- -MEO
- 2022.05.05
クロール済み - インデックス未登録の解決法
クロール済み - インデックス未登録とは、グーグルサーチコンソールのカバレッジ>除外に表示されるステータスです。
クロール済み - インデックス未登録にリストアップされたページは、グーグルの検索結果に表示されません。
せっかく苦労して作成しても、まったく検索結果から訪問者を集客できなくなり、SEOをしているホームページでは大きな問題になります。
そのため、なるべく早く改善したほうが良いのですが、具体的にどのような対策を行えば改善されるかは、グーグル自体も公表していないため不明です。
そこで、弊社はもちろん、ホームページを制作した会社において、クロール済み - インデックス未登録を大幅に減らすことができましたので、その解決法をご紹介いたします。
ただし、すべてのホームページで必ず解決されるとは言い切れないので、自社の状況に合わせてカスタマイズしてご活用ください。
クロール済み - インデックス未登録とは
クロール済み - インデックス未登録とは、グーグルサーチコンソールのカバレッジ>除外に表示されるステータスです。
クロール済み - インデックス未登録にリストアップされると、グーグル検索に表示されないため、苦労して作成したページがまったくSEOで無意味なページになります。
どういう状況かと言うと、クロールはURLは知っているけれども、検索結果に表示されない状況になっています。
そのため、もちろん、中身も見てくれているのですが、見たうえで検索結果に表示する価値がないと判断されています。
実際に、ホームページを制作した会社の中でも、意欲的に改善されるケースもございます。
しかし、放置されているケースもあり、放置してしまうと、増加し続けてしまい、ひどい場合は7割以上のページがリストアップされてしまいます。
ただし、現段階で言えば、実はそれほどSEOで影響がございません。
もちろんリストアップされてしまったページは、検索結果に表示されないので、そのページ自体の検索からの集客数は0になります。
しかし、関連するページの上位表示対策には一切影響がないので、SEOスパムではなく、単純に検索結果に表示されないだけになります。
万が一、該当ページが検索からの見込み顧客を想定しないのであれば、それほど焦って対策を行う必要がないと思います。
ただし、結局のところとしては、グーグル次第になると思います。
そのため、来年にSEOスパムと認識されれば、制作したホームページ全体のSEO効果が落ちてしまうので、改善を意識しておくようにしましょう。
グーグル公表の原因
このクロール済み - インデックス未登録は、Googleポリシーオフィスアワーでも何度か取り上げられていて、制作したホームページの構造上の問題とのことです。
ワードプレスでホームページを制作するのに問題があるのかや、さらにはホームページ制作前に作成したサイト構成になにか問題があるのかと悩んだ時期がありました。
しかし、そうではなく、Googleポリシーオフィスアワーでは、ユーザーにとって分かりづらいサイト構成や、ソースコードの記述ミスが問題と公表していました。
そのため、現在は、ホームページを制作する際には、SEOではなくユーザー視点でサイト構成を作成しています。
さらに、HTMLの問題点発見にMarkup Validation Serviceを、CSSの問題点発見にCSS Validation Serviceを利用しています。
また、念のためにですが、グーグルが提供するPageSpeed Insightsを利用し、表示速度も意識をして、弊社の責任でクロール済み - インデックス未登録が発生しないようにしています。
しかし、実際の話として、構造上の問題を解決するだけでは、0にはできません。
構造上に問題がないホームページを制作した後、クロール済み - インデックス未登録が発生した場合の解決法をご紹介いたします。
具体的な解決法
弊社とホームページ制作実績の会社に行った対策法をご紹介します。
この対策法を行った結果としては、弊社の結果ですが、上記のキャプチャー画像であり、着実に少しずつクロール済み - インデックス未登録を減らすことに成功しています。
また、上記は弊社の例ですが、お恥ずかしい話、ホームページを制作した会社の方が、クロール済み - インデックス未登録を減らすことに成功しています。
特に成果を出したのが、ホームページ制作実績のピュアネットワークで、検出 - インデックス未登録も含めて0件になっています。
検出 - インデックス未登録については、当ページの最後に紹介しています。
リライト
もっとも効果的なのがリライトです。
このリライトでは、単に、2,3行のテキストを追加ではなく、以下のルールを定めています。
- 80%以上はリライト(一新が基本)
- リストアップされていないページも改善
- タイトルタグとメタディスクリプションを含める
上記がルールであり、クロール済み - インデックス未登録の数を減らそうと思ったら、各ページを一読してみます。
そして、情報が古い場合や、読みづらいと感じたページのタイトルタグやメタディスクリプションも含めて一新をベースに行っていただいています。
なぜ80%以上と言っているかと言うと、情報が古いページをリライトしたら、リライト前と同じ文章を書いてしまうケースがございます。
しかし、ここまで気にしてしまうと、作業が進まないので、そこは気にしなくても良いと思っています。
ただし、だからと言って、コピーペーストは絶対に駄目で、オリジナルで作成している中で、同じ文章であっても仕方がないと言う意味になります。
また、当然の話ですが、ホームページ制作で作成したページも対象になります。
さらに、リライトの際には、とにかく文字を書けば良いと考えるのではなく、しっかりとユーザーのためになるリライトを行うようにしましょう。
内部リンク
リライトを行う際に、もう一点意識いただきたいのが、内部リンクの設置です。
この内部リンクは、本当に関連するページがある場合は、リンクを貼るようにして、関係が無い場合に無理やり行う必要はございません。
