セブンデザイン 成果を追求した大阪のホームページ制作会社

  • 2023.11.23

画像がクロール済み - インデックス未登録になった場合の対策法

最近、画像がクロール済み - インデックス未登録になってしまったという相談が増えています。

画像がクロール済み - インデックス未登録なっているホームページは、Googleサーチコンソールの「インデックス作成>ページ」に表示されているデータが登録済みよりも、未登録の方が多くなっていることが大半です。

登録済みよりも未登録の方が多い状態は、SEOで良い状態とは言えないので、そのような場合に行いたい画像のクロール済み - インデックス未登録の改善法を紹介します。

画像がクロール済み - インデックス未登録になる理由

初めに、当社に画像のクロール済み - インデックス未登録が大量発生してしまったというお客さまは、5社ほどいるのですが、そのうち2社の改善に成功していて、100%効果がある対策ではないとご理解ください。

では、なぜ画像がクロール済み - インデックス未登録になるかですが、Googleが画像を見たときに、画像検索に表示させるメリットがないと感じて、クロール済み - インデックス未登録にしており、多くのWeb制作会社やSEO会社が言うのが画像が低品質だからです。

しかし、それ以外にもさまざまな理由があり、ホームページ制作法がそもそも間違えていたや、画像を流用し過ぎている場合、画像の容量が大きすぎる場合なども、クロール済み - インデックス未登録になってしまいます。

このように画像がクロール済み - インデックス未登録になる理由は多くあるのですが、基本的な考え方としては、画像が低品質だからと認識して良いと思います。

では、次に画像がクロール済み - インデックス未登録になったときの対策法を紹介します。

画像がクロール済み- インデックス未登録になったときの対策法

画像にリンクタグがある場合は取る

昨今のホームページ制作は、WordPressの実装が標準ですが、WordPressを実装した場合に、画像をアップロードすると、リンクが設置される設定のケースが見られます。

一般的にはホームページ制作時に、リンクをOFFにする設定を行うのですが、あまりSEOに詳しくないWeb制作会社がホームページを制作していると、ONのまま納品されています。

このリンクをONの状態で画像をアップロードすると、画像だけのページが大量発生してしまい、それらのページは画像しかないので、Googleから低品質だとみなされて、画像がクロール済み - インデックス未登録になってしまいます。

そのため、WordPressでホームページを制作している場合は、Web制作会社に相談をしてデフォルトでOFFにしてもらう、もしフルスクラッチシステム開発の場合は、そのホームページを制作した会社に画像にリンクが付かないように修正してもらえば改善することが可能です。

altを実装する

昨今のホームページ制作の流行りで、画像にaltを入れていないホームページが増えていますが、画像にaltを実装していないと、クロール済み - インデックス未登録が大量発生してしまう可能性が高くなります。

サーチエンジンの画像の解析は年々優れたものに成長していますが、それでも完璧ではないため、丁寧にオリジナル画像を作成していても、altがないと、誤認されてしまい、低品質だと見なされてしまう可能性があります。

そのため、画像をアップロードする際には、必ずaltを実装するようにしましょう。

画像の品質を高める

スタッフブログのアイキャッチ画像などでよく見られますが、意味のない画像をアップロードしている場合は、低品質だと見なされている可能性が高いです。

アイキャッチはページに関連する内容の画像を作成して、アップロードすることが重要です。

また、ここで品質を高めるというのは、誰が見ても素晴らしいと感じる画像である必要はなく、ユーザーがその画像が貼り付けられている理由が分かるものであれば、Googleは高品質だと感じてくれます。

流用を辞める

1つの画像をさまざまなページで利用すると、クロール済み - インデックス未登録になってしまう可能性が高くなります。

実際に、従来のホームページでは、スタッフブログの記事一覧ページにアイキャッチ画像を貼り付け、その画像と同じものがページの上部にも掲載されていることが一般的でした。

