどのような目的を持って検索し、自社の情報を必要とするかを想定した上で、上位表示したいキーワードに関する疑問を解消するページを作成します。
検索意図に応える良質なページを作成する
検索ユーザーが何を知りたいのかという意図を深く汲み取り、それに対する答えを提示します。
単に文字数を増やすのではなく、読者の悩みや疑問を解消できる実用的な情報を盛り込むことが重要です。
ユーザーが求める情報に合致したページを揃えることは、ホームページの信頼性を高め、結果としてSEO評価の向上に大きく貢献します。
固有のページを作成する
他のホームページにある情報のコピーや、自社サイト内にある他のページと酷似した内容にならないよう注意が必要です。
内容が重複していると、検索エンジンから低品質なコンテンツとみなされ、SEO評価を下げる要因になります。
自社ならではの視点や実例、独自の調査データなどを盛り込み、各ページを独立した価値ある情報として作成することが、高い検索順位を獲得するために不可欠です。
関連ページに内部リンクを行う
新しく作成したページと、既存の関連ページを内部リンクで繋ぎます。
文脈に沿った適切なリンクを設置することで、ユーザーが関連情報をスムーズに読み進められるようになり、利便性が高まります。
また、サイト内を検索エンジンが巡回しやすくなるため、新しいページが速やかに認識され、サイト全体のSEO効果を底上げすることにつながります。
SEOのためにページ数を増やすときの注意点
ページ数を増やす作業は、闇雲に行うとかえって逆効果になる場合があります。ここでは、SEOのためにページ数を増やすときの注意点を解説します。
SEOのためだけにページ数を増やさないようにする
検索順位を上げることだけを目的として、ページを量産するのは避けるべきです。
最近では、必要最低限のページ数に絞って公開し、その後はリライトによって品質を高めることで上位表示を実現しているホームページが多く見られます。
管理できないほどページ数を増やしてしまうと、SEOの問題で検索順位が下落した際に、原因の特定や改善が困難になり、サイト全体の修復に膨大な時間を要するリスクがあります。
目視とデータから低品質なページを改善する
公開したページは定期的に振り返り、内容の重複や品質の低い箇所がないかを確認します。
検索エンジンからの評価が低いページを放置すると、サイト全体の信頼性に悪影響を及ぼす可能性があります。
アクセス解析などのデータと実際のページを突き合わせ、情報の追記や整理を繰り返すことで、高いSEO効果を実現できます。
狙い通りに上位表示を実現できた後も更新を継続する
目標とするキーワードで上位表示できたとしても、そこで更新を止めてはいけません。
情報は時間の経過とともに古くなり、放置されたページは検索エンジンからの評価も徐々に低下します。
競合サイトが新しい情報を発信し続ける中で優位性を保つためには、常に最新の情報へとアップデートし、情報の鮮度を保つ継続的な取り組みがSEOには不可欠です。
多くの企業が継続的なページ作成でSEOに成功している
当社のホームページ制作では、制作段階からお客様にページ作成をお願いしています。制作中から取り組むことで、上位表示を実現している競合サイトのページ数に少しでも早く近づけるからです。
この手法による効果は非常に高く、制作実績の一つであるANA・JAL株主優待即納サービスでは、ネットショップ公開から5日で狙い通りのキーワードで上位表示を実現しました。さらに公開から2週間後には月間の売上目標を達成することに成功しています。
その他にも多くの制作実績において、期待通りのSEO効果を発揮しています。
ページ数を増やすことはSEOにおいて重要な対策ですが、闇雲に進めるとマイナス評価につながる可能性も否定できません。
当ページで紹介した注意点を理解したうえで、質の高いページ作成に取り組むことをおすすめします。
まとめ:ページ数よりもユーザーに価値あるコンテンツがSEOで重要
ホームページのページは、自社の強みを正しく伝えるために作成するものです。
自社が発信すべき情報を網羅的に整理し、競合サイトの分析に基づいた目標を立てることで、SEOに直結するサイト構造を構築できます。
大切なのは、数を増やすことではなく、各ページの質を追求し、読者の検索意図に誠実に応え続けることです。
適切な計画と改善を繰り返しながら、SEOの柱となるホームページを育てていきましょう。