あくまで目安ですが、内部リンクを設置してくださいと提案したら、いくつ貼ればいいの?と言われるケースがあるので、1ページに0から3つまでで設置をお願いしています。
ただし、同じページに貼っても意味がないので、3つを設置する場合は、異なるページへの内部リンクとしなくてはいけません。
グーグルは1ページに同じページへの内部リンクが2つ以上あっても1つとして認識してしまうので、まったく意味がない対策なのです。
解決法が不明な例
上記が、弊社やホームページ制作実績の会社に改善法として提案をし、そして実際に解決された対策法になります。
しかし、実はお恥ずかしい話、以下でご紹介するケースについては改善法が明確に分かっていません。
トップページ
ホームページ制作実績の会社や弊社では、トップページがクロール済み - インデックス未登録になったケースは見られません。
しかし、情報収集を行っていると、まれにトップページがクロール済み - インデックス未登録になったという情報を目にします。
弊社が把握している改善法は、どのページが改善できているかが不明です。
そのため、ホームページ全体として数を減らすことはできますが、トップページだけを急ぎ改善ということはできません。
現状ではそのような例はございませんが、今後もしあったとしても、上記の具体的な解決法で紹介したリライトと内部リンク以外は提案ができなくなっています。
しかし、もちろん急ぎ改善はできませんが、恐らく上記のやり方でもいつかは改善できると思います。
万が一トップページがリストアップされてしまったら、時間がかかるけれども地道にリライトと内部リンク数を増やすようにしましょう。
rssやfeed
よく紹介されている事例でrssやfeedがクロール済み - インデックス未登録になったという例も見ます。
弊社やホームページ制作実績の会社では、幸いなことにrssやfeedがリストアップされていないため、詳しい改善法は分かりません。
しかし、rssやfeedは別に検索結果に出てこなくても問題がないと思いますので、早急な対応は必要ないと思います。
無料ブログで大量発生
実際に弊社やホームページ制作実績の会社で多いのが、無料ブログで大量にクロール済み - インデックス未登録が発生してしまうケースがございます。
このクロール済み - インデックス未登録は、上記の対策では十分ではなく、改善のためにリライトと内部リンク数を意識していますが、なかなか改善できていません。
ただし、1点だけ改善方法とは言い切れませんが、減少傾向にある対策があり、それは1記事あたりの文字数を増やす対策です。
ホームページ制作実績の会社の事例で言うと、大体ですが、1記事あたり1,000文字前後が多いのですが、それを1,500や2,000にすれば、多少減少が見られています。
ただし、この対策も成果が出る会社もあれば、出ない会社もございます。
恐らく無料ブログの場合は、無料ブログドメイン内にさまざまなテーマが存在しているため、そのような現象が起きていると思われます。
そのため、現状では無料ブログで大量発生した場合の改善法が見えておらず、提案としては、地道にページ数を増やすようにお願いしています。
意味のない対策
クロール済み - インデックス未登録の情報収集を行っているときに、見た対策法の中で、効果がない対策をご紹介します。
URL検査
確か、2021年5月ごろだったと思いますが、該当ページをグーグルサーチコンソールのURL検査をし続ければ改善できるとツイッターで話題でした。
行い方としては、クロール済み - インデックス未登録にリストアップされたページを1日に1回送信していれば、2ヶ月もすれば改善できるという内容になっていました。
実際に、この対策を試してみましたが、残念ながら3ヶ月続けても改善されませんでした。
クロール済み - インデックス未登録は、ページを見たうえで、検索結果に表示する価値がないと判断されています。
そのため、どんなにクロールリクエストを行たっとしても、効果があるとは思えないので、なるべく辞めておいた方が良い対策です。
URLの変更
URL検査の次に、話題になっていたのが、URLの変更です。
このURLの変更は実際に試したことがあるのですが、いたちごっこと思います。
クロール済み - インデックス未登録になったのでURLを変更しても、次のURLでもクロール済み - インデックス未登録になってしまいます。
またさらには、グーグルサーチコンソールはリアルタイムで更新されていないため、URL変更前のページもリストに残ってしまい、データが非常に閲覧しづらくなってしまうのです。
そのため、URLの変更についても、効果がないと思いますので、あまり行わない方が良いと思います。
ページの削除
最後に、クロール済み - インデックス未登録は、グーグルが無視しているページなので、削除かnoindexにして、新たなページを作成すれば良いという情報もございました。
この対策は絶対に辞めたほうが良い対策です。
実際に、試してみたのですが、削除をしてもnoindexをしても、関連するページの検索順位を落とすだけの結果になっていました。
もちろん、不要なページであれば、削除やnoindexを行っても良いとは思いますが、リストアップされているからという理由では絶対に行ってはならない対策になっています。
検出 - インデックス未登録もある
上記がクロール済み - インデックス未登録の改善法になります。
ホームページ制作実績や弊社のホームページでは、基本的にはリライトと内部リンク数の向上で、大きく減らすことに成功をしています。
そしてグーグルサーチコンソールのカバレッジ>除外に表示されるステータスには、もう一つのインデックス未登録があり、それは検出 - インデックス未登録になります。
この検出 - インデックス未登録では、上記のリライトと内部リンクの充実でも改善ができるとは思います。
しかし、別の効率の良い改善法があるので、もしご興味がございましたら、上記リンクから、検出 - インデックス未登録の改善法のページも併せてご覧ください。