- 解析・分析
- 2022.07.06
SEOを考えるなら公開後はグーグルサーチコンソールを毎日見よう
ホームページ制作後にSEOに取り組まれている企業さまはグーグルサーチコンソールを毎日見ていますか?
もちろん、お客さまの考え方次第では、毎日見る必要はないのですが、しかし集客をSEOに依存しているのであれば毎日チェックが必要です。
では、ホームページを公開したばかりのウェブマスターさまが毎日見たほうが良いデータをご紹介します。
SEOとグーグルサーチコンソール
SEOを実施するのであれば絶対にグーグルサーチコンソールは必要です。
検索エンジンのグーグルが提供してくれているSEOのための唯一のツールになっていて、これらのツールを利用すればSEOを数値データとして把握が可能です。
もちろん、これらを利用したからと言って、必ずSEO効果が出るとは言い切れません。
ただ、利用していないよりもしている方が圧倒的に効果を出す可能性が高まるのです。
そしてこのグーグルサーチコンソールは、実はある程度SEOに慣れてきてから利用するよりも公開当初から見たほうが良いデータになっています。
その理由は、グーグルから認識され始めると一気に数値データが高まる傾向にあります。
もちろん、まだまだ成果を出すには全然足りない量にはなっているのですが、ここでデータ量が増える喜びを把握することで、その後の励みになるのです。
さらにはグーグルサーチコンソールはエラーを吐き出してくれます。
このエラーを早い段階から気が付くことで、どういうサイト運営法が問題があるかを知れるので、対策を行うことが可能です。
そうすることで効率は一気に高まり、期待以上のSEO効果が出しやすくなるのです。
では実際にホームページ制作を行ったばかりの方が見るべきデータをご紹介します。
検索結果で平均掲載順位
左ナビゲーションにある検索結果をクリックします。
クリック後に、グラフが表示されるのですが、そのグラフの上にある平均掲載順位をクリックしましょう。
そうするとグーグルの検索結果ページに表示されたすべてのキーワードでの平均掲載順位が確認できます。
この平均掲載順位は実は当社ではかなり大切になっていると考えていて、毎日上下はしていますが、基本的には上がり続けているかを確認します。
まず第一段階の目標値は、平均で30位前後です。
これまでのホームページ制作実績で言うと、30位前後あれば、問い合わせがない場合もあればある場合もあるという状態でホームページによって異なります。
もちろん、作成ページ数にもよりますが、まずは30位前後になるまでしっかりと新規ページ作成やリライトを繰り返し行うのがおすすめです。
そして30位前後になれば次は、10位前後を目指します。
こちらも弊社のホームページ制作実績で言えばですが、10位前後のホームページは異常に高い成果を得ております。
そのため、最終ゴールは10位前後になっていて、もちろん狙うキーワードにもよりますが、当社のホームぺージ制作実績では被リンクがほとんどない状態でも達成しています。
このデータは更新されるたびに見たほうが良いデーターになっていて、いつ更新されるかはホームページによって異なります。
検索結果で表示回数
表示回数を高めることはホームページ制作後において非常に大切です。
実はホームページ公開直後は検索順位が一気に上がるケースがあるのですが、ある段階で止まるケースもあります。
そういった場合に表示回数を見ることが大切で、表示回数が着実に向上していればサイト運営法に問題はありません。
もし下がっている場合はサイト運営法に問題があるため、自分が書いた原稿が本当に高品質化を確認しましょう。
この表示回数を高めることで、たとえ検索順位が動かなかったとしても、必ず後から検索順位もついてくるので、適切にチェックし続けることが大切です。
カバレッジの検出 - インデックス未登録
次にカバレッジの除外の中にある検出 - インデックス未登録を確認します。
ホームページのページ数が少ない、またはドメインの運営歴が半年や1年の場合に大量発生するように思います。
このドメイン歴については、ウェブマスターさまではどうしようもないので、時間が立つのを待ちましょう。
ただ、ドメイン歴以外の要素も存在していて、それは弊社の考えですが、サイト更新頻度の低さが問題です。
実は毎日更新しているホームページと、週1で更新しているホームページがあったとします。
月に作成するページは同じだとしても、実は毎日更新しているホームページの方がなる確率が大きく低いです。
また、1日1ページ更新しているのに多いようであれば、1日に1.5や2ページ更新しましょう。
以下でご紹介するクロール済み - インデックス未登録も同様ですが、ここにリストアップされると検索結果に表示されません。
だからと言って削除をすると実は他のページの検索順位に影響を与えます。
そのため、検出はしっかりと新規作成やリライト量を増やして対策を行うことが重要になるのです。
もし増えているようであれば、しっかりと更新頻度を高めていくと、半年や1年後にはほとんどなくなった状態になります。
カバレッジのクロール済み - インデックス未登録
先述を少ししていますが、検出の他にもクロール済み - インデックス未登録があります。
こちらも検索結果に出てきません。
また、ドメイン歴が浅いと結構なる確率が高くなっています。
こちらの改善法は、更新頻度ではなく内部リンクの充実で大きく下げることが可能です。
クロール済み - インデックス未登録の改善でも同様で、すぐに結果が出るものではなく、半年や1年の作業が必要です。
実際に、弊社のホームページ制作実績のANA・JAL株主優待即納サービスが更新頻度を落として、内部リンク対策ばかりに力を入れていました。
そうすると検出は少し増え、クロール済みは大きく減ったので、恐らくこの対策で間違いないと感じます。
また弊社でもほぼ2年間毎日更新をしていると、検出は0件、クロール済みは60件程度になっています。
ホームページを公開したばかりからこれらを意識することで、ある程度大きく育ってきてから対応するよりも効率の良いSEOが行えるようになるのです。
カバレッジの有効
こちらは非常に単純で、カバレッジの有効が毎日着実に増えているかも確認しましょう。
毎日は言い過ぎですが、2週間単位で見たときに、増えているかを確認することは重要です。
グーグル自身も有効がしっかりと増え続けていることがホームページの健全化であると発言しています。
そのため、友好をチェックし、しっかりと増え続けているかを確認し、もし増えていなければ、除外を減らす努力をしなくてはなりません。
ホームページ制作直後は不明でも見続けよう
上記がホームページ制作後に見ておきたいグーグルサーチコンソールのデータです。
これらのデータを活用することで、SEO効率が大きく高まっていきます。
見初めのころは不明な点も多いでしょう。
しかし調べながら中長期的に見ていけば必ず理解が可能になっているので、しっかりとチェックを行うようにしましょう。
グーグルサーチコンソールはマニュアルがないため分かりづらいかもしれませんが、Webサイト制作会社やSEO業者が情報を公開しています。
そのため、本当に最初だけが大変ですが、後から必ず楽になると信じ、有効活用するのがおすすめです。