- 2022.06.26
グーグル曰く【近くの〇〇】検索が急増中
2015年と思いますが、グーグルが【近くの〇〇】で検索するユーザーが倍増したと公表しました。
そして、最近もツイッターで、当ワードで検索するユーザーを集客する重要性を投稿しています。
ホームページ制作会社として、本当にユーザー数が多いのか、クライアントメリットは何か、多いならどう対策をすべきかを検討してみました。
近くの〇〇で調べるとき
グーグルは【近くの〇〇】で検索するユーザーが一気に増えたと発言をしています。
実際に、私個人としては、そんな検索をした記憶がありませんし、最初に見たときには結構本当か?と思ったのが正直な感想です。
ただ、詳しくグーグルの公表を見ていると、どうやらスマートフォンユーザー数が増えるに連れて比例して向上したと発言しています。
確かに、スマホであれば、梅田で喫茶店を探しているときに、一般的なページやグーグルマップで【近くの喫茶店】で検索する人もいると思います。
このようにBtoC企業の場合で来店を目的であれば、効果が出るのかもしれないと思いましたが、BtoB企業ではいらないというのが正直な感想でした。
しかし、実は当社に流入がありました。
ある東大阪にあるクライアントのウェブマスターですが、社長命令で、ホームページを制作しろと言われていました。
そして、大阪市都島区に取引先がすでにいて、せっかく市内に来たのだからという理由で、【近くのホームページ制作会社】と検索したそうです。
そこで当社が1位に表示されていたため、飛び込みで来社されました。
グーグル曰く、この検索法を利用するユーザーは、かなり来店率が高く来店をするユーザーは50%程度だと公表がありました。
もちろん、BtoC企業よりも圧倒的に少ないとは思いますが、ホームページ制作会社であっても、1件でも案件が獲得できるなら非常に重要なキーワードであると思います。
そのため、対策法が難しければ、狙うべきではないと思いますが、それほど難しいものではないため、意識をすれば必ず上位表示が可能になります。
近くの〇〇で検索するユーザーの対策法
具体的に、どんな対策が必要かを紹介します。
一般論では、普通にユーザー目線でホームページを制作して運営、すなわちSEOの実施で上位表示が可能です。
SEOに最適化されたホームページ制作
当社では一般的ですが、SEOを意識したホームページ制作は重要で、以下を検討します。
- サーチエンジンを意識したサイト構成
- ウェブ標準でのコーディング
- サーチコンソールの実装
- 更新可能コンテンツの作成
昨今のSEOでは、ホームページ制作法よりもコンテンツの品質とボリュームの方が重要です。
ただ、SEOに最適化したホームページを制作することで、1記事の作成をしたときの順位を高める効果は高いと思います。
このサーチエンジンを意識したホームページ制作法には、正解はなく、今持っている知識で最適解を実施することが重要です。
ユーザーに役立つコンテンツ
ホームページ制作はもちろん、運営時に作成するページもそうですが、本当に訪問者目線のコンテンツ作成を意識しましょう。
昨今のグーグルやヤフージャパン、マイクロソフトビングは、どのように判断をしているかは不明ですが、ユーザーフレンドリーなコンテンツでないと上位ランクに表示してくれません。
さらに、当社のホームページ制作経験で言えば、最近はSEOライティングなどのテクニック依存はまったく意味がなく、ユーザーに有益な情報を提供しましょう。
単に情報量やタイトルタグに対して、詳しいコンテンツだけではなく、読みやすさや理解のしやすさも重要な要因です。
少しだけキーワードを意識した投稿
ホームページ制作時は、それほど意識しなくても良いですが、更新で新規ページ作成を行う際には、少しだけキーワードを意識します。
ここで意識すべきキーワードは、当社を事例にすると、【ホームページ制作】と【大阪】、【都島】の3つです。
スマホで【近くのホームページ制作会社】と検索すると、IPアドレスから大体の位置が分かり、都島ならその地域の業者がリストアップされ、その中で重要サイトが上位表示されます。
そのため、更新時にタイトルタグに含めたり、見出しに含めることにより、単語の強調が可能になり、上位表示を実現できるようになります。
ちなみにですが、【近くの】というキーワードは意識する必要がありません。
MEO対策
ローカルSEOの一環で、地図検索での上位表示を狙うMEOを実施することが重要です。
このMEOは、一般的な対策法で、SEOよりも競合他社数が少ないため、難易度が低いと言われていて、実際にクライアントも成功している企業が多いです。
具体的に何を行うかは以下になります。
- 登録内容を完璧で正確な情報に
- 画像のアップロード
- 投稿
- 価値のある被リンク
他にも価値のある口コミを増やす対策がありますが、そこまで実施される実績企業は少なく、上記4つの対策を全力で閲覧者目線にすれば、必ずMEOは成功します。
適切なホームページ制作で近くの〇〇を集客
上記が対策法になるのですが、すなわち上位表示を狙う特効薬は普通にホームページを制作し、運営することになります。
それほど難しいものではなく、SEOを一切考えずに、公開後に運用すれば誰でも狙える範囲です。
もちろんウェブマスターは上位ランクに入ることが目的でも良いですが、昨今のSEOでは本当にテクニックを使う企業ほどランキングが上がることはないです。
そのため、上位表示を狙う方は、テクニックではなく、訪問者目線で公開をして、運営を継続することに全力で取り組みましょう。
そうすれば、サーチエンジンが評価してくれれば、自然と上位表示が可能になります。