- 2022.09.13
アルゴリズムだけはホームページの検索順位が下がる
SEOに強いホームページ制作後に順位を上げるにはクライアントの協力が必要です。
当社では、公開後はお客さま自身で新規ページ作成を継続して頂いていて、それこそがSEOに強いホームページ制作には必要不可欠になります。
ただ、任せきりにしてしまうと、ユーザー目線よりも、アルゴリズムを調べ、まったく順位が上がらないホームページ制作になるケースがあります。
アルゴリズム最適化はSEOに効果的だが
アルゴリズムとは、サーチエンジンが定める順位決定のルールです。
現在日本国内で主要なサーチエンジンと言えば、グーグルとヤフージャパン、マイクロソフトビング、ダックダックゴーがあります。
サーチエンジンごとにアルゴリズムは違うと思われる方もいますが、そのようなことがなく、基本は同じで、すべてがユーザー目線のホームページ制作になります。
サーチエンジンは、検索結果をユーザー目線にすれば、利用者数を増やし、広告出稿企業数を増やしたいと考えています。
そのため、閲覧者を考えながら、ホームページを制作し、公開後は日々運用を行えば、自然と順位が高まるわけです。
ただ、これを聞いても、ユーザーフレンドリーって具体的になんだ?と思われる企業ウェブマスターは多くいます。
当社も適切な回答は見えていませんが、サーチエンジンは本文を読まずに、数値データとしてランキング決定をしていると感じます。
さらに、SEOテクニックを調べると、共起語や同義語、文章量など、数値データで計測できる要素が多く言われます。
そしてこれらは、効果がないと言われていたりしますが、多くの制作されたホームページでは、バランスよく対策をしていると思われます。
このように、基本的には数値データを使ったアルゴリズムへの最適化はランクを上げるには必須です。
ただし注意が必要で、それは当社のホームページ制作実績のクライアントで、すべてを数値として捉え、運営していたお客さまがいました。
お客さまは、確かにホームページ制作直後から、順調に順位を伸ばし続け、1年後には、検索からの流入だけで月間1万を超えています。
当社も、安定しているし、問題はないと思っていたのですが、ある日突然主要なキーワードで圏外の100位以下に落ちたのです。
このようにどこかのタイミングで、検索エンジンにユーザーフレンドリーではないと見抜かれ、順位が落ちる可能性があるのです。
逆のパターンとして、一応アルゴリズムの説明はしても、ほとんど意識をせず、本当に訪問者にとって良質なコンテンツ作成を継続したクライアントがいます。
確かに伸び率としては少し低かったですが、それでも安定して毎月訪問者数を伸ばし、さらには一切落ちませんでした。
このように昨今のホームページ制作では、確かにアルゴリズムへの理解は最低限は必要だと思いますが、それ以上に訪問者目線のコンテンツ作成が効果を生み出す仕様になります。
良質なコンテンツとアルゴリズムでSEOは成功する
先述した良質なコンテンツとは何を指しているかを紹介します。
情報量の過不足
SEO情報を収集された経験があればご存知ですが、順位向上の鉄則に情報の過不足があります。
タイトルタグに対して不要なコンテンツが無いかや必要な情報が洩れていないかを確認してから公開しましょう。
検索エンジンがどのように判断しているかは不明ですが、共起語などを見る限りでは、競合他社が公開している情報をどれくらいの割合適切に提供できているかも判断基準だと感じます。
ただし、共起語まで調べ始めると、本当に多くの時間がかかってしまうため、調査までは不要だと提案しています。
それよりも、ウェブマスターが今思いつく情報の過不足を調べて追加や削除で充分です。
そうすれば、品質が一気に高まり、高いランキングへと成長します。
読みやすく理解しやすい
個人的には、情報の過不足よりも大切と感じるのが、読みやすさと理解のしやすさです。
読みやすく理解しやすいかにルール自体は存在しませんが、1点言えるとすれば、ウェブマスターが公開ボタンを押す前後で、必ず一度書いた文章を読みなおす作業を挟みましょう。
クライアントで、全ページで読みづらい箇所をリライトし、ランクを高めた事例があるほどです。
当たり前ですが、数ページではなく、150ページ程度の改定で、全体をリライトした翌週くらいにランクを高めています。
ホームページ制作時から公開する前後で一度書いた原稿を読みなおす作業は重要であると認識した更新作業を行いましょう。
必要なら画像配置
文章だけでは理解が難しかったり、できない箇所に画像を活用しましょう。
これまでのホームページ制作経験で言えば、恐らく画像をたくさん活用したからと言って、検索順位は上がらないため、アルゴリズムとは無関係です。
ただ、上記の読みやすく理解しやすいという点で効果を発揮し、間接的なランク向上には効果的です。
実際に、ある企業では、すべてのページが丁寧に作成され、必要であれば図解なども行っていました。
そちらの企業サイトは、実はライバルサイトが150ページを超える中、30ページほどで上位表示を実現していました。
それくらい画像配置は重要であり、ランキング向上対策として間接効果があると考え、適切な分量を配置するのが良いでしょう。
アルゴリズムは難しいのでお客さまのSEOはユーザーフレンドリー
SEOには確かにアルゴリズムがあり、そして数値データとして管理されていると思います。
ただ、その仕様はホームページ制作会社やSEO業者ではまったく見えないくらい複雑になっていて、絶対に見破れません。
そのため、ユーザーフレンドリーこそが効果を出す手段であると考えられ、最低限のルールと閲覧者目線で成果を発揮します。
これからSEOに強いホームページ制作を検討の方は、細かな仕様は置いて、まずは訪問者目線の追求こそがSEO効果を出す唯一の手段になります。