株式会社セブンデザイン SEOに強い大阪のホームページ制作会社

  • 2023.06.04

不動産会社がホームページ制作前に知るべきポイント

ホームページを制作しようと考えている不動産会社は、どうせ費用をかけるなら、意味があるホームページが良いとお考えだと思います。

当社では、不動産業界に関わらず、さまざまな業界で成果の出るホームページ制作を追求していて、お客さまのニーズに応えることに全力で取り組んできました。

今回は、不動産会社に限定して、価値があるホームページを制作するために、お客さまがミーティング前に知っておくべきポイントを紹介します。

もちろん、ホームページを依頼した制作会社との打ち合わせで決定した内容の方が大切ですが、基礎知識を理解していたほうが、より密なミーティングが可能です。

不動産会社のホームページ制作費用

ホームページを制作しようと考えている不動産会社が、まず初めに気になるポイントは制作費用になると思います。

不動産会社の場合、費用を抑えることができるパッケージを利用するのか、あるいは一般的な費用でホームページを制作するのかを検討しましょう。

安く制作するならパッケージを利用

安くホームページを制作するのであれば、不動産会社用のパッケージを利用することがおすすめです。

制作実績の不動産会社が、サブのホームページで、いえらぶCLOUDという不動産パッケージを利用した経験があります。

不動産会社のホームページに必要な機能は網羅されていて、お客さまはスムーズなホームページ制作と効率的な運営が行えていると喜ばれています。

ただ、効果測定をして見ると、少しSEOに弱いという点がありましたが、それでも効果は出ているので、費用対効果で見れば十分と満足されています。

もちろん、いえらぶCLOUD以外にも、利用した経験はありませんが、みらいえ日本情報クリエイト株式会社なども有名な不動産パッケージになっています。

具体的な費用感は、検討する不動産パッケージ次第ではありますが、安いと初期費用無料で月額5,000円からあります。

年間60,000円程度になるので、費用を抑えたホームページを制作したい不動産会社におすすめです。

オリジナルのホームページを制作

オリジナルでホームページを制作する方法もあります。

こちらは、不動産会社に必要なコンテンツは何かや、どんなデザインを作成すれば魅力的かを考えながら、すべてをオリジナルで制作します。

そのため、制作期間も長くなりますし、お客さまの対応範囲も広くなってしまいます。

ただ、パッケージでは出せないデザイン性や成果の追求なども行えるので、費用をかけてでも、効果を出したいという場合はおすすめです。

具体的な費用は、依頼する制作会社にもよりますが、当社のこれまでの提案や、ライバルサイトを見ると、150万円からが一般的になります。

不動産会社の場合、検索システムを実装するケースが多く、ここに費用が必要になるため、少しだけ割高になっています。

不動産会社がホームページを制作する目的

必要な費用感を理解したら、ホームページを制作する目的を検討しましょう。

もちろん詳しいホームページの目的は、制作会社と一緒に検討すべきではありますが、ミーティング前にウェブマスター自身で検討すれば、より密な打ち合わせが行えます。

不動産会社が考えるべき目的とは、シンプルにどこをゴールにしたいかです。

どんな効果を得たいかを明確に制作会社へ伝えれば、適切な提案を行ってもらえます。

時間があるウェブマスターであれば、具体的に、効果が出る根拠まで考えましょう。

例えば、契約をしてくれれば、こんなメリットやサポートがあるなど、成果が出る動機になるポイントも含めて検討することで、より効果的なホームページが提案できます。

不動産会社のホームページらしいデザイン

デザイン作成で大切なのが、不動産会社らしさとお客さまの特徴を打ち出したデザインです。

デザインと言うと、それぞれの会社の特徴を活かしたデザインを作成するのが一般的です。

ただ、だからと言って、自社の特徴だけを打ち出したデザインだと、直観的に何のホームページかを理解してもらえないケースもあり、不動産会社らしいデザイン作成が必須です。

ホームページに訪問したときに、どんな業界のホームページかが直観的に分からないと、ユーザーには無数の選択肢があるので、急いでいる方だと、離脱してしまう恐れがあります。

