- 2022.10.09
コーディングとは?ホームページ制作のポイント
弊社では、ホームページの制作で行うコーディングにこだわりを持って取り組んでいます。
さまざまな要素があるのですが、特に気を付けている点は、コーディングにおけるSEOとピクセルパーフェクトになっています。
では、もう少し詳しくWebサイト制作会社として、クライアントサイトにおけるコーディングのポイントをご紹介いたします。
ホームページ制作のコーディングとは
ホームページは、ウェブブラウザで見たときのまま、作っているわけではありません。
HTMLやCSS、ジャバスクリプト、PHPなどのファイルを作成して、それらをサーバーにアップロードすれば、インターネットに公開できるようになっています。
そして、このHTMLやCSS、ジャバスクリプト、PHPなどのファイルを作成する作業をコーディングと言います。
もちろん、共通のコーディング方法ではなく、HTMLであれば、HTML Living Standardや、CSSであればCSS4と言われる規格があります。
この規格に則って、コーディングを行い、そしてサーバーへアップロードすれば、ホームページが公開されます。
昨今、ホームページ制作は、年々、SEO難易度が高まっていたり、見込み顧客が比較検討を始めていて、少しでもおかしな箇所があるとライバルサイトに負ける可能性もあります。
そのため、ホームページを制作する際には、しっかりとコーディングを実施しなくてはならず、取りこぼしがないようにする必要があると考えています。
では、実際に当社が、ホームページ制作時のコーディングで特に気を付けているポイントをご紹介します。
このポイントはSEOとピクセルパーフェクトであると当社は考えています。
SEO効果を高めるホームページのコーディング
まずコーディングにはSEO効果があります。
SEOに強いホームページ制作には、クローラーをさまざまなページへと誘導し、各ページ情報を正しく認識してもらう効果があります。
クローラーをすべてのページへと誘導
ホームページ制作や、サイト運営時に、新規ページを作成しただけでは、検索エンジンは、実はページに気が付きません。
検索エンジンのクローラーに、ページ情報を認識させるには、以下対策が必要になっています。
- グーグルサーチコンソールからXMLサイトマップなどを送信
- グーグルサーチコンソールでURL検査
- ページ単位で被リンクを獲得
- 内部リンク
せっかく作成したページであっても、クローラーが気付かなければ、検索結果に該当ページは出てきません。
そのため、上記対策を行う必要がありますが、グーグルサーチコンソールは、Webサイト制作会社や、SEO業者がサポートしてくれるでしょう。
被リンクについては、ある程度SEOを学ばれている方であれば、ご存知の通り、被リンクを行えば、先ページのSEO評価向上とクローラーの集客が可能です。
そして、ホームページ制作時に、もっとも意識する必要があるのが内部リンクです。
この内部リンクを上手く利用したら、重要ページへとクローラーを誘導でき、ページ認識力が高まり、SEO効果が高まるというわけです。
基本的には、適切な内部リンク設置法が存在していて、一例ですが、検索エンジンはソースコードの上部にある内部リンクを評価します。
それは、リーズナブルサーファーモデルと言われるSEO手法がベースになっています。
簡単に言うと、ページ下部よりも上部の方が訪問者に利用する内部リンクであり、重要性が高いと認識します。
そのため、上部であればあるほど、当然、クローラーが内部リンクをクリックし、別ページへと移動してくれる確率が高まり、先ページを認識する可能性が一気に高まるのです。
もちろん、他にも正しい記述法を行うなどもありますが、一般的にクライアントが気にする点は、ソースコードの上部にある内部リンクほど有効と理解だけで良いと思います。
ページ情報を正しく認識
検索エンジンに、ページ情報を正しく認識してもらうのも非常に大切です。
ここで知っておきたいポイントは、クローラーは、一度の訪問で、ページにある情報すべてを収集しているわけではありません。
何度も訪問して、少しずつ該当ページのソースコードを自社データーベースへと格納しています。
そのため、少し上記とかぶりますが、内部リンクが多くなれば、訪問頻度が高まり、ページ情報を少しずつデーターベースへと格納させ、正しく認識してもらえるようになります。
次にタグです。
例えば、HTMLやCSSには、W3Cが定めた規格が存在しています。
もちろん、古い規格でホームページを制作したからと言って、検索エンジンが理解できないというわけではありません。
