セブンデザイン 成果を追求した大阪のホームページ制作会社

  • 2023.08.24

ホームページ制作の提案書を見直さない弊害とは

ホームページ制作の提案書を見直していますか?

企画書が出てくるホームページ制作会社であれば見直す必要はありませんが、当社では単価を下げるために企画書の作成をしないケースも多くあり、その場合にはお客さまに必ず提案書の見直し期間を設けています。

当ページでは、ホームページ制作の提案書を見直す重要性や、見直さない弊害を紹介します。

提案内容の見直しの重要性

ホームページ制作における初期段階は非常に重要です。その中心となるのが「提案書」です。ここでの取り決めが、制作全体の方向性を左右します。

通常、発注が決定された後、制作会社はワイヤーフレームの作成に進みます。当社も例外ではありません。一度発注をいただくと、まずお客様のもとを訪問し、提案書に関する質問を行います。これはホームページの仕様、予算、運用の継続性など、制作における基盤となる要素を確認するためです。

制作の真っ最中に仕様変更が行われると、多くの問題が生じる可能性があります。仕様変更により、クライアントの確認作業が増加するだけでなく、制作会社側の作業量も大幅に増えることがあります。また、これが公開後の運用にも悪影響を及ぼすことが考えられます。

当社が強く推奨する提案書の徹底的な見直しは、このようなトラブルを未然に防ぐためです。確かに、納期に対して柔軟な対応は可能ですが、最も懸念されるのは、作業量の急増や公開後の問題発生です。

実際、当社の経験でも、提案書の見直しを怠った結果、後から発生する問題ケースが存在します。提案書の見直しにより、予期しないトラブルを回避し、より品質の高いホームページ制作を実現するためのステップと考えてください。

提案書を見直さなかった場合の弊害

ホームページ制作は、ただのデザインやコーディングの作業だけではありません。それは、クライアントのビジネスやビジョンを反映し、目標を達成するための道具となるものです。その重要性を理解して、制作過程を進めることが、適切な運営を実現する鍵です。

段階的な進行の重要性
ホームページの制作を段階的に進めることは、無駄なコストや時間を避けるための基本的なステップです。提案書を見直すことで、各段階での進捗状況や変更点を確認することが可能となり、後からの大幅な仕様変更を防ぐことができます。
デザインやコーディング段階での仕様変更は、後のフェーズにも影響を及ぼす可能性があります。そして、これが納期の遅延や追加料金の原因となることも少なくありません。提案書を適切に見直すことで、これらのリスクを最小限に抑えることができるのです。

運営における見落とし
制作が完了した後のホームページ運営においても、提案書の見直しは欠かせません。例えば、ブログテーマの変更希望など、事前に予測していない要望が出てくることがあります。これは、提案書を十分に検討していないことが一因となっています。
SEO対策の点でも、提案書の見直しは非常に重要です。多くのクライアントがSEOを重視してホームページ制作を依頼してくる中、具体的なアプローチや新規ページ作成の計画を確認せずに進めると、後からランキング向上のための追加作業が必要となることもあります。

提案書の見直しの意義
提案書を見直すことは、単なる文書確認以上の意義を持っています。それは、クライアントと制作会社が共通の理解を持ち、スムーズな進行を目指すための基盤となるものです。制作過程や運営における問題点を早期に発見し、適切に対応することで、クライアントは期待通りの成果を得ることができます。

まとめると、提案書の見直しはホームページ制作や運営におけるトラブルを未然に防ぐ手段となります。それを怠ることで、期待外れの結果や追加のコストが発生するリスクを高めてしまうことは、クライアントと制作会社双方にとって望ましくありません。

まとめ

ホームページ制作は、ただのビジュアルや機能の実装では終わらない複雑なプロセスです。その背後には、クライアントのニーズや目的に合わせた戦略的な計画が必要です。その計画の基盤となるのが、提案書です。

提案書の重要性は、単なる作業手順や仕様の一覧ではなく、クライアントのビジネスの成果を直接左右する要素としての役割を果たしています。制作会社としての経験やデータベースから得られる情報をもとに、最適な方法で目標に到達するためのガイドラインを提供するものです。

しかし、提案書が存在するだけでは十分ではありません。それを適切に解釈し、適切に実装することが求められます。クライアント側も、その内容をしっかりと理解し、不明点や疑問点があればすぐにフィードバックすることが必要です。

ホームページ制作の過程での問題やトラブルは、ほとんどの場合、提案書の不備や、その見直しを怠った結果として発生します。提案書の見直しは、トラブルを未然に防ぐための鍵となります。正確な情報と明確な指示が、スムーズな制作フローを作り出します。

最終的に、ホームページの成功は、その内容やデザインだけでなく、制作過程での細心の注意や連携の質にかかっています。提案書を適切に活用し、その内容をしっかりと見直すことで、より質の高いホームページが実現するでしょう。