セブンデザイン SEOに強い大阪のホームページ制作会社

  • 2023.02.08

新規ホームページ制作は高いSEO効果が出やすい

新規ホームページ制作のSEO効果

当社はクライアントの状況次第で、リニューアルでもドメイン変更を行うケースがあります。

その理由は、主にSEO効果になり、新規ホームページ制作の方が上位表示を狙いやすいというメリットがあるからです。

今回は、なぜ新規ホームページ制作を好むのか、どんなポイントから提案するのかを紹介します。

リニューアル時に同ドメインの問題点

リニューアルの相談をいただくと、まずドメインを変更すべきかを検討します。

なぜリニューアルなのに、新規ホームページ制作扱いにするかと言うと、それは今現在のSEO評価があるからです。

データベースの上書きまでの期間

グーグルやヤフージャパン、マイクロソフトビングは、インターネットにアップロードされると、瞬時に評価をしているわけではありません。

サーチエンジンは、クローラーと呼ばれる自動巡回プログラムを利用して、御社サイトのソースコードを自社データベースに格納しています。

そして、データベース内でランキングが決定するアルゴリズムが適応され、キーワードごとに順位が決定します。

このデータベースに格納されている情報は、クローラーの訪問頻度により、上書き保存されるタイミングが決まり、リニューアルをしても、反映にそれなりに時間が必要になります。

その間、ウェブマスターは、当然リニューアル後の検索順位を計測し、向上していないと、焦って間違えた更新をしてしまう恐れもあり、逆効果のリスクがありえます。

現在の評価が低い

一般的に、時間を短縮するには、自動転送になる301リダイレクトを.htaccessに記載します。

リダイレクトとは、単に訪問者を新URLアドレスに誘導できるだけではなく、クローラーの誘導も可能で、元の評価を新ページへ8割程度譲渡ができます。

もともとの評価が高い場合は、かなり効果的ですが、効果が出ていない場合は注意が必要で、リダイレクトは良い評価を引き継ぎますが、悪い評価も引き継いでしまいます。

リニューアルによって、せっかく良いページに改定されたとしても、もともとの評価が低いとマイナス効果になる可能性が高いです。

ちなみに、グーグル曰く、良い評価は1年も経てば完全に移行が完了するそうで、当社のイメージもその通りです。

ただ、これまでの経験から、悪い評価は一切情報公開がされておらず、推測するに、リダイレクトを設定している間ずっとマイナスになっていると感じます。

そのため、リニューアルは大きなデメリットがあり、状況次第で新規ホームページ制作を検討します。

新規ホームページ制作のSEO上のデメリット

リニューアル前の評価が低い場合は、ドメインを取得して、新規ホームページ制作扱いにした方が良いと言えますが、実はデメリットがあります。

成果が出るまでの期間

リニューアルで適切にリダイレクトを行えば、評価の引継ぎが行え、検索順位が下がるリスクはありません。

ただ、新規ホームページ制作の場合は、どうしても、新しい情報をデータベースに格納してランキング決定するまでの時間がかかります。

さらには、ドメイン運用期間や記事を公開してからの日数もランキングに影響があり、SEOで成果を出すには、ある程度の期間が求められています。

実際に、どれくらい必要かと言うと、早いと3ヶ月、遅いと半年以上になります。

そのため、もし同ドメインであれば、いきなり高い評価を得られるかもしれないけれども、そうではないため、それなりに時間がかかるリスクはあります。

張り替ができる被リンク

サテライトサイトと国や行政の運営サイトに掲載しているリンク先の変更が必要で、リダイレクトをすると、新規ホームページ制作のメリットが薄まり、基本的には張替対策が中心です。

お客さまが、どれくらい被リンクを行ってきたかで時間が決まりますが、当社が見た中で最もかかった事例は、最大で半年でした。

ソーシャルメディア被リンク

リダイレクトを行わない前提の場合、結構難しいのがソーシャルメディアからの被リンクです。

まず、ソーシャルメディアは、リンクにnofollowが付与され、無視しても良いと考えています。

また、サーチエンジンと違って、情報の賞味期限が非常に短く、過去に拡散されたURLはほとんど流入が見込めません。

ただし、ここが難点で、現在、多くのユーザーをソーシャルメディアから集客できている場合は、一般的には、SEO効果がないので気にしないか、リダイレクトの実施になります。

リニューアルではなく適切な判断で新規ホームページ制作を

リニューアルをご検討の方は、自社のSEO状況次第で、新規ホームページ制作を検討しましょう。

もちろん、どちらもメリットとデメリットが存在しており、適切な判断を行う必要はあります。

ただ、個人的にもそうですし、大手SEO業者の記事やツイッターを見ていても感じる点は、リカバリーは非常に難しい対策です。

そのため、下手に同ドメインにこだわるメリットが薄い状態で、リニューアルを選択すると、公開後どんなに頑張っても検索ランクが向上しません。

これからホームページ制作を行う方は、ぜひ現状分析と具体的な対策法を検討し、最も良い選択を取られることがおすすめです。

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