- 2022.12.02
SEO評価は合計表示回数と訪問者数、検索順位
サーチエンジンの公表ではなく、ホームページ制作会社の当社が感じるポイントを紹介しています。
SEOは、ホームページ制作後の新規ページ作成で成果を出せますが、中には何かしらの指標が欲しいと言われるケースがあります。
ホームページ制作後には目標ページ数は提案していますが、それ以外の指標で、合計表示回数と訪問者数、検索順位をSEO指標として提案するケースもあります。
SEO評価とは
SEO評価とは、単純にその単語の通り検索順位や流入指標を意味し、ホームページ制作後に多くの企業が気にするポイントです。
SEO評価は別に無くても、狙ったキーワードで日々GRCなどのランクチェックツールを使って、順位計測をすれば分かる指標ではあります。
また、対策法も当社ホームページ制作では、一切ややこしくなく、日々新規作成を継続するというシンプルな対処法です。
そのため、ホームページ制作実績では関係がない話ですが、稀に詳しく評価と分析をして作業を行いたいと言われるケースがあります。
その際に活用するのが、合計表示回数と訪問者数、検索順位の3つの指標で、これらを見れば、リライトや内部リンクを調整すべきウェブページが分かります。
ただ、当社がホームページを制作する企業の多くは必要ないと感じます。
必要な企業は、ホームページを制作後に更新業務を継続し1,000ページを超えるか、圧倒的なユーザーを抱える企業サイトくらいです。
当記事も作成するか悩みましたが、あるホームページ制作実績の企業から質問をされたので、スタッフブログで紹介しています。
では、具体的に、この3つをどう見れば良いかを紹介します。
SEO評価は合計表示回数と訪問者数、検索順位の順
SEOの評価では、合計表示回数と訪問者数、検索順位の順で見ていくことで、新規作成ペースや、リライトすべきページを発見できます。
では、実際にホームページ制作で提案する内容を紹介します。
合計表示回数
サーチコンソールの検索パフォーマンス>検索結果を見ると合計表示回数があります。
このデータは、サーチエンジンからの流入を考えると、重要な指標で、すべてのクライアントに紹介しています。
ホームページ制作後に上位表示に取り組むウェブマスターの多くはランキングに着目しますが、その前に必ず見ていただきたい指標です。
例えば、更新業務を闇雲に行う担当者は珍しく、ある程度原稿パターンを立ててから記事作成を開始すると思います。
このパターンの効果測定に使え、記事がグーグルやヤフージャパン、マイクロソフトビング、ダックダックゴーなど主要なサーチエンジンにどう見られているかを知ることができます。
新規作成を継続しているのに、向上しなければ、原稿作成法に問題があると気付きます。
また、伸びているけれど、非常に緩やかな上昇傾向であれば、ペースが遅いことを意味し、更新頻度を向上する必要があります。
合計表示回数は、当社のホームページ制作では、すべての企業に閲覧法をレクチャーし、ここまではすべての企業で必要と認識しています。
訪問者数
各ページの訪問者からリライトや内部リンクの効果を測定します。
まず訪問者数が少ないということは、サーチエンジンからの流入がほとんどないことを意味し、原稿の書き直しが必要と言えます。
さらに、昨今は、ツイッターやフェイスブック、インスタグラム、リンクトイン、ライン、ビジネスプロフィールなどのソーシャルメディアの利用も多くなりました。
ソーシャルメディアを利用してリンクを掲載しているけれど、アクセスがない場合は、紹介の仕方かアカウント自体の運用法に問題がある可能性があります。
被リンクには、nofollowが付与され関係ないと一般的には言われますが、個人的には何かしらプラス要因で働いていると思います。
もちろん、闇雲は駄目で本当にユーザーが活用するくらいフレンドリーな必要はありますが、アクセスからリライトすべきコンテンツが明確になります。
ちなみに、リスティングやユーチューブ、同じ業界のポータルサイトなどの広告の効果分析としても活用できます。
検索順位
順位は当社が言わなくても、お客さまが勝手に計測しています。
大切なポイントは、トップページだけではなく、下層ページも含めて計測するという点です。
先述のGRCは、10ワードまでなら無料で計測できますが、11ワード以上は有料版が必要で、下層ページも測定すると有料版の活用が必要です。
検索順位が低いページがリライト対象になり、書き直した後の効果もワンクリックで計測ができ、できれば活用したいツールです。
ホームページ制作後のSEO評価は気にしなくて良い
ホームページ制作後のSEO評価は、ここまでやる必要はないと言うのが率直な意見です。
検索順位の計測もストレスが貯まると考えていて、ライトな感覚で合計表示回数だけを見ていれば十分と考えます。
ストレスフリーとまでは言えませんが、気分的には楽に作業が行えます。
さらにランキングは、放置していても上がるときもあれば下がるときもあり、かなり不安定で、これだけを効果測定の指標にするのは危険です。
お客さま次第で指標はさまざまですが、多くの労力をかける必要はないと思います。
それよりも、ユーザー目線のコンテンツ作成を行い続けることがもっとも重要で、ユーザー目線かどうかで判断をして更新業務を継続し続けることが重要だと感じます。