そのため、まずは不動産会社らしいデザインをベースに、そこから御社の特徴やホームページのテーマに合わせたデザイン作成を行うことが重要になるのです。

不動産会社らしいデザインとは、大手を参考にすると良いでしょう。

と言うのも、大手企業のホームページは、ユーザーが訪問する可能性が高いので、自然とこれが不動産会社のデザインであると認識してしまっています。

当たり前ですが、大手を参考にするのが不動産会社らしいデザインを作成する手段ですが、そのままパクってしまうことは絶対にいけません。

不動産会社のホームページに必要なコンテンツ

不動産会社のホームページを制作する際に、重要だと感じるコンテンツを紹介します。

もちろん、コンテンツ作成で大切なのは、御社が打ち出すべき内容とユーザーニーズの検討ですが、参考がないと検討が難しいウェブマスターも多いのでご紹介します。

特徴やメリット

物件情報を打ち出せば、自然と問い合わせが来るわけではありません。

賃貸であれば、同じ物件を多くの不動産会社が打ち出していますし、さらには不動産の売買を検討している方であれば、同じ地域に似た条件の販売物件は多くあります。

そのため、問い合わせをしたくなる依頼する特徴やメリットを打ち出したページ作成が大切です。

ただし、この特徴やメリットページがあれば、物件ページなどで御社の特徴やメリットを打ち出さなくても良いかと言うとそうではありません。

特徴やメリットのページを見ないユーザーは必ず存在するので、その方たちにもアピールするために、物件ページにも打ち出すようにしましょう。

以前、不動産会社にホームページ制作の提案を行っていたときに、お客さまから、「特徴やメリットのページなんて見ないと思うので1ページ削って欲しい」と言われた経験があります。

もちろん、特徴やメリットのページを作成すると、総額費用が数万円上がってしまいますが、意外と多くのユーザーに見られる傾向があります。

業種は違いますが、以下は当社の強みページのアクセス解析の結果で、月間ページビュー数は350くらいになっています。

このようにお客さまが思われているよりも、特徴やメリットのページはユーザーに見られる可能性が高くなっていると思います。

物件情報

物件ページを作成しない不動産会社もありますが、問い合わせが欲しいのであれば、必ず作成した方が良いでしょう。

もちろん、闇雲に物件ページを作成しても効果がでないので、しっかりと物件情報を見たユーザーが問い合わせしたくなる情報掲載を行いましょう。

例えば、よく提案する物件ページで打ち出す内容は以下です。

  • 住所
  • 間取り
  • 費用
  • 面積
  • 最寄り駅
  • 外観や内観の写真
  • 近隣の施設
  • 営業担当からのコメント

不動産会社によっては、他にも打ち出したい内容があると思いますが、あくまで上記は一般論とご理解ください。

大切なポイントは、ユーザーに適切な情報量を与えて、実際に内見したいや不動産会社の話を聞いてみたいと思わせることです。

制作会社が提案をしたから、取り敢えずこのコンテンツを入れると考えるのではなく、不動産会社自身で普段の営業活動の中から内見に繋がる情報配信を行いましょう。

入居までの流れ

大学や就職で初めての一人暮らしや初めての不動産購入を考えている方は、入居までどんな流れで進めていけば良いのか分からないと思います。

そのため、ユーザーが見たときに、具体的な流れを理解できるように入居までの流れページは必須であると考えています。

また、引っ越し準備や転居の手続きの仕方なども掲載していけば、初めての契約の方でも、安心して入居することが可能になります。

もちろん、引っ越し準備の仕方などは、入居までの流れのページに掲載すると縦に長くなりすぎてしますので、別ページを作成して、内部リンクを設置しても良いです。

大切なのは、御社のホームページを見たユーザーがスムーズに入居までの作業を行うことができるというポイントになります。

不動産会社はWordPressの実装が必須

不動産会社のホームページ制作では、WordPressが必須です。

WordPressでなくても、更新システムであれば何でも良いのですが、当社のホームページ制作では、WordPressを利用しています。

ちなみに、上記で紹介した、不動産のホームページ制作パッケージでは、すべて更新システムが搭載されています。

もちろんですが、更新する目的次第で、対応するコンテンツは異なりますが、一般的に提案する内容としてご覧ください。

物件情報

物件情報を公開している不動産会社のホームページでは、物件ページにWordPressを実装すると、内容に変更があったときに、自社で更新が行えるようになります。

例えば、契約が決まったときにその物件ページを削除したり、新たな物件が出てくれば新規ページ作成、一押し物件なのに問い合わせがないと感じた場合にはリライトが行えます。

