- 2022.09.19
マイクロソフトアカウントはホームページ制作で必要か
ホームページ制作でマイクロソフトアカウントが必要になるポイントをご紹介します。
昨今は、実は、グーグルアカウントでもマイクロソフトサービスを利用できるようになっています。
そのため、最悪必要がないと思われますが、もしグーグルとマイクロソフトで分けたいと言う場合はご覧ください。
マイクロソフトアカウントとは
マイクロソフトアカウントとは、マイクロソフトが提供しているアカウントになっています。
昨今は、実はホームページ制作で利用するようなツールは、グーグルアカウントでログインができるようになってきました。
そのため、不要であると言えば不要ですが、グーグルとマイクロソフトをしっかりと分けたい場合は開設しなくてはなりません。
基本的には、ウィンドウズOSであれば、パソコンを購入したら、ログインに必要になっていて、すべての方がお持ちかと思います。
ただ、パソコンのではなく、ホームページ用に1つ取得したほうがセキュリティー対策となっていて、そのアカウントを使えばツールにログインが可能になります。
ツールにログインするのは、クライアントウェブマスターさまだけではなく、そのホームページを制作したWebサイト制作会社もログインするケースがあります。
もちろん、マイクロソフトが提供するツールを利用しない場合は不要になっていますが、SEOと成約率対策に必要になるツールを提供していて、なるべく利用した方が良いでしょう。
では、このマイクロソフトアカウントが必要になるツールをご紹介したいと思います。
ホームページ制作で利用するアカウントが必要なマイクロソフトツール
マイクロソフトが提供しているツールをご紹介します。
もちろん、2つしか紹介していませんが、以下ですべてではありません。
弊社がホームページ制作で利用する確率があるのが以下のツールになっています。
ビングウェブマスターツール
ビングウェブマスターツールとは、マイクロソフトが提供するSEOツールになっていて、簡単に言うと、グーグルサーチコンソールのビングバージョンです。
ビングウェブマスターツール利用タイミングでもご紹介をしていますが、基本的にはグーグルサーチコンソールでやるべき内容がなくなってからの利用になっています。
その理由は、昨今検索エンジンで言えば、グーグルとヤフージャパン、マイクロソフトビングの3つが主要になっています。
そして、検索エンジンからの訪問者の割合で言えば、グーグルとヤフージャパンで8割程度、ビングウェブマスターツールは1割程度になってくると思われます。
そのため、実は、ビングウェブマスターツールは、利用した方が良いのは間違いないですが、優先順位としては低くなっております。
さらには、実は、1割と言ってはいますが、ホームページのテーマや、アクセス数が多いホームページでは、その割合は低くなる可能性もあります。
例えば、あるBtoB企業さまにおいては、実は検索エンジンからの流入は、グーグルとヤフージャパンしかありません。
さらには、当社が制作したホームページで、もっともアクセス数が多いホームページが、月間で50万人ほどを集客していますが、ビングからの流入は1割未満です。
このようにビングは、そもそも利用者数が少ないという点、さらにはお客さまが制作したホームぺージによってもユーザー数が少なく、後回しでも問題がないと思われます。
ただ、ビングウェブマスターツールでSEOチューニングを行っていれば、グーグルでも検索順位が上がるケースも見られます。
グーグルサーチコンソールの改善で伸び悩んで来たら、ビングウェブマスタ―ツールを利用するなどのように、適切なタイミングを検討して利用するようにしましょう。
ちなみにたまにですが、【ビングウェブマスターツール】で検索を行うと英語サイトが表示されます。
しかし、ビングウェブマスターツールは日本語対応していて、安心して導入することが可能です。
ヒートマップのクラリティ(Clarity)
マイクロソフトでもっとも利用するケースが多いのが、ヒートマップのクリライティ(Clarity)になります。
実際にWebサイト制作会社として、アクセス解析は無料のグーグルアナリティクスがあり、選択する機会はほとんどありません。
しかし、ヒートマップは、個人的にはしっかりとした機能が搭載していると、高額なものが多くあるイメージになります。
実は当社ホームページ制作実績では、結構クリライティを利用するケースが多くなっています。
どうしても、アクセス解析になってくると、提供されるデータは数値であることが一般的です。
そのため、これまでほとんどサイト運営を行ってきた経験がない方は、とっつきにくいと言われるケースがあります。
クラリティであれば、ヒートマップであり、ウェブブラウザでホームページを閲覧したときのビジュアルで、どこからどのページへと遷移したかが直観的に分かります。
ぜひマイクロソフトアカウントを開設したら、利用して欲しいツールと言えます。
また、クラリティは、当社が設定を詳しく理解していないだけかもしれませんが、原則英語での利用になっています。
ただ、ウェブブラウザでの翻訳機能は有効になり、もし利用される場合は、翻訳して利用されるのが良いでしょう。
Web制作会社としては管理が面倒でマイクロソフトアカウントは不要
ホームページ制作後に、当社が利用するマイクロソフト系ツールは上記2点になっています。
しかし実は、上記2点とも、マイクロソフトアカウントは不要で、グーグルアカウントでログインが可能になっています。
実際に、2020年ごろだったと思いますが、ある日突然グーグルが選択肢に出てきて、当社では、それ以降はグーグルアカウントを利用しています。
もちろん、クライアントさまが、マイクロソフトアカウントで、ログインしたいと言うのであれば止めません。
しかし、管理が面倒くさいと思われ、Webサイト制作会社が提案する内容としては、グーグルアカウントで管理を推奨しています。
ホームページ制作後に、管理するIDやパスワードは多いです。
例えば、サーバー会社のログインIDやパスワード、さらにはFTPやワードプレスなどさまざまあります。
さらにはツイッターやフェイスブック、インスタグラム、ライン、グーグルビジネスプロフィールなどのソーシャルメディアも利用されるツールであり、IDとパスワードが存在しています。
当社は、基本的には、エクセルを利用して管理をしておりますが、やはり管理するIDとパスワードは少ない方が良いと思われ、できればグーグルアカウントをおすすめします。
マイクロソフトアカウントを作成したらホームページ管理表を
再三になりますが、マイクロソフトアカウントを作成したらしっかりと管理を行いましょう。
この管理は、どのように管理をしても良いですが、グーグルスプレットシートなど、インターネットへの情報公開系ツールを利用は辞めましょう。
確かに、情報共有の意味では、非常に優れているとは思いますが、やはりインターネットにアップするのは少しリスクがあると思われます。
そのため、基本的には、当社はエクセルでパスワード管理表を作成していますが、それを印刷して紙媒体として保管をお願いしています。
また、紙はちょっと管理がしづらいと言う場合は、多くの方がアクセス可能な外付けハードディスクにエクセルを保管するのも良いでしょう。
一応パスワードが記載されたものになっていて、情報漏洩のリスクをしっかりと考えて、管理していく必要があります。
絶対に行ってはならないのが、過去に1度だけありましたが、自社ホームページのサーバーにFTPでエクセルをアップする対策です。
エクセルのファイル名を知っている方であれば、ウェブブラウザでも開けてしまい、これは絶対に行ってはなりません。
このように、安心で安全な管理体制のもと、マイクロソフトアカウント以外も情報を記載したファイルや紙媒体を保管していくことで、必要な時にすぐに引き出せるようになっています。
ただ、再三にはなりますが、当社としては、マイクロソフトアカウントではなく、グーグルアカウントでの利用を推奨しています。