- 2023.05.24
平均閲覧ページ数を改善してホームページから成果を出す方法
ウェブマスターはホームページの成果と密接な関係にある平均閲覧ページ数を確認していますか?
ホームページは、1ページで完結するものではなく、複数ページを閲覧して初めてユーザーはニーズを満たすことができるので、成果が出るホームページでは、平均閲覧ページ数が重要な指標になります。
当ページでは、平均閲覧ページ数とは何かや、目標の定め方と高め方を紹介します。
平均閲覧ページ数とは
平均閲覧ページ数とは、ホームページの訪問者が、平均で何ページを見ているかを示す数値で、計算方法は、「総ページビュー数÷総訪問者数」で算出することが可能です。
ホームページは、1ページで完結することは滅多になく、成果に繋がるアクションを行う方は、必ず複数ページを閲覧しているので、ウェブマスターは平均閲覧ページ数をどうやって増やすかを考えることが大切です。
平均閲覧ページ数が少ないホームページというのは、訪問者に、もっとこのホームページで情報を得たいと思わせることができておらず、すなわちユーザーが成果に繋がるアクションを起こしづらい状態になっています。
そのため、ホームページを制作して高い成果を実現するには、平均閲覧ページ数の向上が重要になっており、ウェブマスターは定期的に平均閲覧ページ数の確認と改善を行わなくてはなりません。
平均閲覧ページ数の目標を定める方法
ホームページ制作時は5ページを目標に
ホームページ制作時に、目標平均閲覧ページ数を定める場合は、5ページと定めましょう。
目標平均閲覧ページ数がなぜ5ページになるかというと、問い合わせまでに何ページ必要になるかを考えているからです。
一般的なコーポレートサイトで成果を実現するためには、「入口ページ→問い合わせ→内容の確認→サンクスページ」と最低でも4ページが必要です。
そしてホームページは、1ページで完結するものではないので、「入口ページ→サービスページ→問い合わせ→内容の確認→サンクスページ」と考えると5ページになります。
ネットショップであれば、もう少し多くの目標平均閲覧ページ数を定めなくてはなりませんが、自社のホームページの状況に合わせて変更することをおすすめします。
運営の中で今よりも平均閲覧ページ数を増やすことを考える
ホームページ制作時に定めた平均閲覧ページ数は、運営の中で増やしていくようにしましょう。
昨今では、ホームページの種類によっては、メールフォームではなく、電話での問い合わせも増えているので、5ページであったとしても、達成できないホームページは多くあると思います。
そのため、ホームページ制作時は、5ページと定めても、運営の中で平均閲覧ページ数を算出して、先月よりも今月のほうが0.1ページでも向上するようにサイト全体の改善を継続することが大切です。
ホームページから成果を出す方法は、さまざまありますが、平均閲覧ページ数が増えたホームページは、ほぼ間違いなく、成果数を飛躍的に伸ばすことに成功しています。
平均閲覧ページ数の高め方
魅力的なコンテンツの作成と適切な内部リンクの設置
平均閲覧ページ数を増やすためには、魅力的なコンテンツの作成と適切な内部リンクの設置が高い効果を発揮します。
ページを閲覧しているユーザーが、気になる単語や文章があった場合に、その内容に特化して解説しているページへと内部リンクを行うことで、訪問者は自然と内部リンクをクリックしてくれるので、平均閲覧ページ数を伸ばすことが可能です。
また、コンテンツが低品質だと、どんなに魅力的な内部リンクであったとしても、ユーザーはリンクをクリックしてくれることはないので、各ページの内容に沿った良質なコンテンツを作成しましょう。
1度の改善で高い効果を出すことは難しいですが、サイト運営の中で継続して実施することによって、少しずつ平均閲覧ページ数を伸ばすことができます。
直帰率の改善
平均閲覧ページ数を伸ばすための効果的な対策法として、直帰率の改善があります。
直帰とは、入口ページだけを見て離脱したユーザーになっているので、それらのユーザーは、平均閲覧ページ数が1ページになっています。
サイト全体で直帰率を減らすことで、平均閲覧ページ数が1ページだった訪問者が2ページや3ページ見てくれるようになるので、一気に平均閲覧ページ数が向上します。
平均閲覧ページ数を高めるために、魅力的なコンテンツを作成したり、内部リンクを設置することよりも、直帰率を改善することの方が難易度は低くなっているので、初めてホームページの平均閲覧ページ数を増やしたいとお思いの方であれば、直帰率の改善に取り組みましょう。
まとめ
平均閲覧ページ数は、ホームページの成果と密接にかかわっています。
ホームページは、1ページで完結することは滅多になく、複数ページを見て完結するものであるため、平均閲覧ページ数を増やすことは、ホームページの成果において重要な指標になっています。
ホームページから成果を高めたいとお考えの方の参考になれば幸いです。