不動産会社のホームページで、もっとも更新頻度が高くなるのが、物件情報だと思うので、必ずWordPressなどの更新システムを実装しましょう。

ブログ

昨今のホームページで成果を出すためには、ブログの作成と更新が必須になっています。

ブログをしっかりと運営すると、圧倒的に集客数が高くなります。

例えば、SEOで言えば、関連ページ数が増えるので、検索順位が上がりやすくなってきます。

さらに、ツイッターやフェイスブックで拡散されやすいコンテンツは、ブログなどの記事ページになるので、ソーシャルメディアからの流入数も増やせます。

成約数で言うと、該当ページに訪問したユーザーに不動産に関する魅力的な文言を見せることで、問い合わせ数の向上につなげることが可能です。

昨今のホームページでは、すべての業界で、成果を出すにはブログの作成がおすすめです。

物件検索の在り方

不動産会社との打ち合わせで、難しいと感じるのが、物件検索機能になります。

この物件検索機能においては、ユーザーがどのように物件を探すかを考えて、検索システムを作成しなくてはなりません。

例えば、大阪の賃貸不動産会社であれば、大阪府下にある市や区、さらには最寄り駅などでの検索は絶対に外せないと思います。

さらには、場所だけではなく、家賃やペットと同居、間取りなど、こだわりの条件でも検索できた方が、ユーザーにとっては便利な検索システムになります。

大切なのは、不動産会社のホームページだと物件検索が付いているものだと考えるのではなく、その物件検索を利用するユーザーを考えることになります。

実際に、膨大な量の物件情報を一つずつ見ていくことは絶対にしてもらえないので、スムーズにユーザーが求める物件ページへと誘導できる検索システムを実装しましょう。

成功する不動産会社の集客対策

成功するホームページを制作するには、集客対策が必要になるので、よく不動産会社に提案する集客対策を紹介します。

また、不動産会社の集客対策については、不動産サイトが行うべき2つの集客法というページで詳しく紹介しているので、興味があればご覧ください。

SEO

ほぼすべての業種に提案する集客対策はSEOです。

不動産会社のSEOで、まず提案するのが、ブログを作成して、不動産に関する用語集や契約のポイントなどの知識、さらに対応する地区に関する地域情報の配信です。

ただ、この提案をすると、多くの不動産会社が、原稿作成に慣れている人員がいないからと、別の案を提案して欲しいと言われます。

そこで、提案するのが、物件ページの充実です。

ブログとなると、ウェブマスターは多くの労力が求められているので、お忙しい不動産会社では、少し更新ハードルが高くなってしまいます。

しかし、SEOはユーザー目線のページ数が多いことが重要になるので、物件ページを使うことで、効率の良いSEOが行えるようになります。

ソーシャルメディア

提案することが多いソーシャルメディアは、ツイッターになりますが、ソーシャルメディアを利用すれば、より多くの見込み顧客が集客できます。

ツイッターで言えば、最大投稿数は140文字で画像が4枚になっているので、お忙しい不動産会社でも適切な投稿が可能です。

ただし、投稿内容は、ビジネスに関する不動産情報に限定させましょう。

不動産に関する情報公開をしていれば、ツイッターに訪問する方も不動産に興味がある方になるので、投稿時にリンクを掲載すれば、ホームページへと誘導できる可能性が高いです。

その他

他にも、不動産会社のホームページに集客する方法は無数にあります。

例えば、リアルで告知をして、ホームページに集客するとした場合に、なんとなくチラシを作って、ポスティングすれば良いと考えてはいけません。

チラシを見たユーザーがホームページに訪問する動機を考えながら、チラシの作成に取り組むことが大切になります。

これまでの制作実績で見ると、多くの不動産会社は、SEOだけを希望されますが、SEOは永続的に上位表示ができるものではないので、複数の集客対策を行うようにしましょう。

