- Web制作・運営
- 2015.02.02
行政書士事務所のホームページ作成法
多くの行政書士事務所様では、ホームページの集客対策に力を入れています。
例えば、スタッフブログの更新と外部リンクの獲得によるSEOや、フェイスブックやツイッターなどのソーシャルメディア運用、サービスサイトを制作しニッチユーザの獲得など、現在主流となっている集客対策をすべて行われていると言っても過言ではありません。
そのため、これからウェブサイトを作成しようや、しっかりと運営していこうとお考えの行政所事務所様が、集客対策に力を入れている競合他社のウェブサイトに勝つためには、いきなりすべてを始めるのではなく、「検索エンジンから訪問者を集めるために、まずはSEOに力を入れる」や、「訪問者数は少なくても良いから、webサイトの内部をユーザにとって有益なものにする」など、一つ一つの対策を着実に行い、段階的にwebサイトを成長させることが重要です。
今回は、これから新規でwebサイト制作、あるいは効果的なウェブサイトへのリニューアルをご検討の行政書士事務所様向けに、本当に成果の出る行政書士事務所様のwebサイト制作法をご紹介いたします。
目次
行政書士事務所の集客対策
ホームページは公開しただけで、多くの訪問者が訪れてくれるようになるのではなく、御社の見込み客をホームページに集客するための対策について検討しなくてはなりません。
行政書士事務所のウェブサイトの集客対策法についてご紹介いたします。
検索エンジンからの集客
新規顧客の開拓を目的としているwebサイトであれば、すべてのwebサイトが検索エンジンからの集客を検討しており、SEOを実施しています。
SEOとは、Search Engine Optimizationの略で、検索エンジンに対してホームページを最適化することで、ある特定の検索ワードの検索結果で上位に表示させる対策のことを言います。
SEOでは、闇雲に外部リンクを行うことや、とにかくページを増やすこと、ページタイトルやディスクリプションだけを変えるなどの対策では、成果が出ることは無く、検索エンジンから訪れたユーザにとって本当に有益なコンテンツを作成し続けることが重要です。
具体的なSEOの考え方は以下になります。
すべてのページでキーワードを設定
SEOは闇雲に行っても成果の出るものではありません。
「webサイト全体で集客したいキーワードを設定」し、さらには「コンテンツごとやページごとのキーワードの設定」も行なわなくてはなりません
検索エンジンは、トップページだけを検索結果に紹介するのではなく、webサイトにあるすべてのページを検索結果で紹介してくれるため、必ずすべてのページでキーワードの設定が必要です。
コンテンツの質を意識
ページごとに集客したいキーワードを設定したら、そのページを入口として訪れたユーザにとって、本当に価値のあるページ作りを行う必要があります。
検索エンジンは、検索エンジンユーザにとって、有益なコンテンツを提供しているページを上位表示するため、訪れたユーザ目線で本当に価値の高いページを作成することが重要です。
検索エンジンロボットの巡回を意識
検索エンジンは、検索エンジンロボットを活用し、ホームページにある情報収集を行っているため、検索エンジンロボットがホームページの情報収集を行いやすいような対策が必要です。
簡単に行える検索エンジンロボット対策としては、「ロボットテキストの作成」と「XMLサイトマップの作成と送信」があり、これらは必ず行うようにしましょう。
外部リンクを獲得
外部リンクとは、他のwebサイトからリンクをして貰うことを言います。
この外部リンクは、検索結果の順位と密接に関わっており、質の高い外部リンクを獲得することで、検索順位を大きく上げることが可能です。
外部リンクを獲得すると、なぜ検索順位が向上するかと言うと、「検索エンジンは他のホームページからリンクをされているwebサイトは良いウェブサイトである」と考えます。
また、さらには検索エンジンロボットは、他のウェブサイトからリンクを辿り、インターネットに公開されている様々なウェブサイトを巡回しているため、検索エンジンロボットを集客するためにも、外部リンクの獲得は重要です。
更新頻度を高める
グーグルの使命は、「インターネットにあるすべての情報を整理し、検索エンジンユーザにとって価値のあるウェブサイトを紹介すること」になります。
もし、御社のウェブサイトの最終更新日が、1年前であった場合、そのwebサイトに掲載されている情報は、陳腐化されており、現在では全く役に立たないコンテンツの可能性があるため、グーグルは御社のウェブサイトを検索エンジンユーザに紹介したいとは思ってくれません。
そのため、SEOを考える場合は、必ず更新頻度を意識する必要があり、月に1ページでも良いので、ホームページの更新を行うことが重要です。