ただ、PHPでバージョンが古いと、サーバー会社がサポートを辞めるように、あまりに古いと検索エンジンは何を書いているかが理解できなくなる可能性があります。
そのため、コーディングにおいては、1つ前になる規格、HTML5とCSS3くらいであれば問題がないと思います。
もし、もっと前になる規格で、XHTMLを使って、コーディングを実施している場合は、さすがにバージョンが古すぎ、リコーディングをした方がSEO効果が高くなると思われます。
さらに最新にするメリットは、検索エンジンはW3Cの規格に基づいて、タグを理解し、ページ内容を把握しています。
簡単に言うと、最新のコーディングをベースに、古いバージョンは補足説明として、インプットされています。
そのため、最新のコーディングの方が効果を発揮でき、正しくページ情報を認識してもらえる可能性が非常に高くなります。
もちろん、意図があって、古いコーディングを利用するケースもありますが、意図なく古いコーディングは絶対にいけません。
ピクセルパーフェクトを実現するホームページのコーディング
次に当社コーディングでは、ピクセルパーフェクトを推奨しています。
ピクセルパーフェクトとは、ホームページ制作作業の初期に提出したウェブデザイン案と、実際のコーディングで1ピクセルも狂いがないことを言います。
ウェブデザイン案では、JPGになっていて、作ったままの状態が表示されます。
しかし、ホームページとなると、そうはいきません。
モニターサイズや、ウェブブラウザなどによって、レイアウトが崩れる恐れがあります。
もちろん、当社は小さなWebサイト制作会社になり、それほど多くの確認環境は持っていません。
ただ、主要な、すなわちパソコンであれば、ウィンドウズでグーグルクローム、エッジ、ファイヤーフォックス、オペラで動作確認はしています。
マッキントッシュは、多少フォントサイズが大きくなる程度になっていて、基本的には確認作業はしていませんが、ホームページ制作時には意識をしています。
そして昨今では、パソコン以外にもタブレットやスマートフォンでのアクセスも増えています。
そのため、アイパッドとアイフォン、グーグルフォンは必須で確認をしています。
このように、パソコンとタブレット、スマートフォンでしっかりと確認を行い、1ピクセルも狂いなく、ホームページを納品しています。
ちなみにですが、昨今の訪問者は、御社サイトでなくても、競合サイトにも似たような情報が掲載されていることを知っています。
そのため、レイアウトが崩れ、成果に結び付けれないというのは非常にもったいなく、Webサイト制作会社にはピクセルパーフェクトが必須になっています。
ホームページ制作のコーディングでSEOと成果率が変わる
このように、SEOとレイアウト崩れ対策になるピクセルパーフェクトは非常に大切です。
例えば、昨今のホームページ制作は、ワードプレスの実装が当たり前になっていて、多くのデザインテンプレートが提供されています。
そして、デザインテンプレートの中でも、これはSEO効果がある、これはないというように、明確に効果の差が生まれています。
当然SEO効果がある方が、多くのウェブマスターが利用していて、今やワードプレスのテンプレートを流行らすには、SEOに強いというのが最低ラインになっているほどです。
さらにピクセルパーフェクトについては、一般的に、できていないホームページはあまり目にしません。
そのため、どれくらいピクセルパーフェクトが効果的かは言いづらいですが、しかしレイアウト崩れがしているホームページでは問い合わせはしないと思います。
ウェブデザインが古臭いや自分の好みではないのと、レイアウトが崩れているのはまったく別です。
レイアウト崩れがあると、「この会社大丈夫か?」と思ってしまう可能性があり、数値データーはありませんが、かなり大きな損失となっていると思います。
もちろん、他にもサイト運営のしやすいコーディングも考慮しておりますが、サイト運営のしやすさはあまり成果には関係がない要素で、当ページではご説明を控えています。
コーディングのSEOとピクセルパーフェクト効果は、確かに高いものになっています。
そのため、これからホームページを制作される方は、Webサイト制作会社のコーディング力も検討材料に入れるのが良いでしょう。
さらに、すでに公開してしまっていて、SEO効果や成約率を高めたいとお考えのウェブマスターさまは、成果向上にリコーディングは手段の一つになっています。
ぜひ、コーディングは重要な要素の一つであるとご理解をいただき、適切に対応をすれば、本当に期待以上の成果が出るホームページとなるのです。