不動産会社のコンバージョンの注意点

コンバージョンとは、成果のことを意味していて、不動産会社のホームページで言えば、お問い合わせになります。

不動産会社のホームページのコンバージョンには、いくつか注意点があるのでご紹介します。

物件をまとめて問い合わせできる

ユーザーが不動産会社のホームページを見たときに、1つではなく、複数の良いと感じた物件に問い合わせることの方が多いと思います。

もし、御社のホームページが、普通の問い合わせフォームが1つしかない場合だと、ユーザーは1つの物件しか問い合わせることはできません。

そのため、複数の物件をまとめて問い合わせできる仕組みが必須になります。

例えば、物件ページの下部に「問い合わせ候補」と「問い合わせる」という2つのボタンを設置します。

そして「問い合わせ候補」のボタンをクリックしてもページ遷移はせずに、ユーザーはそのまま他の物件情報を閲覧することが可能です。

気になる物件を見終わったら、「問い合わせる」ボタンを押すと、これまで候補に入れてきた物件すべてを問い合わせることが可能です。

ここで大切なポイントは、ユーザーの利便性が考えられているかどうかです。

例えば、問い合わせフォームページに、気になる物件を選択してくださいなどのチェックボックスを設置すると、膨大な量が表示されるので、ユーザーはそこから選択しなくてはなりません。

さらに、自分が見ていた物件のことを覚えているケースも珍しいと思うので、まったく役に立たない機能になってしまいます。

このように複数の物件をまとめて問い合わせできる仕組みを作る際には、ユーザーの利便性を考えなくてはなりません。

メールだけではなく電話なども必須

不動産会社のホームページで、問い合わせがメールフォームしかないケースがあります。

確かに、昨今で言えば、40代までであれば、メールでの問い合わせでも十分ですし、不動産の場合は、そんなに急いで連絡をしたいケースもないかも知れません。

ただ、50代や60代、それ以上の年齢でも問い合わせる可能性は十分に考えられるので、ユーザーに選択肢を持たせたほうが良い結果になります。

また、昨今では、ラインなどでも問い合わせができる不動産会社もよく見かけます。

一例ですが、大手になるホームズがラインで相談ページを作成しているほどです。

このように、ユーザーが何で問い合わせたいと感じるかは、千差万別になるので、想定される問い合わせ方法は網羅した方が良い結果を得ることが可能です。

検討中ボタンの設置

ホームページを見ている方は、すぐに問い合わせを行ってくれずに、例えば来週に問い合わせようと考えている方も中にはいます。

その方たちが、良いと感じた物件があったときに、検討中ボタンがあれば、わざわざURLをメモする必要がなくなります。

もちろん、費用がかかる対策ですし、検討中ボタンがなくても、ブックマークをしてくれる可能性は高いです。

ただ、ユーザー目線を追求するのであれば、ブックマークよりも、御社のホームページ側で保管できた方が、ユーザーに親切なホームページと言えます。

ただし、すべての不動産会社が実装すべきものではなく、ホームページの制作費用に余裕があればで良いと思います。

不動産会社が行うべき運営のポイント

昨今のホームページ制作は、公開して終わりではなく、始まりになり、ホームページを公開しただけで、期待通りの効果を出せることは珍しくなります。

そこで、そこまで多くのマンパワーを避けない不動産会社に、この運営だけは行って欲しいと考えるポイントを紹介します。

物件ページの集客と成約力をチェック

不動産会社のホームページで、もっとも重要なコンテンツと言えば、間違いなく物件ページです。

そのため、常に最新の情報を打ち出すことはもちろんですが、個々の物件ページの集客と成約力を確認しましょう。

提案で多いのが、グーグルアナリティクスとサーチコンソールを使って数値データに基づいた効果測定と改善のための分析です。

それぞれのツールが示す数値データを見ながら、適切なコンテンツを考えてリライトや関連ページの新規作成、被リンクの獲得、ソーシャルメディアでの拡散などを行います。

これらの作業は、Web制作会社などのサポートを受けながら、継続して行い続けることが大切です。

ブログの更新

ブログには、さまざまなメリットがあるので、必ず更新を行っていただきます。

この更新は、良質を意識しながらスケジュールに基づいた運営をお願いしています。

ただ、実際にこれまでの提案で言うと、不動産会社の多くで営業マンが忙しく、専門性では営業マンに劣る事務員の方がウェブマスターになっているケースが多いです。

その場合は、ブログを作成するよりも、物件ページの更新に力を入れたほうが良いと思います。

中途半端に更新されているブログよりも、全力で物件ページの良質化に取り組んだほうが、高い成果を得ることが可能です。

まとめ

これからホームページを制作しようと考えの不動産会社に、打ち合わせ前に知っておいて欲しいポイントを紹介しました。

この情報をもとに、制作会社と密な打ち合わせを行えば、期待する以上の効果を発揮できます。

もちろん、制作会社ごとに知っておいて欲しいと言うポイントは、さまざまですが、当社では上記をミーティング中に説明しています。