- 2022.09.07
サーチコンソールのサイトマップで送信する内容
ホームページ制作後に実装するサーチコンソールの左ナビゲーションにサイトマップがあります。
こちらをクリックすると、制作したホームページに設置したXMLサイトマップやRSSとAtomなどのフィードを送信することが可能です。
この送信は、小規模ではそれほど必要がなく、10,000ページ以上の大規模でないと効果がないと言われるケースもありますが、当社ホームページ制作では必須です。
サーチコンソールのサイトマップとは
ホームページ制作会社は、公開後にサーチコンソールを実装してくれます。
このサーチコンソールを実装しログインすると、左メニューにサイトマップというリンクがあります。
こちらをクリックすると、制作したホームページに設置されたXMLサイトマップやRSSとAtomなどのフィードを送信することが可能です。
これらを送信すれば、詳細は以下で紹介しますが、さまざまなメリットを受けられます。
毎日何かを行わないと駄目ではなく、一般的には1度送信すれば、その後触るケースはまずありません。
当社ならホームページ制作後に送信作業までをサポートし、もし依頼した業者がしてくれなければ、自分で行いましょう。
必須ファイルはXMLサイトマップで、これだけでも1,000ページ未満であれば十分ですが、もし不安が残るようであれば、念のためにRSSとAtomも送ると良いでしょう。
これまでのホームページ制作経験で言えば、XMLサイトマップだけでも高い成果を発揮しているクライアントが大半です。
また、RSSやAtomを設定すると、確かにURLアドレスに気が付いてくれる可能性は高まりますが、リソースをそこに奪われてしまうリスクが発生する可能性もあります。
現在日本国内で主要な検索エンジンは、グーグルとヤフージャパン、マイクロソフトビング、ダックダックゴーがあります。
この中で影響するのは、グーグルとヤフーですが、それ以外も含めて、基本的にはクローラーと言われる自動巡回プログラムによって、ページを閲覧しています。
このときに、クローラーは有限になるため、ページ以外を見られると、そこに比重を取られてしまい、肝心なウェブページを見て貰えない可能性があります。
フィードは、ウェブマスターやホームページ制作業者の判断次第で、設定するのが無難でしょう。
では、簡単に紹介が終わりましたので、次にメリットを詳しく紹介します。
サーチコンソールのサイトマップで送信するメリット
サーチコンソールから制作したホームページのサイトマップを送信するメリットは、検索エンジンの認識漏れを防げます。
基本的に、当社ではホームページ制作が完了し1年経過すると、200ページ以上まで成長するお客さまが一般的です。
200くらいであれば大した量ではないですが、それが1,000にもなると、次第に検索エンジンの認識力不足が発生します。
そんなときに、XMLサイトマップがあれば、制作したホームページにある全ページを認識して貰え、さらに高いランキングへと成長する可能性が高まります。
そのため、重要だと思い、当社では小規模なうちから大規模になる想定をして、必ず実装しています。
単純にメリットは上記だけで、大して効果があるとは言い切れませんが、ただしないことはリスクしかありません。
ホームページ制作で言えば、公開後の運営で毎日1ページ作成が必達目標になってきて、年間で大体200ページくらい増えます。
5年で1,000ページになってくるため、これくらいならまだ大丈夫だとは思いますが、そろそろ認識漏れを意識しても良いタイミングです。
そしてその段階で、認識漏れが多くなって、焦って異なる対策を行うと、検索順位が上がるどころか下がる可能性も十分にあります。
このように、未来に対する対策としては非常に大きなメリットであり、デメリットはリソースを奪われる可能性というポイントだけなので、実装したほうが良い結果を得られます。
ちなみに、リソースが奪われたという事例は、当社は10年以上会社運用をしていて、小規模では0回、大規模でも数回しか耳にした経験がなく、レアなケースです。
ホームページ制作後にサーチコンソールでサイトマップを送信
ホームページ制作後にサーチコンソールから、XMLやフィードの送信は必須であると言っても過言ではありません。
もちろんデメリットは存在しますが、ただ、そのデメリットはよほど運が悪くない限りは、発生しないケースです。
また、運悪く遭遇したとしても、ホームページ制作会社やSEO業者などに相談すれば、適切な対応を行ってくれることは間違いありません。
具体的な対策法としては、設定を取り消す、さらにはファイル自体を一時的に削除をしてしまう対策で、その後しばらく様子を見れば正常化されます。
これからどうするか悩んでいれば、間違いなく行ったほうが中長期的に見たときに、御社に大きなメリットを生み出します。
当ページをご覧のウェブマスターは、現状自社がどうなっているか不明な場合はチェックをして、もし送信されていなければ、しっかりと行うようにしましょう。