実店舗の空気感をデザインで再現し来店への不安を解消する
インバウンドのお客様が安心して来店できるよう、実店舗の雰囲気をサイト上で忠実に再現するデザインと、外出先でも快適に閲覧できるスマートフォン対応を行いました。
本店の雰囲気を視覚的に伝えるデザイン
インバウンドのお客様にとって、初めてのお店に足を踏み入れるのは不安がつきものです。特にブランド時計を扱う専門店は格式が高く見えやすく、事前に店舗の雰囲気がわからなければ来店をためらう原因にもなります。
そこで、本店の入り口や店内のレイアウトが持つ空気感を、色使いや写真の配置で忠実に再現するデザインにしました。テキスト情報を詰め込むのではなく、視覚的なイメージを優先することで、日本語に馴染みがない海外の方にも店舗の雰囲気が自然に伝わる構成にしています。
ホームページで見た印象と実際の店舗が一致することで、初めての方でも構えることなく入店できる環境を整えました。
インバウンド対応としてスマートフォン表示を最適化
公開当初はPC向けのデザインを中心に制作しましたが、その後スマートフォンでの閲覧が急速に普及し、対応の必要性が高まりました。特に光陽様はインバウンドのお客様が多く、海外からの観光客は移動中にスマートフォンで店舗情報を確認するケースがほとんどです。
そこで、運用の中でスマートフォン表示への最適化を実施しました。PCで再現した店舗の空気感をそのまま小さな画面でも損なわないよう、写真の見せ方やレイアウトを調整しています。外出先でホームページを見て、そのまま来店するという流れを途切れさせない表示環境を整えました。
商品名・ブランド・店舗から商品を探せる快適な導線
ブランド時計の専門店は取扱商品が多く、目的の商品にたどり着けなければそのまま離脱されてしまいます。そこで、訪問者の探し方に合わせた3つのルートを用意しました。
お気に入りのメーカーから絞り込む「ブランドから探す」では、ロゴの一覧から直感的に選べる構成にしています。取り扱いブランドの幅広さも一目で伝わるため、来店前の期待感にもつながります。「店舗から探す」では、各店舗の写真と所在地を掲載し、最寄りの店舗でどんな商品を扱っているかを確認できるようにしました。さらに、品番や商品名が明確なお客様に向けて、テキスト入力で直接検索できる検索欄も設置しています。
目的がはっきりしている方にも、まずはブランドや店舗から眺めたい方にも対応できる導線にすることで、サイト内での迷いをなくし、来店や問い合わせにつながる設計を実現しました。
商品の魅力を自由に発信できるWordPressの入力設計
ブランド時計は商品ごとにアピールしたいポイントが大きく異なります。スペックだけで選ばれる商品もあれば、ブランドの歴史や世界観を伝えることで購入の決め手になる商品もあります。そのため、定型の項目を埋めるだけでは、商品ごとの魅力を十分に伝えることができません。
そこで、WordPressの管理画面に大きな自由記述欄を設け、商品ごとにテキストや画像を自由にレイアウトできる入力設計を構築しました。スタッフのおすすめポイント、ブランドの紹介、キャンペーン情報、取扱い店舗の案内など、伝えたい内容を柔軟に盛り込める仕組みです。
一方で、自由度が高いと入力内容によってレイアウトが崩れるリスクも生まれます。どのような内容を入力しても表示が乱れないよう、コーディング段階で細かな調整を重ねました。共通のスペック表は選択式のテンプレートで効率よく入力でき、自由記述欄では見栄えの良いページを手軽に作成できる。更新のしやすさとページの品質を両立させた運用環境を整えています。