- -SEO
- 2022.06.21
作業量は重要だが闇雲なページ作成は絶対に検索順位が上がらない
ホームページを制作後、最近はあまり言われないようですが、100ページを作成することが大切だと言っていた時期がありました。
ただ、現在弊社のホームページ制作においては、多くの場合が、100ページ作成が大切だと言っていて、もちろん調査をした結果になっています。
では、100ページを作成すれば必ず効果が出るかと言うと、実は質が低いページであると検索順位はもちろん成果も向上しないのです。
100ページの根拠
弊社がホームページ制作時に提案する作成ページ数は、すべてのホームページで100ではありません。
SEOは基本的にはライバルサイトとの競争です。
そのため、ライバルよりも狙ったキーワードに関連するページ数が多ければ多いだけ上位に表示されるようになります。
では、この調査をどのように行うかをご紹介します。
その方法はグーグル検索で【site:トップページアドレス】で検索をすると、そのドメイン内にあるページ数をどれくらい認識しているかが検索結果に表示されます。
ここでは、狙ったキーワードは関係が無く、総ページ数としてカウントします。
次に、【site:トップページアドレス "キーワード"】で検索を行います。
そうすると、そのドメイン内にキーワードに関連するページ数が表示されます。
この調査を上位表示をしたいキーワードで1位から10位のホームページすべてで行ってみましょう。
このときの平均値がお客さまが狙うべきページ数になり、この数値が大体ですが、100や150になってくるのです。
恐らくですが、昔のSEOでホームページを制作したら、100ページを作成しましょうと言うのが流行っていた時期がありました。
その影響で、100になってくるのではないかと思います。
グーグルはURLで認識
グーグルはURLで認識します。
そのため、URLが変更されたり削除されることは非常にリスクが高いものになっています。
ただ、上記の調査については、実はURLを変更したり削除してもすぐに反映されるものではありません。
そのため、上記調査は100%正確ではないと理解をしましょう。
ただ、現在のWebサイト制作会社は、クライアントさまに、作成したURLをなるべく、利用し続けることを推奨しているので、大半は正確な数値になっていると思われます。
一応頭に入れておくことで、もし100ページを作成した後効果が出なかったときに再調査を行うきっかけになります。
ちなみに削除されたURLは、2,3ヶ月くらいだと思いますが、時間とともに検索結果に出てこなくなります。
質を意識していないと意味がない
そしてこの100ページを作成する際に、注意いただくことは質の高いページを作成することが大切です。
単純にURLの数、すなわちページ数が多いだけでは、現在の検索エンジンが評価をしてくれることは絶対にありません。
現在の、グーグルやヤフージャパン、マイクロソフトビングは、認識後に質を確認して、もし質が低ければ、評価をしないのです。
さらに現在のグーグルでは、検出 - インデックス未登録やクロール済み - インデックス未登録というデータを出していて、これにリストアップされると検索結果に出てきません。
当然インデックス未登録になるので、SEO効果が恐らくないと思われます。
このように現在のホームページ制作後のSEOでは、インデックス未登録にならないように、しっかりと質を意識していく必要があるのです。
ではこの質を高めるにはどうすれば良いでしょうか。
質を高めるポイント
質を高めるには、以下点を理解してサイト運営を行いましょう。
現在できる最高の質で良い
質が高いと言っても、プロライターが書いたり、ベストセラー小説家のような文章である必要はありません。
今現在でできる最高の質の原稿作成であれば良いのです。
そのため、基本的には質を意識していただくようにしますが、さらにもう一点丁寧な文章にしましょう。
これについてはそこまで意識をする必要はありませんが、例えば、句読点や文章の最後にですやますなどを利用する際には、少しだけ注意が必要です。
急いで書いた文章はすべてがですになったり、句読点がまったくなかったりするので、これは問題ありだと思われます。
そのため、クライアントさまができる、本当にユーザーのための質であれば、グーグルも高い評価をしてくれます。
そのページの重要キーワードを理解
現在の検索エンジンは、ホームページ全体の評価もしていますが、個々のページでも評価をしています。
そして、実は重複コンテンツ、すなわち類似を非常に嫌う傾向があり、この類似を避けるためにも、しっかりと個々のページで上位表示キーワードを定めましょう。
もちろん意識するだけではなく、そのキーワードを過剰には駄目ですが、なるべく利用することが大切です。
そうすることで、検索エンジンに対して、このキーワードが重要であるとアピールができるので、よりSEOに効果を発揮できるようになります。
実際に弊社のホームページ制作実績の企業さまでは、この意識だけでSEOで成功させているくらい重要になっています。
目標をクリアーしてもまったく効果がでないとき
100ページを作成しても、ライバルに勝てない場合、さらに言えばライバルよりも多くサイト運営を行っている場合は、90%程度が質の問題になっています。
そのため、100ページを作成してくれと言われたとしても、もし実行し完了しても、質が低いと効果が出ることはありません。
現在のSEOは非常に質にこだわって来ていたり、関連性を意識しているので、しっかりと質を意識したサイト運営を行うようにしましょう。
また念のために。
目標を到達しなかった場合に成果が出なければ、新規作成を止めてでもリライトを行うようにしましょう。
もちろんどこがリライト対象になるかは不明です。
ただ、SEOでマイナス評価を受けている可能性があるページがあるので、そのマイナスを0にするだけでも実は検索順位が上がる可能性があります。
そのため、自分でホームページ全体を一度読み直してみて、問題がありそうな箇所をリライトし続けることで、必ず効果が発揮されます。
もちろん、新規作成は一時的に止めてもいいですが、リライト作業との平行作業が良いと思います。
ホームページ制作は質
現在のSEOにおいては質が非常に重要になっています。
そのため、ホームページを制作する際には、必ずお客さまも質を意識するようにしなくてはなりません。
この質については、ユーザーのための質とSEOのための質の2つがあるのですが、両方を最大化できるようにしましょう。
ユーザーのための質は、そのホームページを見たときに、自分がどう感じるかだけが判断基準になります。
ただサイト運営中においては、グーグルアナリティクスなどのアクセス解析を見て、ユーザーの導線を見ればある程度は質について把握が可能です。
SEOの質は、非常に難しく、グーグルは一切質について教えてくれません。
ただ、質が大切だと言っていて、その質はこれまでのホームページ制作経験で言えば、類似がない、キーワードを意識していることだと思います。
実際に類似がなく、キーワードへの意識を行うだけで、ホームページ制作実績の企業さまは成果を発揮しています。
これからサイト運営を行われる方は、ページ数ももちろん大切ですが、質があり気であると理解をして継続しましょう。