- 2022.06.11
提案書の見直しでホームページの成果が変わる
ホームぺージ制作の提案書を見直していますか?
昨今では、効果を気にせずホームページを制作したいというニーズはほとんどなく、基本的には訪問者数を多くして、問い合わせや商品販売を行いたいという目的があります。
これらの目的を達成するには、単にホームページ制作会社に任せきりにするのではなく、御社も提案書を見直し、適切な方向性へ誘導する必要があります。
提案内容の見直しの重要性
実際に、ホームページ制作でもっとも多いのが、発注業者を決定後、ワイヤーフレームを作成する作業に入るパターンです。
もちろん、当社は、発注の連絡をいただいた後、一度訪問をさせていただき、提案書に関して、さまざまな質問をしています。
- 過不足がないか
- 間違えている箇所がないか
- この仕様で運用が継続できるか
- 予算は問題ないか
ホームページ制作に限らずですが、根本の仕様を定めて、作業を開始することは非常に大切です。
作業中に仕様変更が入ってしまうと、場合によってはクライアントの確認作業が増えますし、ホームページ制作会社も当然作業量が倍増してしまいます。
このように後から仕様変更が入らないためにも、しっかりと提案書を見直す必要があり、そうすることで、よりスムーズな公開を実現できます。
納期については、クライアントに問題がなければ、当社は別に多少であれば遅れても良いと思っています。
ただ、最大の問題が、作業量が膨大に増えたり、さらには公開後のお客さまの作業に弊害が出てしまうことです。
実際に、当社のホームページ制作では、かなり強くお願いしていますが、それでも問題が発生するケースがあります。
では、どんな問題が発生するかを紹介します。
提案書を見直さなかった場合の弊害
当社のホームページ制作で、お願いをしているにもかかわらず、提案書を見直さなかった場合に、発生する可能性がある弊害を紹介します。
ホームページ制作
ホームページ制作時の弊害として、もっとも大きなポイントは、大幅な仕様変更になります。
そうならないためにも、ホームページ制作を段階分けしており、企画を確定>ワイヤーフレーム作成>デザイン作成>コーディング>テストアップ完了が流れです。
ただ、提案書を見直さない多くの方は、それぞれのフェーズでチェックをしないケースが多いように感じます。
そのため、例えば、デザイン作成やコーディング段階で了承が出た内容を、テストアップ段階でいきなり仕様変更を希望されるケースもあります。
この場合、弊社の対応としては、作業時間がそれほど多くかからない場合は、無料対応をしています。
ただ、修正内容が膨大になって、数日かかるという場合や、下手をすれば1ヶ月近く納期が伸びる場合は、料金が変わってしまい、見積書を作成して承諾をいただいた後に作業を開始します。
この予算は本当に無駄と感じ、問題がなければ良いですが、発生リスクを少しでも下げるために、必ず見直したほうが良いでしょう。
運営
ホームページ制作が終わった後に発生する弊害として、最も多いのが、ブログテーマの変更希望です。
当社のホームページ制作は、基本はすべてのクライアントがSEOを希望されます。
当社としては、集客対策として、ツイッターやフェイスブック、インスタグラム、リンクトインなどのソーシャルメディア運用を提案しています。
また、クライアントが予算が十分に取れる場合は、ユーチューブやリスティング、同業の大手ポータルサイトへの広告掲載も提案しています。
ただ、なぜか多くのお客さまは、公開当初はSEO1本で頑張りたいと言われ、自然とサーチエンジン対策が中心となっています。
現在で言えば、グーグルとヤフージャパン、マイクロソフトビングが日本国内で狙うべき検索エンジンで、これらで上位表示を行うにはかなりの新規ページ作成数をお願いします。
公開後に、新規作成を行っていただく際に、実はそのブログテーマでは原稿が書けないと言われるケースも見られます。
これはホームページ制作実績の企業も当社も大きな問題になっていて、新規記事が作成できないと、絶対にランキングは上がりません。
もしこれらを企画段階でおっしゃっていただければ、ブログがもっとも効果的ですが、その他のコンテンツでカバーできる設計が行えました。
このように、実は提案書を見直していないと、運営、さらに言うと成果を出す道筋に問題が発生してしまい、クライアントは期待通りの効果を得られなくなります。
その場合でも対応はできますが、申し訳ありませんが別途見積りになります。
提案書の見直しはホームページで成果を出す道筋の最適化
ホームページ制作における提案書の見直しは成果までのルートの最適化作業です。
成果を出すには、さまざまなマーケティング施策を実装する必要があり、これらは当社の勘や経験、思い付きで行っているわけではなく、数値データから最適解を出しています。
そのため、短期間で提案書を作成しているわけではなく、クライアントのホームページ制作で成果を出す手段を必死に調査した結果を資料化しています。
そしてホームページ制作作業よりも提案書の内容が重要であると理解をして、しっかりと見直しを行うようにしましょう。
そうすれば、スムーズな公開が可能になり、さらには問題発生リスクも限りなく0に近づけることが可能です。