当社のホームページもそのようになっているのですが、昨今では、記事一覧ページと記事詳細ページで別のアイキャッチ画像を利用しているケースが増えています。

これは画像の流用がクロール済み - インデックス未登録になるからであり、多くの企業が対策として行っています。

画像容量を軽くする

画像の容量が極端に大きいと、クロール済み - インデックス未登録になってしまいます。

画像の容量が大きくなってしまう原因は、例えばiPhoneやiPadで撮影した画像をそのままホームページで利用する場合などが当たります。

昨今ではスマートフォンやタブレットでも、画像サイズの調整は可能になっているので、必ずサイズ調整だけは行ってアップロードすることで、容量を大きく落とすことが可能になり、クロール済み - インデックス未登録になる可能性を下げることが可能です。

画像のXMLサイトマップを送信

XMLサイトマップとは、各ページのURLが記載されたファイルになり、ページのURLが記載されているXMLサイトマップの他に、画像用のXMLサイトマップも存在しています。

Googleサーチコンソールから画像のXMLサイトマップを送信することで、Googleがその画像を見に来てくれる頻度が高まるので、品質を意識した画像の差し替えを行っていれば、順調にクロール済み - インデックス未登録を減らすことが可能です。

ただし、画像のXMLサイトマップだけを送信しても画像のクロール済み - インデックス未登録を減らした事例はあるようですが、低品質だと判断された画像は、再訪されても低品質であるため、画像の差し替えもセットで行うことが重要と考えています。

番外編でWebPの扱いについて

当社が画像のクロール済み - インデックス未登録について調べていると、表示速度を上げるために画像拡張子をJPGからWebPに変更すると、WebP画像が大量にクロール済み - インデックス未登録になったという事例を見かけます。

この場合の対策法が見えていませんが、大量の画像をJPGからWebPに変更する場合は、301リダイレクトを行うことが安全策だと感じます。

と言うのも、先述している通り、画像の流用はクロール済み - インデックス未登録の原因になり、さらにはファイル名が違ったとしても、Googleの画像解析は年々凄くなっているので、同じ画像であると認識されています。

このようにファイル名が違っても同じ画像をアップロードすることはリスクになり、WebPに変更する際には、301リダイレクトを適切に行うようにしましょう。

画像のクロール済み - インデックス未登録はドメインの影響の可能性

2024年2月の追記です。

当ページを公開してから、上記の対策を行ったけど、画像のクロール済み - インデックス未登録が治らないという問い合わせを5件ほどいただきました。

当社が上記で紹介した対策は、制作実績のホームページで、数社が改善された事例になっており、実は、当社のホームページでも上記対策を行っても、画像のクロール済み - インデックス未登録がなくなっていません。

当社では、もともとフリー画像を利用していることが原因だと感じて、デザイナーにオリジナル画像を作成してもらい、webpではなく、jpgでアップロードしなおしましたが、一向に画像のクロール済み - インデックス未登録が解消されませんでした。

そのため、当社が行った対策は、スタッフブログの画像をすべて削除する対策になり、画像がクロール済み - インデックス未登録になっても、ページのSEOには影響がないそうですが、クロール済み - インデックス未登録のリストを見るときに、見落としが発生する可能性があるので削除をしています。

また、もう一点の対策としては、スタッフブログなどの場合に限りですが、大切な画像であれば、Twitterにアップロードをして、外部リンクを行うことで、ユーザーに画像を閲覧してもらうことが可能です。

大量に画像がクロール済み - インデックス未登録になると、ホームページ全体の画像がクロール済み - インデックス未登録になるので、ドメインが影響しているのかもしれません。

ただし、ドメインが影響をしているかもしれませんが、ドメイン変更をしても必ず改善されるものではないので、改善されなくてもドメイン変更にメリットがある場合のみに行うようにしましょう。

まとめ

画像がクロール済み - インデックス未登録になった場合の対策法を紹介しました。

上記は、当社のこれまでの経験から紹介している内容になっており、5社から相談を受けて、うち2社は、上記の対策で、クロール済み - インデックス未登録を解消しています。

画像がクロール済み - インデックス未登録になるケースは、ホームページに掲載しているほぼすべての画像がなっていると感じられるので、SEO効果が出しづらいホームページであると言えます。

画像のクロール済み - インデックス未登録でお困りの方の参考になれば幸いです。