ソーシャルメディア
ソーシャルメディアを活用することで、検索エンジンからでは集客できなかった見込み客を集客することが可能です。
ソーシャルメディアユーザの多くは、ソーシャルメディアを活用して、自分が気になる情報の収集を行っているため、ソーシャルメディア内で御社の情報を拡散することで、より多くの見込み客をホームページへと集客することが可能です。
無料ブログ
無料ブログも効果的な集客対策です。
無料ブログは、独自の様々なサービス展開をしており、その中で情報収集を行っているユーザが非常に多いため、無料ブログユーザに対して、御社の情報を発信することで、より多くの見込み客を獲得することが可能です。
但し、無料ブログについては、価値の無い記事を量産したり、むやみに本体サイトへリンクを張ってしまうと、検索エンジンスパムとなるため注意が必要です。
グーグルプレイス
グーグルプレイスとは、グーグルで【ホームページ制作 大阪】などの【サービス名 地域名】で検索を行ったときに表示される地図のことを言います。
グーグルプレイスは無料で登録することができるため、検索エンジンでの露出回数の向上のためにも、必ず登録しなくてはなりません。
効果的なコンテンツ作成
行政書士事務所のwebサイトで、効果的なコンテンツを制作するための考え方をご紹介いたします。
ユーザの知りたい情報をコンテンツ化
検索エンジンユーザが知りたい情報に限定して、ウェブサイトを作成することが効果的です。
もちろん、ある程度ホームページが軌道に乗れば、御社が発信したい情報を加えていくことも効果的ですが、これからホームページを作成するのであれば、即効性の高いウェブサイトとするために、必ずユーザニーズの調査を行い、その調査結果を生かしたコンテンツに限定して作成することが効果的です。
検索エンジンユーザのニーズを調査する方法は、グーグルの広告代理店であるアドワーズが提供するキーワードプランナーを活用することで、キーワードごとの検索回数とその周りにある関連ワードを調査することが可能です。
ユーザ目線でコンテンツを作成
ホームページを作成する際には、必ずユーザ目線で作成しなくてはなりません。
そのページに訪れたユーザが、どのような情報を求めているのかや、どのような情報を見せることで、お問い合わせに繋がるのかを検討しながら、コンテンツを制作することで、非常に成約率の高いウェブサイトとすることが可能です。
ホームページを作成する目的は、訪問者を集客することではなく、見込み顧客を集客し、お問い合わせを獲得することであるため、必ずユーザ目線に立ったコンテンツ作成を意識するようにしましょう。
法律用語はなるべく使わない
御社の見込み客となる方は、法律用語に詳しい方だけではなく、まったく知らない方も多くいます。
そのため、コンテンツを制作する際には、まったく知識が無い方であっても、ストレスなく御社のサービスを理解できるようにしなくてはなりません。
ホームページの運営について
webサイトは作成しただけで成果の出るものではなく、運営の中でコンテンツを新規制作したり、ウェブサイトが抱える問題点を改善していくことが重要です。
SEOの改善
ホームページを公開後に、検索エンジンからの集客力を分析し、SEOの改善を行なわなくてはなりません。
SEO対策は、闇雲に行っても成果の出るものではないため、現状何が問題で検索エンジンからの集客力が足りないのかを調査し、その調査結果を生かした改善を実施することで、より多くの見込み客を検索エンジンから集客することができます。
ホームページの改善
ホームページを公開後に、現状のホームページが抱える問題点の抽出を行い、改善を行うことで、御社の期待以上の成果の出るwebサイトへと成長させることが可能です。
現状のウェブサイトが抱える問題点を発見するためには、アクセス解析の導入が必要で、アクセス解析はホームページの状態を数値データとして提供してくれます。
新規コンテンツの作成
ウェブサイトを公開後に、定期的に新規コンテンツを作成することが重要です。
新規コンテンツの作成は、SEOにとってはもちろん、成約対策としても非常に効果的なものになり、コンテンツを作成する目的を明確にし、その目的を達成できる内容で作成することで、ホームページの成果を飛躍的に向上させることが可能です。
段階的に対策を行うことが効果的
これからホームページを制作する、あるいはこれからwebサイトの運営をしっかりと行おうと考えている司法書士事務所様であれば、これらをいきなりすべて行うことは非常に困難なことかと思います。
そのため、いきなりすべてを行うのではなく、まずは検索エンジンからの集客力の向上を行うや、ソーシャルメディアを効果的に活用するなど、優先順位をつけて対策を行っていくことをお薦めいたします。