- 2023.02.21
ホームページの更新でよくある質問
ホームページ制作では、ワードプレスを実装することが一般的で、お客さま自身で日々更新作業を行っていただきます。
ワードプレスの管理画面は、非常にシンプルで、さらにカスタマイズをすることで、誰でも簡単に分かるインターフェースをしています。
ただ、とは言っても100%質問がなくなるというものではなく、今回は当社がホームページ制作後によくある質問を紹介します。
ホームページ制作では更新を意識
昨今のホームページ制作は、ワードプレス導入が当たり前になり、公開後は管理画面を引き渡し、クライアント自身で運営作業を行います。
当然、ホームページ制作会社もデフォルトの状態で納品するわけではなく、少しでも更新しやすいようにカスタマイズを実施します。
しかし、原則オープンソースのCMSであり、カスタマイズにも限界はありますが、当社サービスではかなり更新がしやすいようなレイアウトを取れていると自負しています。
例えば、ブログであれば、1つのオープンスペースがあり、そこに見出しタグや画像を張り付けるなど、一般的なレイアウトになります。
ただ、事例や商品情報などは、個別に、しっかりと項目ごとに分け、ここに記事を作成すれば、ここに表示されるというように1対1の関係を作っています。
この対応は、確かに自由度は損なわれてしまい、事例と商品情報こそ異なるレイアウトですが、事例の中では同じレイアウトになります。
ただ、自由度を損なう代わりに、実はレイアウト崩れの発生が一切なくなり、ウェブマスターの時間短縮に繋がるのです。
多くのホームページ制作を行って思うポイントは、ウェブマスターは結構忙しい方が多く、そこまで多くの時間をかけることが難しいです。
もし自由度を上げてしまうと、管理画面の見た目と、実際に公開サイトでコンテンツ幅が違いレイアウトが異なり、結構な時間を要するのです。
当社では自由度を下げる代わりに、できる限りデザイン性が損なわれない仕組みとして、カスタマイズを行っています。
もちろん、クライアントの要望次第ですが、公開後にマニュアル作成なども行い、より効率的な業務を行えるようにしています。
よくある更新に関する質問
効率を考えたホームページを制作しているので、そこまでの頻度ではありませんが、実際によくいただく質問を紹介します。
何を書けば良いかが分からない
実は当社のホームページ制作で最も厄介と言っても良いのが、管理画面を引き渡して何を書いて良いかが分からないという質問です。
実際に、数としては少ないですが、質問の中で言えば、最も割合が多い項目で、この質問をされたら、基本的には以下調査法をおすすめしています。
- ライバルサイトを参考に
- グーグルの検索結果から他の人の検索を見る
- キーワードプランナーやラッコキーワードを活用
上記の調査法を行い、コピー&ペーストは絶対に駄目ですが、参考にしてタイトルタグを定めます。
また、上記では、似た原稿を作成してしまい、重複コンテンツやカニバリゼーションを起こす可能性がある場合は、エクセル管理をお願いしています。
そうして本当に効果的な更新作業を行えば、SEOからの流入数やソーシャルメディア運用からの訪問者などの成約率の最大化を図っています。
文字数が多くなってしまった
管理画面を構築時に、打ち合わせをしているけれども、実際に原稿作成が開始されると、項目数が足りないや想定より文字数が多くなってしまったというケースがあります。
こればかりは、どうしようもなく、まずは減らしていただけるかを検討します。
もし、考えた結果、どうしても必要と言う場合は、別途料金で対応をしますが、1ページ作成だけに、予算を使うのはもったいないので、複数ページで発生するかを調査しましょう。
その結果必要であれば、依頼をいただき、不要と判断すれば、公開前に定めたレイアウトでの作成をお願いします。
画像のサイズが調整できない
フォトショップを利用すれば、簡単にサイズ調整やトリミングが行えますが、基本は有料サービスになります。
そのため、制作したホームページでしか使わないという場合は、多少不便ですがペイントツールや無料ツールを活用します。
ペイントはパソコンを購入すれば、必ず入っていると思いますし、無料ツールは検索をすればさまざまなものが発見できます。
実際に当社実績のお客さまでも、これらをうまく活用して、トリミングを行うお客さまも多くいて、できないというケースはありません。
ただ、当初は結構大変だと思いますので、最初だけの努力だと考えて、気合を入れて行いましょう。
SEO効果が出ない
当社のホームページ制作では、基本的に、お客さまの要望から、SEOが必須になっています。
そのため、日々更新を行っているのにまったく検索順位が上がらないという質問をいただくケースがあります。
その場合、まず疑うべきは、コンテンツの品質で、良質でなければ、絶対に上位ランクに入りません。
現在の日本で主要なサーチエンジンは、グーグルとヤフージャパン、マイクロソフトビング、ダックダックゴーで、すべてがクローラーを利用して自動で情報収集をしています。
これらのクローラーに適切に情報を得てもらう仕組み作りは完了し、後はランキングを決定するアルゴリズム対応だけです。
自分が作成した原稿を読み直し、本当にユーザーフレンドリーかや、ボリュームではなく過不足がないかをチェックして、本当に訪問者目線のページへと仕上げましょう。
これまでのSEO経験で言えば、新規ページ作成とリライトの効果で言えば結局は同じ効果で、新規作成の方が認識が早いイメージがあります。
成果が出るホームページ制作は更新頻度が大切
これからホームページ制作を行う方は、どうせなら成果を出したいと考えるでしょう。
その時に大切なポイントは、サーチエンジンには更新頻度すなわちフレッシュネスというアルゴリズムが存在していることです。
これまでの経験で言えば、手っ取り早く成果を出すには、SEOがもっとも効率的で、まずは運用体制を構築します。
もちろん、SEOだけではなく、企業として打ち出すべき内容としてページ化し、成約率を高める施策の実行も良いです。
これらを行えば、必ず期待以上の成果を出せ、ぜひとも行っていただきたい対策です。