- 2024.01.21
ホームページの404 Not Foundとは?エラーの意味や解決法
ホームページの404 NOT FOUNDとは、訪問者やサーチエンジンの自動巡回プログラムのクローラーが存在しないページにアクセスした場合に表示されるページです。
404 NOT FOUNDが多いホームページは、ユーザーエクスペリエンスが低下してしまい成果を出しづらくなっているので、解決が必要な場合は適切な対応が求められています。
当ページでは、404 NOT FOUNDの意味や解決法について紹介します。
ホームページの404 NOT FOUNDとは?
ホームページの404 NOT FOUNDとは、訪問者やサーチエンジンのクローラーが、存在しないページに訪問したときに表示されるページのことを言います。
404 NOT FOUNDには、いくつかのポイントが存在しているので、それぞれについて解説します。
Google曰く404 NOT FOUNDとSEOは関係がない
Google曰く404 NOT FOUNDとSEOは関係がないそうです。
ホームページを運営していれば、不要なページや画像は発生するものになるので、404 NOT FOUNDがランキングに影響を与えてしまうと、多くのホームページでページや画像を削除しなくなってしまい、ユーザーの役に立たない古い情報のページが検索結果に表示されてしまいます。
そのため、原則404 NOT FOUNDとSEOは関係がなく、ユーザーの役に立たないページや画像を削除して、ユーザーフレンドリーなホームページへと成長させることの方が、高い検索順位を獲得できます。
過剰に404 NOT FOUNDが多いとSEOに影響が出る
404 NOT FOUNDがSEOに関係がないと言っても、過剰に404 NOT FOUNDが多いホームページは検索順位が下がる可能性が高いです。
404 NOT FOUNDがあることが問題ではなく、大量にページを削除した結果、サーチエンジンからホームページのユーザーエクスペリエンスが低下したと判断され、検索順位が落ちてしまいます。
そのため、過剰にページや画像を削除するのではなく、まずはリライトができないかを検討して、リライトが無理なページは、関連ページへと301リダイレクトを行い、残ったページだけを削除することが重要です。
404 NOT FOUNDになっているページの発見法
Googleサーチコンソールから
ホームページ制作後に実装しているGoogleサーチコンソールから404 NOT FOUNDを確認できます。
Googleサーチコンソールにログインをして、インデックス作成>ページを確認すると、見つかりませんでした(404)という項目があります。
項目名をクリックすることで、サーチエンジンから404 NOT FOUNDと認識されたページのURLのリストを確認することが可能です。
また、設定>クロールの統計情報>レポートを開く>見つかりませんでした(404)にも、404 NOT FOUNDのURLのリストが表示されていますが、こちらにリストアップされたURLは、サーチエンジンから重要ではないと判断されているので、ウェブマスターが対策を行う必要はありません。
アクセス解析ツールから
アクセス解析ツールで、アクセスがあったページのリストを表示させ、すべてのページを確認する方法もあります。
小規模サイトであれば、アクセス解析ツールからも404 NOT FOUNDを発見することができますが、ページ数が多いホームページだと現実的ではありません。
そのため、404 NOT FOUNDの解決に取り組んでいるホームページは、まずはGoogleサーチコンソールの修正を行って解決ができた後、アクセス解析ツールを利用するのが良いでしょう。
ただし、アクセス解析ツールが示すのは、アクセスがあったページのリストになり、サーチエンジンやブラウザのお気に入り、外部サイトからのリンクを使った訪問者数が多いページになるので、404 NOT FOUNDになっていれば、なる早での対応がおすすめされます。
404 NOT FOUNDになってしまう主な原因
外部サイトからの被リンク
ホームページに存在しないページにリンクが行われていると、404 NOT FOUNDになります。
サーチエンジンはリンクを使って、さまざまなページやホームページを確認してるので、間違えたURLでリンクを貼られてしまうと、404 NOT FOUNDになります。
ページや画像を削除
ホームページのページや画像を削除すると、404 NOT FOUNDになります。
作成していないURLではなく、過去に作成したページを削除した場合に404 NOT FOUNDになります。
404 NOT FOUNDの解決法
オリジナルの404 NOT FOUNDページを作成
404 NOT FOUNDが多いホームページは、ユーザーエクスペリエンスの低下から検索順位が落ちる可能性があります。
さらには、他サイトからリンクをされている場合に、404 NOT FOUNDページが表示されると、ユーザーは求めているページを探してくれることは滅多になく、基本的には離脱してしまいます。
SEO効果と訪問者の離脱を最小限に抑える方法として、オリジナルの404 NOT FOUNDページを作成しましょう。
オリジナルで404 NOT FOUNDページを作成していないと、サーバー会社が用意している404 NOT FOUNDと書かれているだけのページが表示されてしまいます。
これでは、ユーザーはページが存在していないことは理解ができても、他のページへと移動することができないので、ページが存在しないことを打ち出し、主要なページへの内部リンクやサイト内検索を配置したオリジナルの404 NOT FOUNDページを作成しましょう。
301リダイレクトが基本的な解決法
404 NOT FOUNDになっているページの解決策として、Googleも推奨しているのが、関連ページへと301リダイレクトを行うことです。
存在しないページにリンクが張られている場合は、正しいページへと301リダイレクトを行いましょう。
また、自分でページを削除した場合には、関連ページがある場合は、そのページへと301リダイレクトを行います。
ホームページに関連ページがない場合は、404 NOT FOUNDのままにしましょう。
関連性を気にせずに、上位表示を狙っているページに対して、301 リダイレクトを行ってしまうと、逆に検索順位を落としてしまうので注意が必要です。
URLの復活
当社のホームページ制作では、301リダイレクトの数を減らすことにも注力しています。
理由は、301リダイレクトはサーチエンジンの判断で関連性を見ていて、ウェブマスターが関係すると思っていても、サーチエンジンが関連性がないと判断すれば、マイナス評価になる可能性があります。
そのため、301リダイレクト数を過剰に増やさないために、削除したページと同じURLを利用して、同じテーマで新規ページ作成を行うことも推奨しています。
その際には、削除したページと同じテーマであることが大切で、異なるテーマで記事を作成すると、サーチエンジンが混乱してしまう恐れがあり、検索順位が下がってしまいます。
まとめ
ホームページの404 NOT FOUNDを紹介しました。
404 NOT FOUNDは、過剰に多くなければSEOでマイナス評価はありません。
ただし、過剰に多いと、ホームページのユーザーエクスペリエンスが低下してしまい、SEO効果を落とす可能性があり、適切な解決法を行うようにしましょう。
404 NOT FOUNDでお困りの方の参考になれば幸いです。